算太郎日記

日々の日記を綴ります

活弁シネマを観る

2024年08月25日 | 日記

久しぶりに活弁シネマを観に行った。


1920年代のアメリカの無声映画を若手の活弁士が語る上映会。会場は小さなカフェ。活弁士の生の声が会場の隅々まで響き渡る。こんな会場、ちょっと良いなあと思う。


活弁士は若手らしい気負いも見られたが、みるみる映画の世界に誘ってくれた。本番前のトークも熟練の話芸で笑いを取ると言うことはないが、勢いと初々しさがあって心地よかった。映画も最後まで楽しめ、一時間半があっという間だった。


もう少し語りを聞いていたいなあという思いを抱きながら、会場の外に出た。モアッとした熱気を覚悟したが、外は久しぶりに降った雨のせいか、暑さが気にならなかった。