☆山登なでしこの修験道☆

熊野古道・大峯奥駈道… そして北アルプスに魅せられた 山登なでしこの珍道中~♪な山行記録です(^m^)

冬の大普賢岳 (石の鼻→小普賢岳)

2013-02-22 15:10:13 | 関西の雪山&霧氷号♪
和佐又ヒュッテを7時過ぎに出発し、笙の窟を過ぎ、様子をみながら日本岳のコルへ!

新雪の中を直登…
ここまでは両手ストックで、前爪を蹴り込みながら一歩・一歩登ります♪

階段を登りきると石の鼻へ☆彡

調子が良い時は、いつも私より登りは早いおとぼけおやぢのM氏は、なかなかペースが上がらず…
石の鼻までで約2時間経過!

積雪期だからかしら?
それとも去年のトラウマか??

気分転換に石の鼻に登り眺望を楽しみ♪
次は冬季ルートで小普賢岳へ向かいます!




5分程進むと小普賢岳への直登ルートにトレースがあります☆彡

真っ直ぐ行くと、小普賢岳には登らずに巻き道をトラバース!

同室だったガイドさん曰く!冬季は吹き溜まりになるので、小普賢岳へ登る方が安全らしい…(^^;

去年の残雪期にM氏がプチ滑落した場所でもあるので、迷わず小普賢岳へ直登♪

霧氷の中を登る登る~ε=┏( ・・)┛エッサホイッサ




眺望は全くありませんが、空を見上げると青空と霧氷が~☆彡




きゃ~きれい~♪
むひょひょ~ひょひょ~(^O^)

テンション上がりまくりの山登なでしこ(o^o^o)


ふと振り返ると…
後方でM氏は必死!( ̄^ ̄)シンケン




おとぼけおやぢ頑張れ~☆ヽ(▽⌒*)


トレースを頼りに登りましたが、小普賢岳の頂上は全く眺望は無し(Тωヽ)

しかもこのトレース!どうみても単独の方のモノとしか思えませぬ…(-.-)

もしかしてもしかして、ガイドさんご一行はこのルートは登らずに、巻き道に行ったのかしら(・・?)

って事は、巻き道の方が早かったかも~(-ω-)

小普賢岳への直登ルートは下りもかなりな道で、岩場のトラバースがあったり…




低い木々の霧氷の中を潜り抜けたり☆彡




恐る恐る下るM氏…(^^;




かなりビビっている~(≧▼≦)


途中から見た大普賢岳の眺めは最高ですo(^∇^)o




無雪期ルートの合流地点まで一気に下り、休憩タイム(^ .^)y-~~~




すると無雪期ルートから歩いて来られたご夫婦さんが…

私『こんにちは♪ そちらの道は大丈夫でしたか?(・・?)』

奥様『トレースがしっかりあったので、問題ありませんでしたよ~(^^)v』

やっぱり~(≧▼≦)


時計を見ると、石の鼻から50分も経過…(οдО;)

小普賢岳に登ったので、かなりタイムロスしてしまいました(Тωヽ)トホホ


やっと降りてきた顔面蒼白なM氏…

M氏『ち、ちょっと休憩してもいいかなぁ~(´Д`)ツカレタ』

私『どうぞどうぞ~(^^;』


和佐又ヒュッテを出発してから既に3時間経過…

このペースだと、ここから頂上まで1時間はかかるし…

下りの苦手なM氏!
帰りもこの調子だとバスの時間に間に合わない~w(°O°)w

私『このペースだと時間的にバスに間に合わないけど、どうしますか?(^^;』

M氏『どうしょう…(´Д`)』

私『この先は長い階段があったり、トラバースばかりだから大変ですょ~大丈夫?(--;)』

M氏『ここから一人で戻るの嫌やし…帰れない…(m'□'m)』

私『………………( ̄ロ ̄;)』

しばし沈黙…

私『じゃ~覚悟を決めて!間に合わなかったらタクシーで帰るって事で♪ 時間に急かされて焦ると危ないし、お天気も良いから頂上まで頑張りましょう☆ヽ(▽⌒*) 帰りはザイルで確保しますから(^^)v』

M氏『それなら頑張るよo(^^)o』

私『とにかく無理せず! お金で済む事ですから~(^皿^)ニヤリ』

M氏『じゃ~タクシー代は割り勘でね~(^O^)』

私『ま、マジっすか…Σ( ̄□ ̄;)』


思わずコケて、滑落しそうになりました(≧▼≦)



珍道中はまだまだつづく…