☆山登なでしこの修験道☆

熊野古道・大峯奥駈道… そして北アルプスに魅せられた 山登なでしこの珍道中~♪な山行記録です(^m^)

北アルプス笠ヶ岳☆笠新道&クリヤ谷ルート♪ (穴滝→最後の渡渉→中尾高原登山口)

2015-07-30 16:38:03 | 笠ヶ岳・焼岳

山登なでしことKさんは、後ろ髪を引かれながらもTさんご夫妻と別れ、滑りやすくて歩きにく~い道を10分ほど降ってゆくと最後の渡渉ポイントへ…




上部には大きな石が並んでいたのでバランスを取りながらそのまま渡渉♪

あまりの暑さに渡った場所で水浴びしながらプチ休憩(^ .^)y-~~~




滝を眺めながらマイナスイオン満喫~☆彡

その後も緩やかな道があったり




苔むした道だったり~(o^o^o)




Kさんも少しお疲れが出てきたようなので、ゆっくりペースで静かな道を歩きますε=┏( ^^)┛




バイクや車の音が近くに聞こえ、槍見館の赤い屋根が見えてきたので、登山口はもうすぐそこだぁ~♪

ラスト2~3分!?
あぁ~着いたらコーラか炭酸系の冷たいジュースが飲みた~い(o^o^o)

小走りで行こうかな?と思っていたその時に…
Kさんからちょっと疲れたから少し休んでも良いかしら?と…

あらあら~つい嬉しくて早いペースでごめんなさい…m(_ _*)m

まぁ~バスの時刻にはまだ時間もありますし!って事で、登山口付近で最後のプチ休憩(^ .^)y-~~~

山登なでしこはいつもあまり座らずに休憩をするのですが、腰を落ちつけて座っていたらなんとな~く足にダルさが…(^^;

ほな~そろそろ行きましょうか?って事で、歩き始めたその後に!

山登なでしこは足がもつれて石コロにつまずいて、数歩進んで前のめりに転倒~Σ( ̄□ ̄;)ドテ

あわやプチ滑落?しそうになって自分でもビックリ~(@ ̄□ ̄@;)!!

幸い、右膝を打った程度で擦り傷も無く、指も手足も何ともなかったので一安心…(^^ゞ

雪山でスノーシューを履いてバランス崩して転倒した事はありましたが、普通のなだらかな道で前のめりに転倒するなんて~!

ビックリするやら~恥ずかしいやら~(///∇///)

初めて降った標高差1,903m…!

ストックを使わずに降ったら最後の最後に足がもつれましたぁ~(≧▼≦)


クリヤ谷ルートのコースタイムは6時間50分☆彡

早朝6時に笠ヶ岳山頂を出発し、クリヤの頭や鋭峰を眺めながら稜線を降り…
その後は焼岳や錫杖岳を眺めながら急下降ε=┏( ^^)┛

クリヤ谷ではサバイバル気分も味わい、苔や水で濡れて滑りそうな道をひたすら降り…
渡渉をしたり滝を眺めながらマイナスイオン満喫~♪

時計を見たら13時10分!
笠ヶ岳山頂から7時間10分♪

何はともあれ中尾高原の登山口に到着~\(^O^)/




今回、わさび平小屋や笠ヶ岳山荘で同室になり、ご縁があって一緒に歩いたKさんも大喜び~(o^o^o)




ほんまにお疲れ様&クリヤ谷にお付き合い頂き、有難うございました(*^^*)

ふと、今頃Tさんご夫妻は渡渉を終えてゆっくり降っている頃かしら?と…(・・?)
最後まで一緒に下山できず残念でした(_ _*)


槍見館の前を通過して中尾高原口バス停までテクテクε=┏( ^^)┛

自動販売機で冷たいジュースを買ってお疲れ様の乾杯(^^)/▽☆▽\(^^)

ふとバス停から見上げると、もしかしてあれは笠ヶ岳!?




思わずズーム☆彡




違うお山でも笠ヶ岳って事で♪(笑)

昨日の登りでは全く何も見えなかったので、ほんまに感動~(o^o^o)


今回初めて歩いた笠新道やクリヤ谷ルートは…

【両コースとも行程が長くて急登や急下降が続く為、疲労が重なって木の根や石で転倒する事故が多発しています!】

と、事前に調べた岐阜県警のHPで見ましたが…

まさか自分も最後の最後に転倒するなんて~( ̄▽ ̄;)

なにせ、標高差が1,903mもあるコースを降ったのは初めての経験だったので
充分な体力・気力・そして万全な体調管理が必要なんだなぁ~と反省…ヾ(__ )

ほんまに山道は油断禁物ですね(≧▼≦)


中尾高原口へのクリヤ谷ルート!
もし、また笠ヶ岳に登る事があったら…

絶対に辛いと思うけど~!!
このクラシックルートから登るのも良いかな~♪と…
↑喉元過ぎたら熱さ忘れてます(笑)↑

あ、あたしってば、どんだけ“どM”になっちゃったんだか~(/▽\)♪

このクリヤ谷ルートこそ!
この道の過酷さを知らずして笠ヶ岳を語るなかれ~☆彡

皆さんも是非♪
ストックを使わずに降って、コケてみてくださいね☆ヽ(▽⌒*)←悪魔の囁き


中尾高原口バス停から平湯温泉に移動して私は日帰り入浴でさっぱり☆彡

Kさんは新宿行きのバスがすぐに出発だったので、そのまま東京へ(^^)/~~


入浴後は平湯温泉から高山駅までバスに揺られ~
高山からはワイドビューひだに乗って名古屋経由で大阪へ♪

車内では下山中にゆっくり食べれなかった笠ヶ岳山荘の名物弁当(朴葉寿司)をパクリ(●^ー^●)




疲れた身体に酢飯が優しい~♪

最近では滅多に泊まらない山荘&小屋のお食事やお弁当も、山登なでしこの山の楽しみの1つで~す(*^^*)



海の日の笠ヶ岳山行は、これでおしまい♪


北アルプス笠ヶ岳☆笠新道&クリヤ谷ルート♪ (倒木跨いでクリヤ谷の渡渉…)

2015-07-30 10:20:04 | 笠ヶ岳・焼岳

錫杖岳が見える場所は、コースタイム的には残り1/3の地点ですが、気分的にはやっと中間地点!?

これからいよいよ渡渉や“迷・危”ポイントのあるクリヤ谷へ突入で~すε=┏( ^^)┛

錫杖岳を眺めながらクリヤ谷へ♪




上から眺めていた焼岳も少し見上げるくらいまで降ってきましたo(^^)o




この付近で長靴を履いたソロの男性が下から登って来られてご挨拶(⌒∇⌒)ノ"

沢の渡渉の情報等をお聞きすると、4箇所の渡渉ポイントは全てOK♪

1箇所倒木で通過しにくい場所があるらしく…
倒木の上を歩くか又は迂回して沢筋を歩けば問題無しらしい~☆彡

貴重な情報を有難うございました(*^^*)カンシャ

安心して降るとあちこちに倒木があって、跨いだり潜ったり~

少しすると急に目の前が行き止まりに…(@ ̄□ ̄@;)




まさかこの先に突入!?
いゃいゃ少し戻って迂回でしょ~(^^;

旦那さんのTさんが少し先まで様子を見に行って下さっている間に、山登なでしこは来た道を登り返して迂回ポイントを探しに~ε=┏( ^^;)┛

すると上から中高生の息子さん&娘さんを連れたベテラン男性が降りて来られ、先導して下さる事に☆ヽ(▽⌒*)




何本もの木が重なるように倒れていて、木の上に乗って細い枝を両手で押し広げながら進む進む~(`´)ウリャー




これぞサバイバル~(^m^)

少し進むと目印のテープがあってほっと一息♪




その先も細い枝を掻き分けながら、1回目の渡渉ポイントへ☆彡




あのサバイバルポイント!!
もし山登なでしこがソロやったら、右往左往していたかも…\(^^\)(/^^)/

やっぱり旦那さんのTさんやベテラン男性が先導して下さると気持ち的に楽ですね~☆彡

皆さん♪ほんまに有難うございました(*^^*)カンシャ

その先は今までの道が嘘だったかのような緩やかな道に…




渡渉したポイントを振り返ってパチリ☆彡




安心感したのも束の間、今度は苔むした石が重なる荒れた道が続きます…( ̄▽ ̄;)

とにかく滑らないように必死のパッチ…。




徐々に写真を撮る余裕もなくなり、とにかく足元に集中して進みますε=┏(  ̄^ ̄)┛←かなりマジ

二つ目の渡渉ポイント越えてまたパチリ☆彡




靴が水に浸かっても昨日の雨でどうせ濡れてるし~!
滑って転んで濡れる方が嫌なので、ここでは両手ストックを出して慎重に渡りましたq(^^)p

Tさんの奥様はかなり足に疲れが出ているご様子で、皆で休みながらとにかくゆっくり~♪

あまりの暑さに帽子を川の水で濡らしたら、めちゃ冷たくて気持ちが良い~(o^o^o)


そしてまた滑りやすい道を降ります(^^;




3つ目の渡渉にさしかかる時、濡れた大きな岩の上で山登なでしこはツルっと滑ってお尻からストン…(≧▼≦)

幸いにも上手く滑ったので、ザックのお陰でお尻も尾てい骨も打たずにセ~フ♪

そして今から渡る3つ目の渡渉ポイントをパチリ☆彡




その後も滑りそうな嫌らしい道を気を抜かずに降って行きましたε=┏( ^^)┛

がぁ………………………

Tさんの奥様が体力的にも精神的にもちと限界!?

その先を悠々と進む旦那さんのTさんにストップしてもらって、また休憩する事に…

時計を見たら山頂から約6時間15分経過!
地図で確認するとそこは穴滝付近で、残りの距離は約1時間☆彡

ここまで来れば渡渉もあと1つが残るのみ♪

でも…
奥様が私とKさんにかなり気を遣われて、先に降って下さいと~(m'□'m)

私とKさん『ここまで一緒に頑張って、やっとここまで来られたのに~!ゆっくりで良いから最後まで一緒に歩いてゴールしましょう☆ヽ(▽⌒*)』

奥様『クリヤ谷を降れて本当に冥土の土産になったゎ~(≧▼≦)』

私とKさん『こちらこそ、旦那さんに先導して頂いて心強かったです(o^o^o)』

私達は時間がまだありますので構いませんから~♪と伝えても、先に降って欲しいと…(;o;)

これ以上は反対にTさんご夫妻に気を遣わせてしまいそうなので、私達は後ろ髪を引かれながらも先に下山をする事にしましたm(_ _*)m

振り向き様にお二人をパチリ☆彡




ブレブレでごめんなさいm(__)m

ほんまにここまで先導して頂いて有難うございました☆彡

山登なでしこはソロで降るつもりだったので、ほんまに心強かったです(*^^*)カンシャ



穴滝から中尾高原登山口につづく…


北アルプス笠ヶ岳☆笠新道&クリヤ谷ルート♪ (雷鳥岩→クリヤの頭→蜂の巣岩→錫杖岳の眺め☆彡)

2015-07-29 08:16:26 | 笠ヶ岳・焼岳

笠ヶ岳山頂から急下降し、雷鳥岩までは鋭峰を西側に巻きながら2時間ほど歩きます♪

途中の道は道幅も狭く、人があまり歩いていないせいか?石に苔がついていてとにかくツルツル滑る~w(°O°)w

でもさすがクラシックルート♪
笠新道と違って人も少なく、なんとも言えぬ厳かな雰囲気が漂います☆彡




クリヤの頭は穂高岳側に切れ落ちていて岩場に雲が漂い、快晴の西側とクッキリと分かれていてあまりにも幻想的で美しすぎる~(o^o^o)

雷鳥岩では水分補給をしながら2~3分休憩して、次はクリヤの頭を目指してGOε=┏( ^^)┛




クリヤの頭を巻いて振り返ってパチリ☆彡




これまた感動するくらい美しい~(*^^*)

雷鳥岩やクリヤの頭付近の景色を見て、昨日の苦労も報われたかな?と♪

でもまだまだ先は長~い!
この先の降り道はどんな試練が待ち受けているのやら~(^^;


その後、ちょっとしたガレ場のトラバースがあったり…




この先からはクリヤ谷に向けての急下降が始まります!




昨日までの温帯低気圧が通過して、いよいよ梅雨明け!?
日差しがジリジリと暑い…。

ふと足元を見るとウサギギクが咲いている~(^m^)




山頂から約3時間経過…。

正面に見えるのが焼岳♪




その下に見えるのは新穂高の温泉街かしら~(ρ_-)ノ

その左側は丸山から西穂独標とその先の西穂までの13ピークが見える筈なんですが~




穂高岳の稜線はまだ雲の中…(m'□'m)

暫くは焼岳や雲に覆われた乗鞍岳を眺めながら、足元に注意しながらジグザグに降りますε=┏( ^^;)┛

熊笹を掻き分け~掻き分け~
時には熊笹を鷲掴みしながら滑らないように慎重に…

山登なでしこは登山を始めてから何度ハイマツや熊笹に命を救われた事か~(≧▼≦)

熊鈴を鳴らしながらクリヤ谷へ荒れた道の急下降が続きます…。

この道はあまり整備がされていないので自然がそのまんま!!

これぞ山道~♪
目印の○×だらけ~で誰でも歩ける道よりよっぽど北アルプスっぽい感じ(^m^)

普通なら急下降続きで必死のパッチだと思いますが、人も少なくてほんまに良い道やゎ~♪

山登なでしこウキウキ(o^o^o)

クリヤ谷に向けて1時間ほど降ると目の前に倒木があり、ちょいと日影になっていたのでプチ休憩♪




この付近で山頂からゆっくり降って約4時間経過…!
水場は確認しておりませんが、水が流れる音がしていて地図上では蜂の巣岩上部の水場付近です☆彡

5分程休憩をしてまた出発o(^^)o

まだまだ急下降が続きそうやし、Tさんの奥様がちょっとお疲れ気味なので、この先は短い休憩を小まめに取ってゆっくり降りましょう☆ヽ(▽⌒*)


熊笹を掻き分けて熊になった気分♪




これが蜂の巣岩かしら!?




時計を見ると山頂から4時間10分経過!
コースタイムではこの先の水場までが4時間20分♪

なにせ標高差が1,903mもの降りですし、先はまだまだ長そうやし…
焦らずゆっくりペースで降りましょ(^^)v

途中で古い看板を発見!




なんか昭和っぽくて、いかにもクラシカル~(^m^)

きっと昔はこのクリヤ谷ルートから笠ヶ岳に登られる健脚さんが多かったんでしょうね☆彡

足元の悪い降り道はまだまだ続きます




かなり標高が下ってきたかしら?
目の前に焼岳が綺麗に見えます☆彡




すると今度は右側に錫杖岳の鋭峰がドカンとぉ~w(°O°)w




南尾根を思わずズーム☆彡




錫杖岳は有名なクライミングスポットです!!




見れば見るほどスゴすぎる~(o^o^o)

最近、ちとフリークライミングなんかを始めた山登なでしこ!!
でも、へなちょこやから私には無理かな~って事で、今は錫杖岳は眺めるだけにしておきま~す(≧▼≦)



クリヤ谷の渡渉につづく…


北アルプス笠ヶ岳☆笠新道&クリヤ谷ルート♪ (笠ヶ岳山頂→クリヤ谷ルート→雷鳥岩)

2015-07-28 16:40:43 | 笠ヶ岳・焼岳

2015年7月20日(月) 霧・快晴♪


笠ヶ岳山荘に泊まった翌朝は4時に起床!

身支度を手早く済ませて5時前から朝食をたべ、5時半過ぎに山荘を出発ε=┏( ^^)┛

山頂まで約15分!




今朝も濃霧でご来光は見れず~(__)
お隣のピークが山頂です!




手前のピークにある祠で無事に下山できるように御参りしてからピークで記念撮影☆彡

景色はな~んにも見えませんが、ここが笠ヶ岳山頂です(*^^*)




“笠ヶ岳”と書かれたプレートの裏は“Mt.Kasagatake 2,798m”




いつも穂高岳側から眺めていた笠ヶ岳♪
去年のお正月に燕山荘前から見えた真っ白な笠ヶ岳は最高に綺麗でしたっけ~(o^o^o)




いつかは登ろうとは思っていましたが、まさか今年!西穂からのジャン越えに行けずにここにいるとは…(^^;

できれば笠ヶ岳の山頂から縦走するはずだった西穂から奥穂の景色を眺めたかったなぁ~☆彡

山頂から振り返ってパチリ☆彡




やっと今日は台風11号後の温帯低気圧も通り過ぎて快晴になりそう(^m^)

山頂でKさん&Tさんご夫婦と合流して、いよいよクリヤ谷ルートへ!

もし誰かに何かがあった時は、一人は付き添いで残り後の二人は救助要請で登り返すか急いで降りましょう!と約束(^^)/☆\(^^)

私が先に歩くとペースが早くなるので、ご主人に先頭をお任せして奥様・Kさん・山登なでしこの順番で降り始めます(^^ゞ




降り始めは急下降!
でも丸印があるので安心(*^^*)

皆さんは両手や片手ストックを使用していましたが、岩場やガレ場でストックを使うと“落石の原因”にもなりますし、かえって“バランスを崩す”ので、山登なでしこはいつものようにそのままで(^^)v


その後は快適な稜線歩きに♪




穂高岳方面も薄っすら見えてきた~




かと思ったらすぐに真っ白け~(__)

今回の台風11号!
速度が遅くて台風から温帯低気圧に変わって、予報よりかなりしつこい~(`へ´)

快適に稜線を歩きます♪




すると青空も見えはじめ…




笠ヶ岳を振り返ってパチリ☆彡




穂高岳側はまだ真っ白け~




今日は笠ヶ岳山行の出発前に見た予報どおりに岐阜側から天候が回復しそうなので、笠新道のピストンじゃなくて正解かも~♪

しかも岐阜側を巻くので風も適度に吹いていて快適o(^^)o




道は岐阜側を巻きますが、クリヤ谷方面って意外と鋭峰だったのね~(^^;

あら?見た事もない可愛らしいお花が咲いている♪




稜線を巻きながら軽くアップダウンを繰り返しながら歩きますが…
道はしっかりしているけど人があまり通らないせいか石に苔がついていて滑る滑る~(*゜Q゜*)




Tさんの奥様がツルっと滑り、ストックで身体を支えたら片方がグニャリ…w(°O°)w

折り畳み式のトレッキングポールって案外弱いのかも…!?

それよりも何よりもお怪我が無くてほんまに良かった(^^ゞ

その先も巻き道を滑らないように慎重に進みますε=┏( ^^)┛




徐々に青空も見えはじめ、やっぱり自分が歩く道が見えるとテンションも上がります(^m^)

巻道を歩きながらパチリ☆彡




昨日の雨でカメラの液晶が水没状態でレンズも曇ってきたぁ~( ̄▽ ̄;)

レンズを拭きながら遠くに見える雷鳥岩をズーム☆彡




山頂を出発してから雷鳥岩までちょうど2時間♪(コースタイムは2時間10分)

雷鳥岩を見ながらプチ休憩します(*^^*)

一番左の鋭い頂がクリヤの頭♪




そして目の前に雷鳥岩




滑りそうでチョッとイヤらしい巻き道はまだまだ続きます(^^ゞ



クリヤの頭から蜂の巣岩へつづく…



北アルプス笠ヶ岳☆笠新道&クリヤ谷ルート♪ (笠ヶ岳山荘でのんびり~!)

2015-07-27 07:56:04 | 笠ヶ岳・焼岳

急登が続いてキツいと噂の笠新道!

山登なでしこが始めて登ってみた感想は…

確かに急登が続きますが、道は整備されており岩場や鎖場等の危険箇所は無いので安心して歩けるルートです☆ヽ(▽⌒*)

登山口から杓子平までコースタイムが4時間20分の区間は、九十九折りに登って所々で槍や穂高の眺望やお花畑も楽しめるので、無理せず一定のペースさえ守れればかなり歩きやすい道かと~♪
(この区間のコースタイムはかなり甘め!)

杓子平付近には休憩場所が沢山あって、快晴ならば絶景間違いなし☆彡

杓子平から抜戸岳の稜線の分岐までの2時間は、高度も上がってやや直登気味に登る為、疲れを感じるかもしれませんが…

杓子平までよりは時間も短いので、ゆっくり景色を楽しみながら登ればこれまた問題なし(^^)v

但し、一石には注意が必要かと思います(^^;

稜線の分岐から笠ヶ岳山頂までの1時間10分(山荘まで50分)は楽しい稜線歩きです(*^^*)

アップダウンも少なく、快晴ならば槍や穂高・笠ヶ岳の景色を楽しみながら歩ける最高の道♪

でも、テントサイト手前から山荘までが意外と疲れが出やすい場所なので長く感じるかも!?

笠新道は“体調とお天気さえ良ければ!”
景色も楽しめて意外と登りやすい良いルートなのではないでしょうか☆ヽ(▽⌒*)

今回、私は天候には恵まれず眺望は殆んど無し!

途中で横っ腹が痛くなって休憩しまくり、挙げ句の果てにはプチ高山病になり…
最後は雨でずぶ濡れになるゎ、シャリバテにはなるゎでテンションがた落ち状態...。

何度も、いぇ何十回!途中で下山しようと考えた事か~(--;)

でも山って登り始めると余程の事が無い限り、中途半端に下山できないもんなんですょね~!

どんなにゆっくりでも、どんなに辛くても、一歩・一歩前に足を進めればいつかたどり着く♪

今回、またもや自分自身の甘さと弱さを知り、そして改めて諦めない事の大切さも知る事ができました(´∀`)

笠新道を登らずして笠ヶ岳を語るなかれ~☆彡

是非!皆さんも一度は笠新道から登ってみて下さいね(^m^)←悪魔の囁き♪


☆--☆--☆--☆--☆--☆

山登なでしこはずぶ濡れになって笠ヶ岳山荘に到着\(__ )

受付を済ませてお部屋に案内して頂くと…
またもや本日も女性部屋で、二段ベッドの1階部分は、わさび平小屋で一緒だったソロの皆さん(5人)での貸切り状態☆彡

私とKさんは到着した時間が早かったので、1階のストーブのあるテーブルで靴を乾かしながらお疲れ様のビールで乾杯(^^)/▽☆▽\(^^)

お隣にいらしたTさん御夫婦さんと意気投合して、明日の下山ルートの話で盛り上り~o(^∇^)o

私の計画では《クリヤ谷ルート》で中尾高原口へ下山♪

◆クリヤ谷ルートは標高差が1903m!
錫杖岳の眺望も楽しめ、渡渉が3~4回あるクラシックルートです(^m^)

小屋の方に沢の状況をお聞きすると…
この雨が朝まで降らなければ渡渉は問題無し!だとo(^^)o

但し、途中で一部倒木があってルートが不明瞭な事と、人があまり歩いていないルートなので、道が荒れていて滑りやすくなっているので注意が必要!!との事でした(^^;

◆弓折岳から鏡平小屋経由の稜線ルートは、今年は残雪だらけ~でアイゼン(6本爪~12本爪)が必要だとか…!?

山登なでしこは4本爪しか持って来なかったので、ちとヤバいかも~(^^;

でもこの稜線ルートは黒部五郎岳から縦走する時に歩きたいルートなので…
次の機会でも良いかな?と(^m^)

◆一番無難なのは笠新道を降るルート♪

でも、同じルートのピストンもね~(-.-)
笠新道もできれば快晴の時に降りた~い!

山登なでしこは夏の長期縦走ではいつもテン泊なので、できれば今回みたいな軽いザックの時にクリヤ谷を歩いておきたいなぁ~と♪

山登なでしこと旦那さんはクリヤ谷へ降る気満々o(^^)o

奥様と同室のKさんは、不安そうにちょいと尻込み状態…(^^;

まぁ~お二人は明日のお天気&気分次第って事で☆ヽ(▽⌒*)

山登なでしこは出発前からソロでクリヤ谷ルートへ下山すると覚悟を決めていたので、事前に色々と調べておりました(*^^*)


17時から待ちに待った夕食タイム♪




鯖の煮付と鳥の唐揚げ2ヶ・お野菜の煮物・蕎麦・サラダ・お漬け物・フルーツ♪

もちろんご飯とお味噌汁はお代わり自由!

生野菜もたっぷりあって、唐揚げがカラッと揚がっていて美味しかったです(●^ー^●)

食後は明日の準備をしたり、地図を見て明日の確認をしたり~

いつの間にか消灯前に爆睡(+.+)(-.-)(__)..zzZZ

夜中に暑さで目覚めて外へ天候の確認…(^ .^)y-~~~

雨は上がっていましたが、星も見えずガスで真っ白け~(^^ゞ


一夜明けて4時に起床(´д⊂)‥

4時半に食堂前で並び始めて5時前から朝食タイム♪




塩分控え目の焼鮭と佃煮&筍・お漬け物に生玉子と味つけ海苔!

焼鮭と生玉子で白飯を軽目に2膳(●^ー^●)

さっさと食べて、とっとと準備して山荘を5時半過ぎに出発ε=┏( ^^)┛

笠ヶ岳の山頂からは皆でクリヤ谷ルートへ下山する事に決定~(^^)v

始めて降るクリヤ谷のクラシックルートや果たして如何に~☆彡



笠ヶ岳山頂からクリヤ谷ルートへつづく…