きょうは、JR東労組の旗開きでした。
参議院議員の今野東さんの時局講演会は、聞き応えがありました。
その中で、きのう成立した、新テロ特措法・・ではなくて、補給支援特措法というのだそうですが、国会の承認規定をはずしていることの重大さにふれていました。
文民である首相が統帥権をもっているのですが、今回の補給支援法が、国会の承認を削除したということは、この統帥権を首相が手放したということになる・・という、大変な問題であり、キケンなことだということでした。
世論調査で半数は、この新法に反対していたのに、与党の数の力で押し切ったことは暴挙であるとも話していました。また、燃料の補給ということは、兵站を担うことであるから、攻撃の真っ先の対象になりうるのだとも、党首会談を引き合いに話していました。インド洋で補給をするということは、もうすでに戦争に参加していること以外のなにものでもありません。
憲法9条をもつ国が、すでに武力行為にまきこまれています。
法秩序を遵守することが、政治に関わるものの使命ですのに、ねじれているのは国会ではなくて、与党議員の方々のオツムではないかと、つくづく思いました。
こんなにすいすいこういう法案を通してはいけないと思います。薬害肝炎救済法と一緒に通した事も、補給支援法から人々の目や耳をそらしました。もちろん薬害の方々の救済は当然のことではありますが、2008年1月11日は、歴史的な日になる気がしています。