船窪岳第2ピークから不動岳の間も崩落した不動谷を眺めながらスレスレのヘリをアップダウン…。
樹林帯の中に入ると多少歩き易い箇所はありましたが、喜んだのも束の間!
木の根やハイマツを掴んでの急登が続いて、何度も何度も立ち休憩…(´Д`)ゼィゼィ
足元はどこもかしこもザレザレで、登っては降り…また登っては降り…、見ている景色もあまり変わらず~(--;)
今回は針ノ木岳から裏銀座への約1週間の縦走予定で、担いだザックの重さは無雪期では過去最高の25キロ超え!
(ソロテント一式・衣類・食料14食・水2L+スポーツドリンク1L他…)
自分の体重の約半分の男前過ぎる重さで、縦走中に何度ザックごと谷底にほったろうかな~と…(-ω-)
不動岳の手前は鎖が1本垂れ下がった岩場をよじ登り、更に岩搭を越えて~♪
その先の小高い丘のような山頂にたどり着いた時には、船窪小屋からまさかの7時間以上も経過しておりました(´Д`)ノ~~ヘトヘト~
(コースタイムは約5時間デス...(^^;)
この山頂!
不動岳の名にあまり相応しく無い小高い丘の様な場所にあり、てっきり手前の岩搭付近が山頂かと思い込んでいたので…
三角点や道標を見逃したのかと思わずキョロキョロ…( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)
お不動様を奉る祠も無いし、なんとな~く拍子抜け~(__)
しかもガスガスで景色も見えへんし…
船窪岳に続いて、今までの苦労が全く報われないわぁ~(-ω-)
船窪岳第2ピークから同じペースで付かず離れず歩かれていた大阪からいらしたソロのベテラン男性と浜松の労山会の3人の方も到着されて、皆さんと一緒に休憩タイム♪
ここから南沢岳を経て烏帽子岳までがコースタイムで3時間!
やっと危険箇所を越えて稜線に出たし、ここまで来たらヤレヤレかな~(o^o^o)
この時は誰もが皆、この先にエグ~い崩落箇所の急登が待ち構えている事も知らず、和気藹々とのんびり休憩なんぞをしておりました(^^;
お弁当のおにぎりを1個食べ(●^ー^●)
皆さんより少しお先にまた出発~♪
南沢乗越に向けてまたもや標高を下げて、熊が出てきそうな樹林帯の中をアップダウンしながら降りますε=┏( ^^;)┛
ガスの切れ間から時々見える南沢岳への登り返し!!
あ゛~またアレを登るのね~(--;)
崩落している不動谷からもガスが沸き上がって、なんとも怪しげ…
1時間程降ると樹林帯からまた崩落スレスレの場所に出て…
ここから九十九折の激登り~!!
徐々にザレた斜面が砂地に変わり、まるで残雪期の腐った雪の斜面のようにズルズルと~( ̄▽ ̄;)
積雪期でもないのにキックステップで急斜面を登る登る~ε=┏( `´)┛ウリャー
あと少しの所で息も絶え絶え…
その後は浜松労山会の方々に道を譲って後ろからパチリ☆彡
こんな砂地の斜面を登ってゆくざんす~(^^;
ひとつ間違えば谷底にまっ逆さま…( ̄□||||!!
そしてその先はまた樹林帯の激登りが続き…
登りきった先は…
迷わずザックを降ろして休憩しました( ´Д`)ゼィゼィ
私のザックまでバテバテ~(≧▼≦)
そしてまた崩落スレスレの砂地をひたすら登り…
振り返ってパチリ☆彡
同じような景色と同じようなザレた登り返し…
こ、これってまるでデジャブだデジャブ~(--;)
そして南沢岳への最後の登り…
休憩場所から約30分♪
浜松労山会の方々に迎えられて南沢岳の山頂に到着☆~彡
ほ、ほんまにここが南沢岳なん!?(-ω-)
似非ピークに散々騙され、疑り深~くなった山登なでしこ…(笑)
正真正銘の三角点でバンザ~イ\(^O^)/
不動岳から約2時間半!
船窪小屋を出発してからは、目標タイムの10時間が経過しちゃいましたぁ…(∩∇`)
落武者になって烏帽子小屋に到着…(__)につづく…