築地 老舗鰹節屋がざっくり語ります

築地で鰹節屋を営み70余年、現在三代目。築地ネタ、料理ネタ、ざっくり語ります。
店舗:中央区築地6-26-8 尾林商店

嬉しい出会い

2017-03-31 20:15:16 | 日記
今日の出勤に使ったバスの運転手さんはきびきびしていて
いつもよりちょっと早く着いた気がした。
そして店につく数メートル手前で、一年前うちで
一人だった私の手伝いをしてくれていた翔太君を発見!
竹かご持ってすっかり板前さんではないか!


「翔太君!」って呼び止めたら
明日いなり寿司を50人分作ることになり
その買い出しに来たんだとか。
うちがまだ閉まってたので素通りしちゃったんだって。

おー!もしバスがどこかで信号にひっかかっていたら
多分気づかないまま終わってしまいメールで事後報告的な
展開だったんだろうか。
バスの運転手さん、無駄のない動きありがとう!!!
本当に数秒の差でしたから。

イクラと飯台を買うのにお付き合い、場内と
場外をうろうろして一時間ほど久しぶりに歩きながら
話しました。一か月ほど前もふらっと寄ってくれて
そういうの嬉しいですね。

とは言いながら今日は月末でしかも色々
やりたいことがあり、この一時間を取り返すべく
せっせと削っていると今度は兄にちょっと来て、と。

上に行くと・・・・・
なんと4年前に店頭で出会ったカナダのアーティストの方!
ちゃんと覚えていてまた寄ってくれたのでした。
私のなかでは2年前くらいな感覚でしたが4年前でした。
やー嬉しいなぁ!と言いつつ、英語力がもう下がりまくりで
とても歯がゆかった・・。

4年前もちょうど桜の時期だったな。

そのカナダの方が、安倍総理とトランプ大統領の長い長い
握手と、それと全く逆のメルケル首相との冷めた態度に
驚いたと話していて、親日だから気になったのかもしれないけど
それくらい世界中が注目した会談だったのかな、と思いました。

この4年の間に築地がずいぶん様変わりしたという話から
世界中の動きがあまりに早く、また想像もしない方向に
動いていくから、もーついていけないよーってな
感じの話をしました。みんな戸惑ってるくらい
世界はすごいスピードで動いてるのかな、そして
同時に新たな変化を望んでいるのかな、なんて感じました。

まーそんなこんなで今日は全く予定通りに行きませんでしたが
嬉しい再会を二つも経験し、感謝の気持ちで
一人請求書を作成したのでした・・・(爆)。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿