遊びをせんとや

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オークションで手にいれた帯と収納の見直し

2024-05-20 07:50:36 | 着物
なかなかリサイクル店で気に入った夏帯がないのでオークションを覗いてみることにした。
結構安値から出品されている。店舗も沢山出品しているのでまずは評価の高い品数の多い店舗から購入。


左が夏の羅の帯。すごく珍しい色と柄で、実際手に取ってみると、ほとんど使用感はなく、新品みたいで、オレンジと緑の羅で、葡萄が緑の渋いグラデーションで刺繍してある。ほとんど私以外入札が無かったので一般的ではないみたい。こんな個性的な帯にすごく惹かれる。

右は塩瀬の黒地の帯が欲しかったので、探した。終了間際で自動入札が掛かっていて慌てたが予算内に十分収まって無事購入。
金箔が薄くかかっていて染め色がとても上品だったので気に入った。柄行も一つドーンと言う感じでガラガラしてないのが私好み。
この鼓の紐の色に合わせて着物を選ぶと結構使用範囲は広い。前帯部分の柄は紐が裏表紫とピンクで紫の方も使えそう。
黒地は桜花ビラの縮緬を持っているが縮緬は生地が厚いので締める期間が限られるとなっていた。なるほどそうね。
この塩瀬は柄も季節を選ばないので良かった。

お値段は船場センタービルで買うのと同じくらいかな。若干安いくらい。送料がかかるのその分は交通費と考えた。
葡萄の羅の帯は樟脳の匂いがしみついていたので3日間くらい陽の当たらないところに干しておいたら気にならないくらいになった。
想定内ね。匂いは確認できないので。

オークションを見ているとお値段も様々で、私の気に入る帯はなんだか人気がないようだ。
出品者評価がシビアなのと結構、写真の色が実物に近い、状態もいいので「目立つ汚れはほとんどない。」を選べばかなりきれいな品が手に入るので結果とても良かった。

そろそろ帯も数が増えて、本屋で観た雑誌、七緒永久保存版の「着物がすっきり片付く本」というのを図書館で借りた。

これが凄く参考になって、白大島など色々譲っていただいたので、一度自分の手持ちの帯や着物を点検し直してみようと思った。
参考になったのはこの吉田雪乃さんの収納。

たとう紙に包まないで、そのまま色が見える収納ケースに入れるという技。

それと長襦袢を洋服と同じようにハンガーに掛けて収納するということ。

さっそく一部取り入れる。
我が家の和装収納は簡単な八段くらいの桐チェスト。洋チェストの幅の広い引き出し2段。後はクローゼットである。

風通しを良くしたいのとお金をかけたくなので以前の簀の子の高さを再度見直し、ぐい飲みの入っていた桐ケース二個を新たに投入して高さを稼いだ。
季節的によく着る単衣と紗は吊っておいた。

数えると帯が名古屋帯21本に増えている。袋帯2本。半巾帯2本。浴衣帯1本。浴衣一枚。
着物は25枚。
今回羽織を頂いたので羽織も6枚。
道行きコート3枚。
そろそろ一旦ストップである。
雨コートは誂えた。
頂いた羽織を身丈を伸ばしたい。
冬用の別珍コートが欲しいのと来夏、小千谷縮を誂えたい。夏用草履が一足欲しい。
こんなもんかな?

赤系統の帯が欲しかったが、結構紫や臙脂色の帯で対応できるのでやめた。
全体が見渡せてよかった。
次は小物の整理もしたい。