遊びをせんとや

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シンプル入学式

2017-04-09 13:01:41 | 日々のあれこれ
京大院の入学式に参列

まずは、会場みやこめっせの正面のモニュメント
アルミ彫刻作家、清水九兵衛作の、朱色の作品 
 




その名も「朱鳥舞」だそうだ。
陶芸家の作品なのだと思ったのだけれど清水九兵衛氏は陶芸家清水六兵衛氏のお父様だそうだ。

その前によくインタビューの時に立ててあるチェックの看板に京都大学の名前。

その前でまず写真撮影のために並ぶ。もう少し行くと立て看板があるのでそこでも並ぶ、、、。

並ばないで会場へ。

優に5000人は入るような大きなキャパ。

学生と保護者席は分かれているが、その中は自由席、金屏風。

開始数分前に京都大学交響楽団の演奏。

演奏はピッタリ演奏は2時に終わり、総長のご挨拶。

これがよかった。京大出身の岡 潔氏の「春宵十話」を題材に。

岡潔さんて天才的な数学者なんだ!
私は哲学者だと思ったいた。たぶん家に「春宵十話」があるはず。
読んだはず、、、。

総長さんのお話によると30代で農業生活に入り、思索に没頭。
数学の超難しい理論を打ち立てた元は「情緒」だそうだ。

いいお話だった。
ちなみに午前に行われた一般学生の祝辞はボブ・ディランの「風に吹かれて」の一説をを歌われたそうだ。

なんて素敵。

昨年の一般入学式ではポールエリュアールの「自由(リベルテ)」の詩を引用されていた。

ホームページに上がってました。それも素敵。

ご自身、山極寿一先生、ゴリラの研究の第一人者でその研究の一部にも触れられていた。

見た目もかっこいい。



あくまでもミーハーな私。

ものの20分で式典はあっさり終わった。

お話は総長さんの本当に中身のある話だけだった。

きっと日本で一番短い、シンプルな入学式だった。

何事も経験。


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