☆山登なでしこの修験道☆

熊野古道・大峯奥駈道… そして北アルプスに魅せられた 山登なでしこの珍道中~♪な山行記録です(^m^)

厳冬期の赤岳 (赤岳鉱泉→行者小屋→文三郎道)

2013-02-15 17:03:41 | 八ヶ岳(積雪期)
2013年02月10日(日) 曇り/快晴(20.7m/s~28.7m/s)


前日は消灯前の20時には(-_-)zz~Z♪

夜中に何度か蒸し暑さで目覚めましたが、同じ大部屋の皆さんは静かな方ばかりだったので、朝4時半まで安眠できました(*^^*)

外に出ると、まだ真っ暗で星空が綺麗~☆彡

自炊室でお湯を沸かして目覚めのコーヒー&紅茶タイム♪

出発前にサーモスに入れるお湯と紅茶の用意もしておかなきゃ(^m^)

持って来たソフトフランス(ガーリック味)にスライスチーズとパストラミハムを挟んで、二人分の昼食の準備もOK(^^)v

シチューやスープはフリーズドライなので、お湯を注ぐだけで出来上がり~(o^o^o)

でも、食堂の前は6時前から長蛇の列…(^^;

外に出て一服していると、早くも出発する人達が続々と~w(°O°)w

ヘタレな私…『明るくならないと怖いから、ゆっくり朝ごはん食べてから行こうね~(^^;』

AIR猿部長『姉さん!焦らなくても大丈夫だよ♪去年も出発したのは8時過ぎだったから(^^)v』

とにかく私は雪の赤岳は初めてなので、安全第一!
天候が悪かったり、風が強過ぎたらすぐに撤退~ε=┏( ^ ^;)┛

だって赤岳は逃げませんから(≧▼≦)


6時半過ぎには食堂も静かに♪

こちらが朝食メニュー




ご飯を一膳ペロリ(●^ー^●)
持参した生玉子は、玉子かけご飯にしてもう一膳♪

AIR猿部長はご飯大盛り~☆彡

赤岳登るんだからしっかり食べとかなきゃね♪

食欲が満たされて、ヤル気満々な山登なでしこ(o^o^o)

お部屋に戻り、お布団を畳んで身支度開始!

ハーネス・カラビナ・シュリンゲ・ビレー機も付けて、メットは腰からぶら下げて、帽子とゴーグルも装着(^^)v

インナー手袋の上にお気に入りのMAMMUTの手袋をして、オーバー手袋も出して準備完了~♪

ザックを担ぎ、アイゼン片手に外に出ると赤岳方面は雲の中…

上空は雲が勢いよく流れていて風がキツそう~(^^;

AIR猿部長『赤岳やめて硫黄にするか(^皿^)ニヤリ』

私『その手もありだょね~(≧▼≦)(爆)』


AM8時!
アイゼンを装着していよいよ出発~o(^O^)/イクゼ~♪

まずは行者小屋まで樹林帯の中を歩きます!

途中の景色をパチリ(^_-)☆彡






雲行き怪しい~(--;)

早朝出発した人達は今頃きっと大変かも…

40分弱で行者小屋に到着♪




あらあら~ 2階まで雪で埋もれてる~w(°O°)w

徐々にテンションが上がり、超ご機嫌な山登なでしこv(^O^)v




徐々に青空が見え始め、周りの景色をパチリ(^_-)☆彡パチリ




でも風は変わらずキツそう…(^^;


AIR猿部長『ほら!赤岳にあんなに沢山登ってるよ(^^)/~アッチアッチ』




文三郎道を見ると、人の列が見える見える~(◎-◎;)スゴイ




これだけ人が入っていたらトレースもバッチリだゎ♪
後は風がどの程度なのか…?
最終決断は稜線に出た時に!っちゅ~事で♪

ここからはデジイチをザックの中へ!
オーバー手袋をして、ゴーグルもしようかな?と帽子の上に付けていたゴーグル外したら…

レンズの内側が…凍ってる~(οдО;)

しかも髪の毛は汗で?自分の息で?真っ白に凍って白髪みたいになってるし~(≧▼≦)

大失敗しちゃった(ノдヽ。)゜。

髪の毛が霧氷になっちゃって、まるで雪女だゎ…(-ω-)


AM9:00
仕方なくサングラスを取り出し、バラクラバもして覚悟を決めて文三郎道の急登へ登り始めます!

去年の夏に後立山縦走中に天候が崩れて白馬大雪渓をトボトボ下山した時に、同じく北鎌を雨で諦めたAIR猿部長達と松本駅で合流して赤岳へ♪

文三郎は厳冬期の下見で、あの時に登っておいて良かった(*^^*)

雪がある方が反って登りやすいかも~(^m^)

稜線に出ても、そのまま頂上を目指します!


一歩・一歩確実に!
とにかく登るのに必死過ぎて怖さもあまり感じず~♪

時々、強風や突風が吹いて止まったり、ピストンで下って来られる方々とスレ違う度に神経を使いましたが、AIR猿部長がその都度声をかけてアドバイスしてくれるので、焦る事もなく!急かされる事もなく!とにかくマイペースで登ります(*^^*)


見晴らしの良い岩影で休憩タイム♪

風がキツくて寒い~(~o~)




横岳方面の絶景☆彡




帰りに下る地蔵尾根も見えます♪

中岳・阿弥陀岳☆彡



でも、まだまだ登りが続きます(^^;





山頂へつづく♪

厳冬期の赤岳 (美濃戸口→北沢ルート→赤岳鉱泉)

2013-02-15 11:06:53 | 八ヶ岳(積雪期)
2013年02月09日(土) 快晴

美濃戸口バス停の駐車場にやっと車を停めて、まずは美濃戸山荘へ向かいます☆ヽ(▽⌒*)

無雪期なら美濃戸山荘や赤岳山荘の手前にある駐車場まで車で行けるのですが、スタッドレスでもチェーン無しでは…(-_-;)ムリムリ

美濃戸口から林道をお散歩気分でテクテク♪┏( ^ ^)┛♪


1時間ほど歩くと美濃戸山荘に到着~o(^∇^)o




阿弥陀岳も綺麗に見えます(*^^*)




でも、夏に見た時より威圧感がある~w(°O°)w

水分&栄養補給をしっかり取り、北沢ルートから今夜のお宿・赤岳鉱泉へ向かいます♪


視界の無い林道をしばらく歩くと小さな橋の手前で皆さんがアイゼンを装着中!

私達は橋を渡った場所でアイゼンを着ける事に(^^)v




視界も開けて青空がキレイ~(^O^)




ここからは沢沿いを景色を楽しみながら歩きます♪


新雪を踏みしめながらサクサク…サクサク…♪


私『綺麗な雪の上を歩くのって、気持ち良いね~♪ なんか片栗粉の上を歩いているみたい(^m^)』

AIR猿部長『確かに!片栗粉みたいだな~(≧▼≦)』

凍結した場所もなく、アイゼン無しでも大丈夫かも!?


幾つかの橋を渡り…



沢沿いを歩き…


景色をパチリ(^_-)☆彡




どこからともなく硫黄の匂いがしてくると目の前に絶景が広がります☆彡

大同心と横岳の西壁だぁ~(o^o^o)


AIR猿部長が振り返り…『姉さん大丈夫?疲れてない?(^^;』

私はカメラを構えながら『はい♪そのまま笑顔で~(^_-)☆彡パチリ』




あらら~ お顔が木の陰になっちゃって、男前が写らなかったゎ(≧▼≦)ゴメン


そろそろ疲れてきたかな~と思った頃に、人の集まる声がして…
建物らしき物が見える~♪と思ったら、目の前にドカ~ンと巨大な青い氷壁登場w(°O°)w




きゃ~♪
これが赤岳鉱泉の冬季名物!アイスキャンディーだぁ~(o^o^o)

ほんまにダブルアックスで登ってる人がいる~(οдО;)スゴッ




ズームにしてパチリ☆彡




ほんまにブルーアイスです(^m^)キレイ


ガイドさんかしら?
それともベテランさん?




冬季の赤岳鉱泉はプロフェッショナルな方々ばかりが集まっていました(*^□^*)

巨大なアイスキャンディーは、大人の遊園地みたい(^m^)

私も登ってみた~いo(^O^)o


ふと時計を見たらもうすぐ15時♪

美濃戸口からゆっくり歩いて約3時間♪
コースタイムで赤岳鉱泉に到着~☆ヽ(▽⌒*)


赤岳も綺麗に見えます☆彡





宿泊の受付を済ませてお部屋の前の廊下にザックを置き、入口の左手にある自炊室でお疲れ様のビールで乾杯~(^^)/▽☆▽\(^^)

自炊室はストーブがあって、ぬくぬく(*^^*)

いつものポップコーンを作り、つまみながら窓から山荘の前を行き交う人達を眺めてのんびりタイム♪

時には物凄い形相でピッケルを振り回し、走り去る人がいたりして…
まるで八ツ墓村みたい(οдО;)

AIR猿部長と二人で大爆笑(≧▼≦)(爆)


赤岳鉱泉でまず思った事は、やはり冬季に来られる方は皆さん装備がきちっとされているなぁ~と(^^)v

特に靴は皆さん本格的な冬靴でした☆彡

私も新しい冬靴にして良かったp(^^)q


夕焼けがキレイ~♪




夕日が当たった赤岳




大同心も赤く染まっている~☆彡




誰もいないアイスキャンディー♪




大人の遊び時間も終わり!明日に備えてテントの皆さんもそろそろ夕食タイムかしら?


18時過ぎ…
私達もそろそろ夕食です(^m^)

赤岳鉱泉の名物ビーフシチューとポトフ☆彡




お野菜も沢山食べれて果物も付いてボリュームたっぷり(●^ー^●)マンプク


明日のお天気は快晴♪でも、少し風が強いらしい…
11日(月)は又天候が崩れるみたいなので、明日が登頂のチャンスです(*^^*)

朝は曇りマークなので、焦らずゆっくり朝食を食べて、7時半~8時に出発する事に決定p(^^)q


外に出ると早くも満天の星空♪
時々流れ星が~☆彡

神様♪仏様♪ご先祖様~♪ 明日は無事に赤岳登頂・下山できますように~(^人^)オネガイ


明日に備えて今夜は早めに就寝(-_-)zz~Z♪



赤岳・文三郎道につづく…