きまぐれ日記

散策での発見や孫の成長などをきまぐれに綴ります

百八やぐら、天園から横浜自然観察の森へ

2013-04-17 18:26:43 | 史跡めぐり

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「百八やぐら」をメーンとした史跡めぐりに参加した。

「百八やぐら」は、二階堂覚園寺裏山一帯に存在する大やぐら群です。

現在177基で鎌倉の殆どの類型がここで見られるということです。

広さは1㎡から大きいものでは10㎡に及びますが最も多いのは2㎡位

で、長さ30cm程の羡道(せんどう)をつけている。弘法大師八十八箇所

めぐり、大五輪窟、梵字窟等々ありますが、板塔婆五輪窟が印象に残り

ました。

この後、鎌倉市街の背後、東西に連なる山々は「鎌倉アルプス」と

いわれるが、その一つである尾根づたいの道「天園ハイキングコース」

から横浜市の「横浜自然観察の森」まで縦走し、寺社の背景となる新緑、

古道に満ちるうぐいすや小鳥のさえずり、古都鎌倉の自然の魅力も

存分に味わった。

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梶原の里から桜の鎌倉山と広町緑地へ

2013-03-27 17:21:44 | 史跡めぐり

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鎌倉ガイド協会の史跡めぐりに参加した。

大船駅に集合、湘南モノレールで湘南深沢駅へ、生憎の雨の中を傘を

差しての史跡めぐりとなる。さくらも雨に打たれ元気なし。

深沢小学校の裏山のやぐらの梶原景時一族の墓。本尊は木像不動明王

だが住職のお話によると、なぜか本堂内脇間の出世子育地蔵尊が人気

の等覚寺。境内に樹齢700年余のビャクシンの老木がそびえる大慶寺。

梶原の鎮守で、鎌倉権五郎景政を祖とする御霊神社。鎌倉時代の武将、

梶原源田景季(かげすえ)の片腕が埋められているという源太塚がある

仏行寺。その他、笛田公園、しのぶ塚をめぐる。

鎌倉3大緑地の一つである広町緑地の散策は雨のため中止となる。

桜雨の降る花冷えの一日でした。

画像 左から 梶原景時一族の墓、大慶寺、御霊神社

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鎌倉に眠る石造物の謎を探る

2013-02-21 16:55:16 | 史跡めぐり

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今回は三浦一族研究会の史跡めぐりに参加しました。

中世に仏教文化の中心だった鎌倉には石材を加工し、屋外に立てられ

た石造物が多く残されている。

鎌倉駅から妙本寺、別願時、安養院、来迎寺、五所神社、光明寺の

層塔、宝塔、宝篋印塔、板碑、五輪塔、無縫塔などの石塔を訪ねた。

石造物の姿、形が時代によって変化していく様子を学んだ。

光明寺境内東隅には徳川将軍に三河以来仕えた譜代の家臣内藤一族

の歴代藩主の墓所があり、今回は墓所の中に入っての拝観。

高さ3mを超える宝篋印塔や五輪塔が二百点近く林立しており江戸時代

の石造文化財の変遷がうかがえる。

画像  左 : 別願寺  鎌倉公方足利持氏の墓

     中 : 来迎寺  三浦大介義明と多々良三郎重春の墓

     右 : 光明寺  内藤家歴代藩主の墓

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除魔神事

2013-01-05 14:59:20 | 史跡めぐり

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鶴岡八幡宮へ参拝する。今日は舞殿西庭にて除魔神事が行われる。

源頼朝が幕府において「御的始」「御弓始」と称して行った武家の

事始めを起源とする、鎌倉時代から続く武士の新年行事で、同時に

年中の除魔を目的とした行事です。

直径五尺二寸(1.56m )の大的の裏に「鬼」という字を封じ込めて

矢を射ることから、「大的式」ともよばれる。

舞殿で神職による祭儀が行われた後、小笠原弓馬術礼法・鎌倉弓道

保存会の方々のご奉仕により神事が執り行われました。

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初詣と手斧始式

2013-01-04 17:17:10 | 史跡めぐり

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あけましておめでとうございます。

2日は風が強く荒れましたが、今日は穏やかな天気に恵まれました。

鶴岡八幡宮へ初詣と手斧始式(ちょうなはじめしき)を見に行ってきました。

1191年(建久2)大火で焼けた社殿を源頼朝が再建する際、船から

上げられた用材を由比ケ浜より運んで木造りしたという御柱引きの

故事に因む神事です。古儀保存の意味と、年間を通して行われる営繕

の事始めの儀式として、さらには鎌倉全市の大工や鳶職など建築関係

者の工事始めの式としての意味も加わって営まれているようです。

二の鳥居より段葛を神職の先導のもとに鳶職が木遣(きやり)唄も勇ましく

ご神木を運ぶところから神事は始まり、舞殿前では、烏帽子直垂姿の

幣振り役・工匠・鋸役・墨打役・手斧役・槍かんな役がそれぞれ現在では

目にふれる機会の少ない所作を古式ゆかしく再現されました。

続いて、舞殿前で梯子乗りが行われた。

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神武寺お煤払い

2012-12-13 16:52:27 | 史跡めぐり

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京急神武寺駅から徒歩30分(JR東逗子駅から15分)常緑樹の

豊かな森の中に、聖武天皇の勅願により僧行基が創建したと伝えられ

る神武寺がある。ここの薬師堂の薬師如来と脇侍の日光・月光菩薩は

33年に一度だけのご開帳ですが、12月13日午前中の、お煤払い

のとき、お姿を拝すことができる。法要が始まると檀家の方か、外陣

はいっぱいのひととなる。

薬師三尊を参拝したあと、客殿の阿弥陀三尊・釈迦如来・十一面観音、

弥勒やぐらの弥勒石像を拝観した。

尾根伝いで鷹取山へと向かう。途中、真っ白な富士山がよく見える。

鷹取山では若者がクライミングを楽しんでいた。

画像 左から 神武寺薬師堂、 富士山、 鷹取山

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古都・鎌倉の世界遺産世界遺産候補地を散策

2012-11-22 20:04:02 | 史跡めぐり

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「武家の古都・鎌倉」の世界遺産候補地のうち、二、三の寺神を散策した。

二年前、鶴岡八幡宮の大イチョウが倒伏した。替わって鎌倉一の巨木に

なったのが、荏柄天神社の御神木のイチョウで樹齢九百年といわれる。

覚園寺は昨年の黒地蔵縁日以来で、寺僧に案内されての拝観、紅葉には

まだ、2、3週間早いようですが、心休まる境内でした。

この後、法華堂跡を拝観したあと、遅い昼食で一献。

画像 左から 荏柄天神社、御神木のイチョウ、覚園寺境内

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秋風の名越切通、まんだら堂跡から二番札所岩殿観音へ

2012-10-26 23:00:00 | 史跡めぐり

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鎌倉ガイド協会主催の古都鎌倉史跡めぐりで、中世鎌倉の趣を残して

いる、世界遺産候補地・名越切通をたどり、まんだら堂やぐら群跡を

訪ねた。やぐら数は周辺を含めると150基を超える鎌倉で最大規模

のやぐら群です。やぐら内には無数の五輪塔が安置されており当時の

ありさまがうかがえる。(ガイド協会のために特別開場とのこと)

あわせて、鎌倉で布教活動を始めた日蓮上人ゆかりの安国寺、日蓮と

その弟子日朗がかかわった法性寺、奈良時代に創建という坂東三十三

観音二番札所の岩殿寺の寺々を拝観した。

画像左から 名越切通、まんだら堂やぐら群、岩殿寺の観音堂

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平家最後の嫡流、六代御前の墓を訪ねる

2012-09-07 23:00:00 | 史跡めぐり

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鎌倉ガイド協会の「平家最後の嫡流、六代御前の墓を訪ね~逗子・

鐙摺岬から長柄桜山古墳群へ~」の史跡めぐりに参加した。

JR逗子駅に集合し、まず、亀岡八幡宮、延命寺、宗泰寺を参拝し

六代御前の墓に向う。六代御前は平維盛(これもり)の嫡男で平家滅

亡の時、捕えられて処刑されるところを、文覚上人のおかげで助けら

れた。その後文覚の弟子となり、平安の日々を送りましたが、源頼朝

が亡くなると再び捕えられ、田越川にて処刑された。桜山柳作の岡が

六代御前の墓とされている。墓前のこの田越川は「御最後川」ともいう。

長柄桜山古墳は、以前あった見晴台は撤去され、案内看板等が整備さ

れていた。1号墳、2号墳の2基の大型前方後円で、県内最大級の

古墳といわれる。畿内のヤマト政権と関係する人、あるいは三浦半島

の有力者が葬られていると想像されているようです。

画像 左から 延命寺、六代御前の墓、長柄桜山古墳

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称名寺の緑陰を散策し、鎌倉密教を学ぶ

2012-08-07 19:05:11 | 史跡めぐり

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史跡めぐり、今回 半日コースに参加。

金沢文庫で企画展「鎌倉密教」が開催されている。それに因んで

真言宗の薬王寺と称名寺を参拝し、金沢文庫では大会議室で

企画展の鎌倉密教について学芸員の解説を受けた。

半日コースでしたが、暑い、そして熱い一日になりました。

画像 左 : 薬王寺  中 : 称名寺  右 : 緑陰を辿り稲荷山へ

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緑陰を求め、東逗子に鎌倉ゆかりの名刹を訪ねる

2012-07-19 18:52:44 | 史跡めぐり

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鎌倉ガイド協会の史跡めぐりに参加した。

JR東逗子駅から東へ500mのところの海宝院から今回の史跡めぐり

が始まる。ここは、徳川家康が長谷川長綱を代官頭とし、幕府直轄地

の三浦郡を支配させ検知を実施した。その長綱と一族の墓がある。

ここから、さらに500m東へ進むと、光照寺である。本堂を拝観させ

て頂いた、本尊はもとは釈迦如来と伝わるが、現在は阿弥陀如来立像

である。源頼朝の異母兄である源義平の菩提寺と伝えられている。

神武寺への急坂な裏参道を登る。やっと緑陰になり、涼しさを感じる。

山百合の香りで元気ずき、25分ほどで神武寺に到着。ここは何度も

参拝に訪れているが、本堂で説明を受けての拝観ははじめてである。

夏の神武寺は涼しくて良い。お気に入りの寺のひとつである。

最後は、京急神武寺駅近くの東昌寺を拝観し解散した。

画像左から 海宝院、光照寺、神武寺の薬師堂

追記:高校野球、孫のチーム3回戦も勝利した。

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円覚寺塔頭を訪ね ご法話に心鎮める

2012-07-06 23:00:00 | 史跡めぐり

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今回の史跡めぐりは、円覚寺の通常は公開されていない内の四塔頭

(壽徳庵・黄梅院・龍隠庵・白雲庵)のご本尊を特別拝観し、壽徳庵

住職の齋藤老師の法話を拝聴した。

〝 当処即ち蓮華國 此の身即ち仏なり 〟齋藤老師の法話より

画像左から 寿徳庵、三浦道寸及び一族の墓、白雲庵

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源範頼の伝説の地をたずねる (その2)

2012-06-27 23:00:00 | 史跡めぐり

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京急追浜駅から海の方へ1.5km程行くと岡村製作所がある。

源範頼が榎戸に上陸したとき、この近在の平兵衛が裏山にあった洞窟

に範頼を匿った所が今の岡村製作所敷地内である。工場棟増設のため

洞窟は取り壊され、地蔵菩薩尊像が建立され、蒲地蔵菩薩尊像として

安置供養されている。工場の係員の案内で拝観した。

すぐ近くに、正禅寺があるが、蒲谷の姓のお墓が多くみられる。範頼は

蒲冠者と呼ばれていたが、蒲の一字を頂いた平兵衛の子孫が代々蒲谷

姓を名乗ったといわれる。

この後、旧太寧寺跡碑・野島公園・伊藤博文金沢別邸・九覧亭(金龍院)

を見学。

悲運の武将、源範頼について、いろいろ学んだ二日間の史跡めぐり

でした。

画像左から 蒲地蔵尊、正禅寺、旧太寧寺跡碑

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源範頼の伝説の地をたずねる (その1)

2012-06-25 23:00:00 | 史跡めぐり

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源範頼は頼朝によって伊豆修禅寺に流されたあと、伊豆を秘かに逃れ

て三浦半島の浦郷(追浜)に上陸し、潜伏してこの地で自害したという。

この伝説の地を前半、後半の2コースにわけてたずねました。

京急金沢文庫駅に集合し京急線路に沿い北へ、15分程で太寧寺

(たいねうじ)に着く。住職の範頼について丁寧な説明を頂き

本尊の薬師如来像(伝 運慶作、俗称へそ薬師)や「源範頼の位牌」、

「範頼公画像」などを特別拝観した。また、境内には範頼の墓や

赤ひげ先生の小川笙船(しょうせん)の墓もある。

次は、称名寺の近くに位置する、薬王寺へ向かう。ここは範頼の

別邸があった地という。本尊の薬師如来像は古来秘仏とされている。

住職が古色蒼然とした「源範頼の位牌」を手に持ち範頼についての

お話があり、拝聴した。

画像左から 太寧寺、源範頼の墓、薬王寺住職の法話

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東慶寺のイワガラミ

2012-06-14 23:00:00 | 史跡めぐり

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東慶寺のイワガラミとイワタバコを見に行ってきました。

開場前から大勢の人が列をなし順番を待っている。イワガラミは

ユキノシタ科のつる性落葉葉樹と管理者の説明がある。花はガクアジ

サイに似ている。清楚な花が仏殿裏山の岩壁を一面覆っている。

イワタバコも丁度見ごろであった。この後、建長寺に向うが、途中

円応寺の運慶作の閻魔大王坐像を拝観し冥土でのお願いをする。

建長寺では、新しくなった唐門を拝観、徳川2代将軍秀忠夫人(江)

の御霊屋の廟門を移築したもので改装され更に荘厳になった。

鎌倉駅前で昼から一献、そして帰路へ。

画像 左から 東慶寺のイワガラミ・イワタバコ、 建長寺の唐門

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