311を観る

　「３１１」という映画を観てきました。
　
　この映画は昨年の大震災直後に，ドキュメンタリー映画監督の森達也氏等４名のメディアの関係者が，震災現場に入り，被災地の様子をカメラに納めたものを映画化したものです。あらためて震災の悲惨さに胸が痛みました。特に，大川小学校で亡くなった子ども達の泥を被ったランドセルや体操服が並べて置いてあるのをカメラが捉え時は，正視するのが辛かった。

　上映後に，森達也監督の挨拶があり，観客の質問に丁寧に答える中で，明確にこの映画に込めた思い等を語っていました。ドキュメンタリー映画を創ることの意味やメディアの役割について考えさせられました。

研究会

　ある研究会に参加しました。大学の研究者の報告が中心だったのですが，データに裏付けされた，なかなか興味深い報告もありました。　

　大学の研究者と現場の実践者が，日常的に意見交換できる場がもっとあると面白いだろうなと思いながら，会場を後にしました。