青森県八戸市で悲しい事件がおきました。
まだ、なにも事件は解明されていませんが、若者の、このような事件を聞くたびに、ことの表面的なことだけでなく、もっと深いところまで、考える報道がそろそろ出てきてもいいと思うのですが、同じことがくりかえし、起きてしまっています。
こどもがナイフをもつというのは、自己防衛のためでしょう。国家だって防衛のために武器をもつのですから、同じことです。
八戸の少年は、なにから自分を守りたかったのでしょうか・・。彼の周りには、一体なにがあって、なにがなかったのでしょうか。理解しようとした人はいたのでしょうか。
母親には子どものことを相談する人はいたのかな・・・。
子どもであれ大人であれ、不安や孤独が人を暴力的にするのだと、わたしは思っています。理解されない悲しみが人を暴力的にするのだと思っています。そのエネルギーが他者に向かえば人を傷つけ、自分にむかえば自傷や自殺となります。それほど自己を防衛する本能的なものが人間を支配するのではないかと思っています。
えらそうなことはいえませんが、学校に行かない2人の子どもを育てながら、自分なりに考えたことです。