☆山登なでしこの修験道☆

熊野古道・大峯奥駈道… そして北アルプスに魅せられた 山登なでしこの珍道中~♪な山行記録です(^m^)

北アルプス☆後立山南端・汗と涙のど根性縦走♪ (不動岳→エグ~ぃ崩落箇所の登り→南沢岳)

2015-08-27 17:50:00 | 後立山連峰

船窪岳第2ピークから不動岳の間も崩落した不動谷を眺めながらスレスレのヘリをアップダウン…。

樹林帯の中に入ると多少歩き易い箇所はありましたが、喜んだのも束の間!
木の根やハイマツを掴んでの急登が続いて、何度も何度も立ち休憩…(´Д`)ゼィゼィ

足元はどこもかしこもザレザレで、登っては降り…また登っては降り…、見ている景色もあまり変わらず~(--;)

今回は針ノ木岳から裏銀座への約1週間の縦走予定で、担いだザックの重さは無雪期では過去最高の25キロ超え!
(ソロテント一式・衣類・食料14食・水2L+スポーツドリンク1L他…)

自分の体重の約半分の男前過ぎる重さで、縦走中に何度ザックごと谷底にほったろうかな~と…(-ω-)

不動岳の手前は鎖が1本垂れ下がった岩場をよじ登り、更に岩搭を越えて~♪

その先の小高い丘のような山頂にたどり着いた時には、船窪小屋からまさかの7時間以上も経過しておりました(´Д`)ノ~~ヘトヘト~
(コースタイムは約5時間デス...(^^;)




この山頂!
不動岳の名にあまり相応しく無い小高い丘の様な場所にあり、てっきり手前の岩搭付近が山頂かと思い込んでいたので…




三角点や道標を見逃したのかと思わずキョロキョロ…( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)

お不動様を奉る祠も無いし、なんとな~く拍子抜け~(__)

しかもガスガスで景色も見えへんし…
船窪岳に続いて、今までの苦労が全く報われないわぁ~(-ω-)


船窪岳第2ピークから同じペースで付かず離れず歩かれていた大阪からいらしたソロのベテラン男性と浜松の労山会の3人の方も到着されて、皆さんと一緒に休憩タイム♪

ここから南沢岳を経て烏帽子岳までがコースタイムで3時間!

やっと危険箇所を越えて稜線に出たし、ここまで来たらヤレヤレかな~(o^o^o)

この時は誰もが皆、この先にエグ~い崩落箇所の急登が待ち構えている事も知らず、和気藹々とのんびり休憩なんぞをしておりました(^^;

お弁当のおにぎりを1個食べ(●^ー^●)
皆さんより少しお先にまた出発~♪




南沢乗越に向けてまたもや標高を下げて、熊が出てきそうな樹林帯の中をアップダウンしながら降りますε=┏( ^^;)┛




ガスの切れ間から時々見える南沢岳への登り返し!!




あ゛~またアレを登るのね~(--;)

崩落している不動谷からもガスが沸き上がって、なんとも怪しげ…




1時間程降ると樹林帯からまた崩落スレスレの場所に出て…




ここから九十九折の激登り~!!

徐々にザレた斜面が砂地に変わり、まるで残雪期の腐った雪の斜面のようにズルズルと~( ̄▽ ̄;)

積雪期でもないのにキックステップで急斜面を登る登る~ε=┏( `´)┛ウリャー

あと少しの所で息も絶え絶え…




その後は浜松労山会の方々に道を譲って後ろからパチリ☆彡




こんな砂地の斜面を登ってゆくざんす~(^^;




ひとつ間違えば谷底にまっ逆さま…( ̄□||||!!




そしてその先はまた樹林帯の激登りが続き…




登りきった先は…




迷わずザックを降ろして休憩しました( ´Д`)ゼィゼィ

私のザックまでバテバテ~(≧▼≦)




そしてまた崩落スレスレの砂地をひたすら登り…




振り返ってパチリ☆彡




同じような景色と同じようなザレた登り返し…

こ、これってまるでデジャブだデジャブ~(--;)

そして南沢岳への最後の登り…




休憩場所から約30分♪

浜松労山会の方々に迎えられて南沢岳の山頂に到着☆~彡




ほ、ほんまにここが南沢岳なん!?(-ω-)

似非ピークに散々騙され、疑り深~くなった山登なでしこ…(笑)

正真正銘の三角点でバンザ~イ\(^O^)/




不動岳から約2時間半!
船窪小屋を出発してからは、目標タイムの10時間が経過しちゃいましたぁ…(∩∇`)



落武者になって烏帽子小屋に到着…(__)につづく…




北アルプス☆後立山南端・汗と涙のど根性縦走♪ (船窪岳第2 ピーク→崩落箇所→不動岳)

2015-08-26 17:24:42 | 後立山連峰

船窪小屋から船窪岳の第2ピークまでは不動谷の崩壊地スレスレの場所を標高差360mのアップダウンが2回…。

しかもテーマパークのアトラクション状態で鎖・ロープ・針金で固定された水平梯子や木段が次から次へと~!

この山域は船窪小屋のお父さんやボランティア&遭対協の方々が常に整備されていて、皆様の御尽力に感謝・感謝m(_ _*)m


梯子も設置できない崩落した急斜面を鎖と長~いロープだけを頼りに登りましたが、とにかくザックが重たいので必死のパッチ!!

その後も九十九折を激登り~ε=┏( `´)┛ウリャー

船窪小屋を出発してから3時間10分…。

息も絶え絶えたどり着いた船窪岳第2ピークは、潅木に囲まれていて眺望は全く無し!!

さっきまでの“苦労が全く報われない山頂”でした(Тωヽ)


ベテランのお兄様&お姉様方は私と入れ違いで出発♪

危険箇所はここでやっと半分終了!?
この調子だと不動岳まで同じくらいの時間がかかりそうなので、シャリバテ防止にお弁当のおにぎりをパクリ(●^ー^●)




すると後方からまたソロの男性が到着されて過去の縦走話で話が弾み、少し長めの休憩タイムとなりました♪

おにぎりを1個だけ食べて、次は不動岳に向けて出発ε=┏( ^^)┛

この先は樹林帯の中を歩きます。




今朝出発した船窪小屋方面




そして去年の夏にプチ縦走した燕岳から餓鬼岳と雨で断念した唐沢岳も綺麗に見える~(o^o^o)




ザレた道を緩やかに降り…




崩落が進む不動岳や不動谷をパチリ☆彡




すると急にガスが出始めて何とも幻想的~♪




不動岳へは崩落スレスレの場所をアップダウン…




船窪岳から先はぐるりと不動谷を周回するように…




不動岳はまだまだ遠い~(--;)

しかもザレザレで降りは滑る~( ̄▽ ̄;)




木と木の間にロープはありますが…




バランスを崩して掴んだら細い木が折れてそのまま谷底へ墜ちそう~(´Д`)ノ~~

降ったかと思ったら今度はザレた急斜面を登って途中でゼイゼイ(;´∩`)

不動谷を見下ろす最高のロケーション☆彡




ふと足元を見ると熊の糞らしきものがぁ~Σ( ̄ロ ̄lll)

この景色を眺めながらウンチしてる熊さんって…(≧▼≦)

その後は熊鈴を鳴らしまくり~♪♪♪

まだまだ難所は続きます(^^;




崩落地なので水平梯子も木段も設置不可能なのか?針金で支えてあるだけ~の場所を渡ってからパチリ☆彡




これもある意味ど根性コースならではかも(^m^)


その後は樹林帯の中をひたすら登り~、途中で休憩しながら崩落箇所をパチリ☆彡




ここを登れば不動岳!?




いゃいゃ~もう騙されませ~ん(笑)

樹林帯の道も崩れていて木の根を掴んで必死に登り、次のピークを目指して~ε=┏( `´)┛ウリャー




そしてピークを過ぎて見えたものは…




垂直の壁に短い鎖が1本♪

やっぱりど根性コースの不動岳はこうじゃなくっちゃね~(≧▼≦)

岩場を見たら元気100倍o(^O^)o

重たいザックもなんのその~!!
垂直の壁の次もうりゃ~(`へ´)




最後にここを登ればやっと不動岳だゎ~(o^o^o)




と思ったら道はまだ続き…!?




その先はガスで真っ白け~(◎-◎;)

不動岳の山頂って一体どこにあるのぉ~?ドコ?( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)ドコ?

するとガスが晴れて見えた先に…




な~んの特徴もないピークが見えました(__;)ガックリ




南沢岳につづく…

北アルプス☆後立山南端・汗と涙のど根性縦走♪ (針ノ木谷分岐→崩落箇所→船窪岳)

2015-08-25 19:06:51 | 後立山連峰

針ノ木谷出合の分岐で休憩し、いよいよここから先が本格的など根性コースの始まりです(^^ゞ

少し登り返すと突然木の梯子が現れ~




頼りないトラロープを掴んでバランスを取りながら降って行きます(~o~)オョョ

下まで降りたかと思ったら今度はやっぱり登り返し~!

後方から来られたソロの男性に道を譲ってご挨拶(^^ゞコンニチハ

ソロの男性『僕も若い頃は重いの担いで縦走してだけど大変だよな~!まだまだ先は長いけど頑張って(^^)』

山登なでしこ『ここはど根性コースですもんね~!覚悟決めて頑張ります(^^;』

その先はザレザレのナイフリッジ




もちろん両サイドは谷底まで崩落…
バランスを崩さないようにザックの胸元のベルトをキツめに締めて~ε=┏( ^^;)┛

渡り終えて進むと今度は木の水平梯子が登場…!




あのトラロープは頼りになるんだか?ならないんだか~?

不帰の嶮にあった鉄の水平梯子より木製ってある意味恐い~((((;゜Д゜)))

次はどんなアトラクションが待ち受けているのかと思うと何故か笑いが込み上げてくる~(≧▼≦)

その先に見えた景色は…




おぉ~!
高瀬ダムの向こうに槍ヶ岳☆彡

槍から燕までの表銀座の稜線と左側には唐沢岳♪

表銀座は山登なでしこが初めて北アを縦走した時のコースで、こんなに稜線が綺麗に見えると思っていなかったので感激(^m^)


その先も梯子を降りて…




から~の登り返し~




道はかなり荒れてます(^^;

樹林帯からチラリと見えた針ノ木岳☆彡




その先も荒れた道を進みますが、古いロープは恐いので掴まず…




登ったり降ったり崩落箇所も歩いてみたり~(-.-)




この山域…
早いとこ歩いておかないと近い将来、もっと崩壊が進んでかなりヤバイかも~( ̄▽ ̄;)

すると今度はまたもやナイフリッジがぁ…




しかも長い~(οдО;)

恐る恐る近づくと…
右側にも道があったので、私は安全にそちらから♪

後方から昨日七倉岳でお会いしたソロの男性が来られたので道を譲り、その先では分岐で先に行かれたベテランのお兄様&お姉様方が休憩されていたので、今度はお先に行かせて頂いて~o(^^)o

樹林帯から見えるのは不動岳?




まだまだ遠いなぁ~と思いながらアップダウンを繰り返し…

目の前に現れた景色にギョギョギョ!!




さっきお話したソロの男性が崩落した斜面を登ってる~w(°O°)w

って事はあれが船窪岳の第2ピーク!?




梯子やロープを頼りにまたもや降ってゆくと、七倉岳でお会いしたソロの男性が休憩されていたので私もザックをおろしてプチ休憩(-.-)y-~

3分後、先に男性が出発されて、私は後方から写真をパチリ☆彡




ん~かなり渋そう~(--;)

上まで登ったのを確認してから山登なでしこも覚悟を決めて…o(`´)oウリャー

ロープを掴んだり、途中で鎖を掴んだり~
とにかくザックの重さで後ろに転倒しないように必死のパッチで登りました(≧▼≦)

その後もロープを掴んだり木の根を掴んだりしながら急激な斜面を登り…
その後は九十九折の急登が続いてヒ~ハ~(´Д`)ノ~~

昨日の北葛岳や七倉岳の登り返しよりキツい~(涙)

途中で息も絶え絶え…(__)
狭い道でしたが途中でザックをおろして休憩しちゃいました(∩∇`)

後方からベテランのお兄様&お姉様方が登って来られたのでお先にどうぞ~♪

皆さんは小屋泊なので荷物は7~8キロだそうですが…
やっぱり登り慣れていらっしゃるので、全員がヘルメットも着用して健脚な方ばかりでした☆彡


5分程休憩してまた出発!

その後も険しい道は続き…

やっと緩やかな道になってちょいとヤレヤレ~




ここを登ればもうすぐ船窪岳☆彡




8時24分!
船窪岳の第2ピークにやっと到着☆ヽ(▽⌒*)




船窪小屋を出発してから3時間10分…。

ここまでだけでも渋~い道のりでしたが、この先の不動岳までまだまだ難所が続きそうな予感がする~(≧▼≦)

って事で、ここでおにぎりを食べてエネルギーを蓄えねば~(●^ー^●)




不動岳への難所につづく…

北アルプス☆後立山南端・汗と涙のど根性縦走♪ (船窪小屋→針ノ木谷分岐)

2015-08-25 14:54:45 | 後立山連峰

■2015年8月11日(火) 晴れのち曇り

■縦走ルート:船窪小屋→針ノ木谷分岐→船窪岳第2ピーク→不動岳→南沢岳→烏帽子岳(巻き道)→烏帽子小屋(テン泊)
■コースタイム:約8時間
■所要時間:12時間8分

■装備:約25.5キロ(ソロテント一式・衣類・食料13食分+おにぎり×2・水2L+スポーツドリンク500ml×2他…)

☆――☆――☆――☆――☆――☆


前日は針ノ木小屋のテン場で朝寝坊したので、今日は早めにタイマーをセットして4時に起床!

同室の方々はまだ爆睡中~(__*)。o○

皆さんに迷惑をかけないように静かに布団を畳み、ザックを担いで一先ず外へ…

小屋の朝ご飯は5時前かららなので、行動食用にお弁当(おにぎり2個)を頼んで朝ご飯は残りのパニーニ(ベーコンチーズ&キャベツ入りのパン)で簡単に♪

今日は途中で日本一危険な水場に行って水を補給したかったのですが…

山岳パトロールの方曰く!
ロープを掴みながら水を汲まないとかなり危ない!と…。
プラティパスやナルゲンを落としてしまうケースが多々あり…?
その為に縦走を断念した方もいらっしゃるとか…?(|| ゜Д゜)

しかも今日のコースは小屋泊でザックが軽い方でも平均10時間はかかるそうで…w(°O°)w

って事は私のザックだったら12時間!?
水場に行ってる余裕なんて無いじゃ~ぁ~ん( ̄□ ̄;)!!

って事で…
小屋でお水を2L(1L200円×2)購入し、貴重なお水を分けてもらって申し訳無いのでスポーツドリンク(500ml400円×2)も買わせて頂きましたm(__)m

なにせ一昨日に烏帽子岳→船窪岳間で大学生のグループが熱中症になり、途中でビバークしていたので水分補給は必須!!

食料は沢山担いでいるけど、のんびり作っている暇も無けりゃ~余分なお水も無いからおにぎりも頼んじゃったし…
出発前にザックの荷物が減ってるどころか、増えても~たわ~Σ( ̄ロ ̄lll)!

しかもついこの間、このルートで死亡事故が発生!

ほ、ほんまに私、烏帽子小屋まで生きてたどり着けるんやろか~(__)


徐々に明るくなり始め、昨日はガスで見えなかった景色をパチリ☆彡


(蓮華岳~北葛岳~七倉岳方面)



(船窪岳~烏帽子岳)



(水晶や鷲羽岳~双六岳方面)


そして徐々に紅く染まる槍ヶ岳☆彡




なんやかんやとしていたら時間が過ぎ、いよいよ5時5分に船窪小屋を出発ε=┏( ^^)┛

同室だったお隣の女性が見送りに出て来てくれて、私の道中の安全祈願に鐘を鳴らしてくれました(^O^)/~♪




ご来光は残念ながら見れず…




昨日歩いてきた針ノ木岳方面への分岐




ここからいざ出陣!!o(`´)o

長~い1日の始まりです...☆彡


テン場に向かって降りの階段があり…




一昨日に熱中症でビバークしていた大学生達が昨日無事にテン場に着いて、元気そうにしていたので一安心(*^^*)

テン場近くの水場に後ろ髪を引かれましたが…
今回は素通りさせて頂きます(_ _*)

その先は崩落箇所を眺めながらの降り道…




今日1日、嫌ちゅ~程この崩落箇所を眺める事になるとは露知らず、写真を撮りながらホィホィ歩く山登なでしこε=┏( ^^)┛

朝イチは降りから始まると楽チンやゎ~♪←まだ余裕綽々

樹林帯なのであちこちに高山植物が咲いています☆彡




あまり見かけた事がないマルバダケブキ(丸葉岳蕗)




これはお馴染みのタカネマツムシソウ(高嶺松虫草)




樹林帯を45分程降ると針ノ木谷出合と船窪岳との分岐へ到着♪




先に出発されていたベテランのお兄様&お姉様方が休憩されていたのでパスさせて頂こうかな?とも思いましたが…
登りだとすぐに追いつかれちゃいそうなので、私も休憩して後からのんびり静かに歩こうかな~と(^^ゞ

針ノ木谷出合への道は読売新道と平の渡場で合流します♪

次にもし船窪小屋を訪れる機会があるとしたら…

七倉ダム側から登って船窪に泊まって、針ノ木古道で黒部ダム側に降るか…
黒部ダムから歩いて針ノ木古道を登って船窪小屋を目指して七倉ダム側に下山するか…?

黒部ダム側から針ノ木峠への古道も一度歩いてみたいなぁ~(*^^*)

いよいよこの先から船窪岳に向けて、崩落箇所をロープや鎖・梯子を使って危険地帯を通過します(^^;



船窪岳へつづく…



北アルプス☆後立山南端・汗と涙のど根性縦走♪ (七倉岳→念願の船窪小屋へ☆彡)

2015-08-23 16:50:36 | 後立山連峰

七倉岳の途中で山岳パトロールの方や後方から来られた男性に励まされて、なんとか七倉岳へ到着~(´Д`)ノ~~

時計を見たら14時45分…!
コースタイムは5時間40分なのに、もう7時間半も経過してる~(οдО;)

目標の15時までに船窪小屋へ向かわなければ!!

最後の力を振り絞って急いで山頂を出発ε=┏( `´)┛ウリャー

七倉岳からはもう道も緩やか~♪




少し登って足早に降ってテン場や水場・烏帽子岳への分岐をパチリ☆彡




今はガスガスで景色も全く見えませんが、明日はこの道から烏帽子岳を目指します!




明日は明日の風が吹く~♪
今は急いで船窪小屋へε=┏( ^^)┛ヒャホー

何度も写真で見た船窪小屋が目の前にチラリと~☆彡




14時58分!
なんとか目標タイムギリギリに船窪小屋に到着~\(^O^)/




針ノ木峠から約25キロ担いだ私の所要時間(休憩込み)は7時間43分…!!

玄関前には私よりも3時間も遅く針ノ木小屋を出発された山岳パトロールの方が休憩されていて、外のベンチでは沢山の方々がビールを飲まれていました(*^^*)


小屋の中に入るとお父さんが迎えて下さり、とても笑顔が素敵なスタッフの女性にお茶を煎れて頂き、山登なでしこ感謝感激~(o^o^o)

ノートに住所や名前・出発地・明日の行先を記帳し、お部屋に案内をして頂きます(*^^*)

私のお部屋は一番奥の二段ベッドの左側の上で、先客の女性が2人

山登なでしこ『こんにちは♪今日はご一緒させて頂きま~す(o^o^o)』

重たいザックを担いで二段ベッドの梯子を上がってヤレヤレ~(≧▼≦)

お二人ともテン泊装備でしたが私と同じく船窪小屋では小屋泊&小屋食でしたo(^∇^o)(o^∇^)o

船窪小屋は天空のランプのお宿としても有名な山小屋です☆彡




この船窪小屋を知らずして北アルプスの小屋を語るなかれ~!とまで言われる船窪小屋☆彡

山登なでしこが是非とも泊まってみたかった山小屋ですo(^^)o

もちろん今夜はお母さん手作りで、とても美味しいと評判の小屋食を頂きます(●^O^●)

荷物を整理してから外へ♪




ガスガスで景色は何にも見えまへ~ん(^^;

でも、小屋付近にはコマクサがチラホラ♪




七倉ダム側にはナナカマドが早くも一枝だけ紅葉している~☆彡




北葛岳でご一緒した大阪の男性とお疲れ様のビールで乾杯(^^)/▽☆▽\(^^)

空き缶を小屋に持って行ったら…
各自でちゃんと潰して網カゴの中へ捨てるらしい~(^^ゞ

って事で写真をパチリ☆彡




年季の入った重たい金槌もお父さんがここまで担いで来られたのかしら(・・?)

今まで石や足・機械で缶を潰した事はありましたが切り株の上で金槌を使って潰すのは初めてだったので記念に1枚☆彡




そんな山登なでしこの姿を見て…
『今までそんな写真を撮っていた人は初めてだゎ~!』
とスタッフの女性に笑われちゃいました(≧▼≦)

その後はお部屋で女子トーク(^∇^o)(o^∇^)o


18時♪
待ちに待った夕食タイム(o^o^o)

私は到着が15時だったので2回転目!




天空の山小屋とは思えない程豪華で手の込んだお料理の数々☆彡

◆コシアブラ・茄子・かぼちゃ・舞茸の天麩羅は抹茶塩で~

◆手作り叉焼・蕗味噌とお豆腐・ワカメと玉ねぎのお味噌汁
お母さん手作りの蕗味噌が絶品~☆彡

◆古代米を使ったご飯

◆高野豆腐と昆布・お野菜の煮しめ
1種類ずつ違うお鍋で味付けも変えて煮込んでありましたw(°O°)w

◆お野菜のマリネ
単なるサラダではなく、酢の物よりも少し甘めの味付けで、疲れた身体に甘酢が染み渡る~(*^□^*)

手作りのお漬け物とデザートのクロマメノキの実ゼリーは撮り忘れ~(* ̄∇ ̄*)

お料理の全てに船窪小屋へ訪れる歩き疲れた登山者を労う、お料理上手なお母さん&スタッフの方々の思いやりと優しさが伝わってくる心のこもった素晴らしいお夕食でした☆彡

食後は二段ベッドの上で明日歩く烏帽子岳までの地図やタイムスケジュールを確認しながらまったりしていたら、疲れと満腹感でいつの間にか気絶…(+.+)(-.-)(__)..zzZZ


同室の男性のイビキで目覚めた時には、是非とも参加したかったお茶会はとっくに終了していて…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン!!

小屋の中はおやぢ~ずのイビキが響き渡り~♪ランプの灯りが優しく揺れていましたf(^^;



ど根性コース・後半に、まだまだ続く…