カビ付け追記

すっかりご無沙汰してしまいましたが
前回のカビ付けについて
少し訂正がありました。

一番カビを今では人工的に
付ける、という意味の文を書きましたが
ちょっとニュアンスが違うのだそう。

近年は鰹節にとって一番良い、
雑菌も無い良質のカビを
敢えて付けるようにしているのだとか。

その方がより良い鰹節ができるので
そうしているそうです。

今日はお昼に私の鰹節の師匠とも
いえる仕入れ先の社長の元を
訪ね、結局一時間近く
鰹節についてお話を
伺いました。

いつも参考になる本を
下さったり、資料を色々見せて
頂きながら鰹節の話をして
くださいます。
今日も沢山学ぶことが
出来ました。

正直、父が亡くなるまでは
こんなに実家の商売に
関わるとは思いませんでしたが
今はこの流れを
結構感謝しています☆

人生はどう転んでいくか
全くわかりませんが
だからこそ面白いとも
いえますね。

カビ付け

天気が良いので湿気を吸ってしまった
裸節（カビ付け前の本節）を
天日干ししていたら
お客様にカビについて質問を
いただきました。

カビは自然に生えるのかどうか、と。
その時は遠い記憶のなかで曖昧に
答えてしまったのでここで
きちんと。。。

本来は裸節を密封した木箱に入れ
25～28℃相対湿度75～85％の部屋に
入れて２週間して取り出すと
アオカビで覆われます。
これが　一番カビ。
しかし近年では自然に生えるのを
待たずにカビ粉末を噴霧することが
多いそうです。
この作業を３回繰り返し、
あとの４～５番目のカビは自然に
生えてくるのに任せるそうです。

お客様や通りかかった方から
質問をいただいたり
お話することで私も色々調べる
機会をいただけるので
皆様ガンガンどしどしお声を
おかけくださいね！

全く話変わって・・・
今私は何故か
今更「プラダを着た悪魔」という
映画のDVDを観ながら(聞きながら？）
ブログ作成中。
最近ファッションから遠ざかってる
気がする私
でもね、築地のドレスコードは
やっぱりジーンズにTシャツか
作業着でしょう・・・。

でも休日アクセサリーとか
結構参考になりますね☆

まぁ、私はふきっさらしで
思いっきりどかた焼けしちゃう
築地も好きだけど　ふふふ。