講師の山下満希子さんは、コーチングを学ばれて活躍中の横手市の方でした。
ことばがはきはきしていて、とてもさわやかな方でした。
私たちは、相手がどこをみているのか聞いてみないと分からない訳で、コミュニケーションとはその確認であって、お互いがどこを見ているのか、その視点を伝え合うこと、なのだそうです。
良好な関係の作りのポイントは、自分を知り、相手を知ること。自分の気持ちや意見を相手の権利を侵害することなく、率直に、誠実に、対等に表現すること・・ということで、グループワークをしたり、ペアで、ロールプレイをして、自分のコミュニケーションのとり方を意識して考えた時間でした。
否定しない言い方をすると、人はこころを開いていく・・。実際、否定されると心は拒否して、閉じこもってしまいます。
くわしいことはわかりませんが、これまでのスポーツなどで、「まだ、ダメダ。まだダメダ」というような否定的なトレーニングよりも、コーチングでその人本来の持ち味をひきだすことができそうで、暴力的でないのが、なによりいいなあ・・と思っています。
子育てにも応用できそうで、最近の育児書もコーチングが生かされていると感じます。
今、こういう講座が人気だそうです。自分の気持ちを伝えるというスキル的なことの他に、嫁や姑、妻と夫、といった、従来の主従関係が崩れている”時代”背景を捉えなおすことが必要な気がしました。(それこそが、男女共同参画、ジェンダーの問題ですが・・・)