☆山登なでしこの修験道☆

熊野古道・大峯奥駈道… そして北アルプスに魅せられた 山登なでしこの珍道中~♪な山行記録です(^m^)

大普賢岳&阿弥陀ヶ森の山行を終えて…

2012-04-20 15:34:19 | 関西の雪山&霧氷号♪
和佐又から大普賢岳に登り、阿弥陀ヶ森の女人結界を往復した山行の数日後…

G氏とM氏に今回の大普賢岳山行の感想を訪ねると…

【 G氏からの感想 】

色々緊張する場面がありましたが、ナデシコさんのリーダシップとアイゼン・ピッケル講習を受講していたお陰もあり、落ち着いて対応出来ました。 

何事も《準備と基本と覚悟》が大事ですね!

私も大峯奥駈道の奥深さを知り、歩いてみたくなりました(^^)v

 ☆--☆--☆--☆--☆

【M氏からの感想 】

朝の出発から石の鼻手前までは雪も関係なくマイペースで上がっていきましたが、残雪が凍り付いているのを見て、先が厳しくなることがわかりました。

アイゼンをつけ調子に乗って先頭を進み、雪渓のトラバースのいくつ目かで先を行く女性から「雪が緩んで踏み抜きそうで怖いですよ!」とアドバイスをもらいながら、ストックを使わずにアイゼンだけで歩き続けたので、緩んだ雪を踏み抜き、転倒、5M?滑落…

幹が腐った木を掴んだまま落ち、土の部分で停止!
すぐ起き上がり自力で登山道へ復帰しましたが、あれがもっと深く続く凍った雪渓でしたらどうなっていたか恐ろしい限りです。

そのあとも打撲したらしい右のモモが踏ん張るたびに痛むままに登りを続けましたが、痛み以外の転倒のダメージは1時間くらいは残っていたようです。

写真で見ると雪庇も改めて怖いですね。
なんやかんやで登りのきつい雪渓を慎重に登りきり大普賢岳の肩に着いたときは、ホッとしましたがその反面、来た道を下りないと帰れないという不安もあったことは事実です。

阿弥陀ヶ森へ向かう道は残雪もありましたが、傾斜がきつくないので安心して歩けましたし、お子ちゃまみたいですが、ピッケルの実地練習の許可が出て皆さんの仲間入りができ嬉しかったのです。

大普賢岳の肩まで戻り、登頂を思案しましたのは来た雪渓を下りて無事に和佐又に帰る為の体力温存が気になりました。

でも結果的に登頂は時間も短く頂上からの眺望がとても素晴らしかったので、報われた気がしました。

帰りは急な傾斜の雪渓を慎重におりました。

また、場所によってはバックで降りるとか、しっかりキックステップで前爪を効かせるようにとか、ピッケルの刺し方など…
なでしこさんに懇切丁寧に教えてもらって、とても助かりました。

その分、なでしこさんのせっかくの下見兼タイム調査の邪魔をしてしまって、「私の大事な時間を返せ!」と聞こえてくるようです。(笑)

帰りの「12時間切らなきゃ!」号令には頑張りましたが、今まで後半に しかもどちらかと言えば平らな場所で転倒した経験から余計に慎重に歩きました。

今回の山行で初めてハイドレーションを使いましたが、水分補給の量がとても増えるメリットを感じました。
でも、そのおかげか今回は内モモのきついけいれんは起こらず、ご迷惑の種が減ったことが何よりの救いでした。

和佐又ヒュッテに到着しハイタッチしてやっと一息つけた気がします。

今回に限らず山行の計画から楽しみを教えてくれたなでしこさんに感謝の念でいっぱいです。

以前、なでしこさんに問われた「わたしにとって登山とは何なのか? だからどこへ行きたいのか? その為に何をしなければいけないか?」について、今まで曖昧な部分が多かったと改めて感じました。
どのくらいの時間をかければ見えるものかは分かりませんが、自分の気持ちの整理に取り掛かります。

最後になりましたが、今回もとてもお世話になりありがとう!

 ☆--☆--☆--☆--☆

Mさん!Gさん!
いつも私のわがまま&無謀な山行にお付き合い下さり有難うございますm(__)m


同じ山に登っていても、考える事や感じ方は三者三様…

私も今回 残雪期の大普賢岳を経験し、雪山では雪質や積雪量・天候や時期によって異なる事を改めて感じました☆彡

そして山では知力(マインド)・体力(フィジカル)・技術(スキル)が伴わないと、自らを危険にさらす事になるという事も学びました!

自分の身や仲間の安全を守る為にも、もっとスキルアップして経験を積まなければ~(o^o^o)


あなどるなかれ!関西の低山!!

でも益々大普賢岳の魅力にハマりそう~(*^^*)

山登なでしこはこの経験を生かし、次のステップが踏めるように日々精進してゆきたいと思いますp(^^)q


私は意を決し、今年のGWに単独!大峯奥駈道の縦走に向かいますo(^∇^)o


Mさん&Gさん!
次回はシャクナゲの季節に大普賢岳へ登りましょう☆ヽ(▽⌒*)

そしてまた積雪期に♪
いつか厳冬期の大普賢岳にも登れるようにお互いに切磋琢磨しながら頑張りましょうねo(^O^)o




おしまい♪


大峯奥駈道(小普賢岳→和佐又ヒュッテ)

2012-04-20 12:02:12 | 大峯奥駈道
小普賢岳までの急登を登り、息を整え立ち休憩♪
振り返ると、さっきまでいた大普賢岳が見えます(^O^)

まだ気の抜けない道が続きます…




でも朝よりは歩きやすく感じたのは、大普賢岳の雪質に慣れてきたからでしょうね(^^)v


今朝アイゼンを着けた石ノ鼻に到着☆ヽ(▽⌒*)




朝は前方しか見ていなかったので、どこが石ノ鼻かわからなかったのですが、それらしき岩場を見て…

私『せっかくだから、あの岩場登ってくる~♪』

M氏&G氏!返事だけして素通り…(^^;

1人元気に岩場によじ登ると~







目の前に広がる絶景☆彡

私『きゃ~♪綺麗(^O^) 下を見たら、醍醐寺で見た東の覗きみたいだぁ~w(°O°)w』

写真を撮り、景色を眺め…また急いで戻る私(*^^*)

みんなも登ってみたら良かったのに~♪
ここまで来たのに…ほんまに勿体ない!




次回は朝の景色を見ようと思います(^^)v


日本岳の標識の場所からは最後の岩下り☆彡




ここまで来れば一安心♪

お疲れなのかしら…?
かなり慎重に降りるM氏!

そこから、もう和佐又へは目と鼻の先!
時計を見ると…出発してから11時間以上も経ってる~(οдО;)マジデ?

下手すりゃ~12時間越えになっちゃう( ̄□ ̄;)!!
いくらなんでも…遅すぎますゎ(--;)

みんなに喝を入れる山登なでしこ!

私『ここまで来ればもう安心♪ せめて12時間は切りましょ~( ̄^ ̄)イクワヨ!』


そこからは休憩もせずに足早に~ε=┏( ・_・)┛イソゲ~

鷲の窟・笙の窟・朝日窟・シタンの窟☆彡

それぞれに、もちろん御礼詣りも忘れず!先を急ぎますヾ(=^▽^=)ノ

下りの後半は、いつになく頑張るG氏!
反対にマイペースに変身したM氏…(≧▼≦)

ほんまにいつもバラバラな3人ですな…(笑)

とにかく急げ急げ~(o^o^o)

和佐又山の分岐まで35分♪




皆さん!やればできるじゃ あ~りませんかp(^^)q


分岐からも、かなりのスピードで下りますε=┏( ^_^)┛ヒャホ~♪

山で焦りは禁物ですが、ある程度は行動を早めにしないとね…。


大峯奥駈道縦走は単独の予定なので、あまり休憩取らずに歩こ~っとo(^-^)o

そんな事を考えながら、歌碑が並ぶ場所を過ぎ…







午前中は快晴だったのに、今は曇り空…残念(;o;)

無事に和佐又ヒュッテに到着~♪
3人でハイタッチ~(^^)人(^^)オツカレサマ


ヒュッテのお母さんにご挨拶し、大普賢岳と阿弥陀ヶ森までの様子を報告して、トイレを借り、荷物をまとめて大阪へ戻りました☆彡


【大阪での反省会の会話☆彡】

私『今日はお疲れ様でした(^^)/▽☆▽\(^^) でも…ほんまに無事に下山できて良かったですね☆ヽ(▽⌒*)』

M氏『滑落した時にズボンの膝が切れちゃった…(^^;』

G氏『僕も知らない間に切れてました…なんでやろ?(・・?)』

私『ブカブカな雪で膝まで入った時に、反対側のアイゼンが当たって切れたんですょ… 脚を切らなくて良かった♪ ちゃんと足をおっぴろげて歩かなきゃ~(≧▼≦)』


M氏『僕なんか前に歩いていたテン泊の女性に、足場がユルくなっているから気をつけて!ってアドバイスもらった矢先に滑って落ちちゃった…(;_;)』

私『彼女達もビックリしたでしょ~ねw(°O°)w』

M氏『止まった所で大丈夫(^^)vってサイン送ったから…きっと今頃!あのオヤジどんくさ~って笑われてるな~(Тωヽ)』

G氏『僕は離れていたから全く知らなかったんですよ…(^^;』

私『私も両足埋まって…ザックが重いと、それだけリスクが大きいってお勉強しましたゎ(--;)』

一歩間違えたら事故に繋がるんだ!と改めて反省…。

大普賢岳から七曜岳経由で無双窟コースは無雪期に行ってルートを確認してからじゃないと!!
初心者の私にはまだまだ無理ですね(^^;


ヒュッテで同室だったご夫婦2名・テン泊の女性2名・後方から来た単独の男性…
皆さん無事に下山されたでしょうか?


ほんまに今回も珍道中~な私達…(^^ゞ

何はともあれ!大した事にならなくて、ほんまに良かった(*/ω\*)


何事も経験!
同じ失敗を繰り返さず、この経験が今後の山行に生かされるよう、気を引きしめて頑張ります(*^□^*)


1週間後のゴールデンウィーク☆彡

無謀ながらも単独で!
大普賢岳から熊野本宮大社へ歩きます♪

少しでも過去に経験した事が生かされ、楽しく歩けたら…(*^^*)


【覚悟を決めた時に 始まる!】

きっとまた、新たな自分と出会えるかもしれませんね(^m^)



次回の大峯奥駈道縦走につづく♪


大峯奥駈道(大普賢岳→小普賢岳)

2012-04-19 19:54:01 | 大峯奥駈道
13:02 大普賢岳 13:17→13:22 大普賢岳の肩 13:30→小普賢岳 14:57→15:31 石ノ鼻 13:32→笙の窟 16:09→シタンの窟 16:26→和佐又山分岐 16:44→和佐又ヒュッテ 16:52

 ☆--☆--☆--☆--☆

大普賢岳頂上へは空身で7分♪
頂上でパノラマを楽しみ、下りは5分♪

また重いザックを担ぎ、下山開始しますo(^-^)o

行きはヨイヨイ~♪帰りは恐い~♪

またひっくり返った亀にならないように…
滑って滑落しないように…
いつになく慎重に…慎重に下ります!




M氏もかなり慎重!
初ピッケルにも慣れてきたかしら?

雪の無い道でも慎重に歩きます(^^)v




この道もピッケルを刺しながら一歩一歩慎重に渡ります( ̄^ ̄)シンケン!




私がひっくり返って亀になった現場も無事に渡り…




小普賢岳を目指しますε=┏( ・_・)┛


ここからが下りで一番の難所です!




本来なら鎖と梯子があるみたいなのですが…
今は雪に埋もれています(-.-)

後ろ向きに前爪を刺しながら一歩…また一歩!




なんとか平な道に到着して皆で安堵し、先に進むと…

今度は小普賢岳への急登です!(≧▼≦)




雪が無くなっていて良かった(^^;

慣れないピッケルを使って、M氏も必死!(´Д`)ゼイゼイ




G氏はどんな時もいつも慎重に…
マイペースで我が道を行く!( ̄^ ̄)シンケン




小普賢岳の道標に到着~☆ヽ(▽⌒*)




息を整え、立ち休憩♪


まだまだ油断大敵!

緊張感を保ち、焦らず下りましょ~(^^ゞ



あと少しつづく♪



大峯奥駈道(阿弥陀ヶ森・女人結界→大普賢岳)

2012-04-19 17:20:45 | 大峯奥駈道
脇ノ宿跡から10分ちょい登ると、結界門がチラッと見え…
遂についに~阿弥陀ヶ森に到着!o(^∇^o)(o^∇^)o

ここが最後の結界門!阿弥陀ヶ森です♪




M氏『ここが阿弥陀ヶ森か~!山登なでしこのお尻を追いかけ遂にここまで来たなぁ~(^皿^)』

G氏『ほんまですね~!まさか、この時期にここまで来るとは… もう二度と来れないかもしれない(^^;』

私はザックも降ろさず写真を撮りまくり~パチリ(ρ_-)~☆彡パチリ

私『やっと!遂に!ここまで来たのょ~\(^O^)/ヤッタ~♪』


2年前の桜の季節…
初めて吉野山で女人結界碑を見て…
GWに洞川の清浄大橋の結界門に行き、他の結界門を見たいが為にレンゲ辻へ登り…
その年の7月には吉野から五番関の結界門まで縦走しましたっけ~(^m^)

あれから2年!!
遂に最後の結界☆彡 阿弥陀ヶ森にたどり着きました☆ヽ(▽⌒*)ウレシイ♪


男性陣は結界門を越えて記念撮影☆彡

私は結界門にしがみつき(^^)vサイン!

私『苦しゅうない♪ 妾は満足じゃ~(^Q^)/~』



\(^O^)/ポーズで撮ってもらったり…みんなで記念撮影タイム♪


私『でも…男性だったらわざわざ大普賢岳から登って来なくても、山上ヶ岳から来れるのょね~(-ω-)ウラヤマシイ』

M氏&G氏『確かに!でも吉野からここまででも大変そうだしなぁ~(^^;』

私『なにそれ~!ちゃんとついてるのに勿体無い!!(`´) 使ってないなら私に貸して~♪ ブラブラさせて縦走するから(^m^)グフッ』

M氏&G氏『そうゆう問題じゃ~ないと思うんだけど…(-_-;)オィオィ』

一同!爆笑(≧▼≦)


まあ~私は女人禁制&結界門については納得してますし、尊重してますから~♪文句は無いんですけどね(^^)v


誰も通らない阿弥陀ヶ森を後に、来た道を戻りますε=┏( ・_・)┛

脇ノ宿跡で間違えて登ったお山付近♪




帰り道は左側の轍を頼りに歩いてみます(^^)

巻き道を歩くとすぐに一面の雪が…(^^;

また道が無くなり勘を頼りに歩きます!が…ウロウロ~(笑)

仕方ないから直登し、なんとか来た道に合流♪

経菩岩の手前から見えたこの景色☆彡




一番奥の小さな山が和佐又山!
次が日本岳・小普賢岳と、一番手前がもうひとつの小普賢岳☆彡

とにかく素晴らしい景色でした(*^□^*)キレイ♪


この景色を過ぎた辺りからお腹がグ~♪
時計を見るともう11時過ぎ…

朝食が4時前だったので、お腹がペコペコ~(≧▼≦)

経菩岩付近でランチ休憩する事にして、我慢して来た道を登りますが…やっぱりシャリバテ~(´Д`)ノ~~フラフラ~

チョコレートを食べて誤魔化し、経菩岩まで頑張りました(Тωヽ)


なんとか経菩岩にたどり着き、穏やかな陽射しの下で景色を楽しみながらのランチタイム♪





最後にまた小普賢岳を登り返せば、後少しで大普賢岳の肩です(*^^*)

ザックを置き、空身で7分♪
大普賢岳頂上に到着~\(^O^)/




頂上からのパノラマは最高☆彡

稲村ヶ岳・大日山・山上ヶ岳と阿弥陀ヶ森までの稜線!




弥山・八経ヶ岳から釈迦ヶ岳までの大峯奥駈道も一望☆彡




弥山&八経ヶ岳をバックにはい!ポ~ズ(^^)v




私『GWはここからあの道を縦走するのょ~o(^∇^)o』

G氏『こうやって見ると奥駈道って凄いなぁ~(◎-◎;)』

私『ほんまに私、本宮大社まで歩けるのかしら…(^^;』

果てしなく続く山並みを見て、改めて山深さと…大自然の凄さと…ある意味恐ろしさも感じました(≧▼≦)スゴイ

途中で行き倒れたらどないしよ~(-_-;)

期待と不安と希望…。

この景色を目の当たりにして、色々な感情が込み上げてきました!

大普賢岳に登り、ちょっと弱気な自分も垣間見れ…
ある意味で新鮮~(^m^)


やるからには頑張らなきゃね♪

2週間後!
この場所に立つ自分に心の中で頑張れ~♪とエールを送りました(*^^*)


ここまでほんまにゆっくりし過ぎたので、又気合いを入れ直し山頂を後にしますε=┏( ・_・)┛




またザックを担ぎ、来た道を下山しま~すo(^∇^o)(o^∇^)o


もう少し続く♪






大峯奥駈道(大普賢岳→阿弥陀ヶ森・女人結界門)

2012-04-19 12:05:32 | 大峯奥駈道
大普賢岳の手前の道標からは、左から稲村ヶ岳・小さく尖った大日山・山上ヶ岳・山上ヶ岳から阿弥陀ヶ森への稜線が見えます(^^)v


大普賢岳の肩 08:50→09:16 経菩岩 09:20→10:05 脇ノ宿跡 10:17→10:29 阿弥陀ヶ森結界門 10:40→脇ノ宿10:53→11:50 経菩岩(昼食)12:15→大普賢岳の肩 12:40

 ☆--☆--☆--☆--☆

ここまでプチ滑落や亀がひっくり返ったみたいな場面もあったので…
景色を眺めて、しばしの休憩タイム♪ (^!^)y~~

私『ここまで来たら阿弥陀ヶ森の結界までは尾根道だと思うので、ひと安心ですね(o^o^o)』

安堵するM氏&G氏 (~o~)ヨカッタ~

私『後は残雪がどれくらいあるかによりますけどね…(^^;』


阿弥陀ヶ森の結界門って、どんな所なのかしら~o(^-^)o

ここからはのんびりお散歩気分でハイキング~☆ヽ(▽⌒*)

大普賢岳の肩から緩やかな道を下りますε=┏( ^_^)┛

綺麗に残っている雪原と大台ヶ原方面の景色☆彡




私『Mさん!ここからピッケル使ってみますか?(^^)』

M氏『えっ?いいの?(o^o^o)ウキウキ』

私『尾根道だったら危なくないし、大丈夫ですよん(*^□^*)』

ザックからピッケルを取って、手渡し、先輩気取りで持ち方や使い方を伝授する山登なでしこ~(^m^)ムフッ

めちゃ嬉しそうなお子ちゃまM氏♪ (笑)


そのまま進むと、前方に小さなお山が…




もう一つある小普賢岳?
それとも明王ヶ岳かしら?

私の背丈以上に伸びたシャクナゲの木が群生している道を登ります♪

大普賢岳から阿弥陀ヶ森の道は、あまり歩く人はいないのかしら?

標識もトレースも無く、もちろん人もいなくてほんまに静か…☆彡

シャクナゲが咲いている時期に来たら、きっと綺麗でしょうね~(*^^*)

ふと見ると、倒木に置かれた小さな道標が♪




【小普賢岳 左・山上ヶ岳 右・弥山】と書いてありました。

やっぱりこの山が小普賢岳だ♪

大普賢岳には何故か小普賢岳が2つありまする(・・?)ナンデ?


小普賢岳を下り、そろそろアイゼンはずそうかな?っと思った矢先に、雪の残る斜面が登場w(°O°)w

よく見るとしっかりしたトレース発見(^^)v

私『歩いている人がいて良かった~(~o~)』

そのトレースを頼りに、滑らないように!埋まらないように!慎重に進みます( ̄^ ̄)シンケン!


すると見覚えのある大峯奥駈道の道標発見~(o^o^o)
その後ろには大きな錫杖もあります☆彡




清々しい風が流れ、ここでホッとして立ち休憩♪

なんともいえない穏やかな氣が流れている、心地好い場所です(*^^*)




吉野の六田から奥駈道を歩き、幾つかの山を越え、行場のある山上ヶ岳を後に…
行者さんも縦走される方もきっとここで安堵され、この先からまた続く険しい山々に向けて、新たな決意を固め出発する!
ここはそんな場所ではないでしょうか?(^m^)


私達も先に向けて出発ε=┏( ・_・)┛

軽いアップダウンを繰返し…
景色も楽しみながら歩きます♪




やっぱり奈良は山深いですね~(o^o^o)キレイ♪


ふと振り返ると…
距離が離れ、遅れて歩くM氏とG氏!

私『大丈夫?いつもよりペースかなり遅いけど…(^^;』

M氏『なんか頭がチカチカして…(~o~)』

私『Gさんは大丈夫ですか?(´`)』

G氏『ゆっくり行くから大丈夫!(^^;』

私『Mさん!私は結界門往復して帰って来るので、ゆっくり休憩してますか?(m'□'m)』

M氏『僕も様子見てゆっくり歩くよ!(~o~)』

私『まぁ~あと30分位だと思うので…ゆっくり行きましょう(*^^*)』


所々雪の残った尾根道をゆっくり歩いていると…
大きな倒木が~(οдО;)




根こそぎ!ってこんな感じなんでしょうね(@゜▽゜@)スゴッ
やっぱり自然の力は恐ろしい…( ̄ロ ̄;)

この辺りから赤いテープも無くなり、轍も雪で隠れ、いつの間にかトレースも消えていて…ウロウロ~

目の前には岩山が…

まさか?と思いつつ確かめに登る山登なでしこ!

私『登って確めて来ますから待ってて下さいね(^^)v』

上まで登るとその先は絶壁…w(°O°)w

その時下から…
G氏『道があった~♪こっちこっち~(^O^)/~』

登った岩山を下り左に行くと、その先に奥駈道の道標発見!




ここが脇ノ宿跡でした☆彡

道標脇にザックを置いて休憩タイム(^!^)y~~

私『もうすぐ阿弥陀ヶ森だけど、結界門でマーキングしたらバチがあたりそうだから、あっちでしてくる~ε=┏( ・_・)┛』

M氏『マーキングって…(-.-) 普通、女子はお花積みって言うんじゃないの…か?(--;)』

G氏『でもある意味、彼女にはピッタリの表現だね(^^;』

お、男らしくて…ごめんなさい(*/ω\*)

脇ノ宿跡の道標付近を見渡すと…
私達が歩いて来た道の反対側にもしっかりした道があります(◎-◎;)アレアレ?

私『この道に出る道があったのかしら…?』

M氏&G氏『ほんまや!』でも雪で隠れてたから気づかなかったな…(´`)』

私『帰りに確認してみましょ~♪』

って事で、いよいよ阿弥陀ヶ森に向かいますε=┏( ^_^)┛イクゼ~



阿弥陀ヶ森につづく♪