築地 老舗鰹節屋がざっくり語ります

築地で鰹節屋を営み70余年、現在三代目。築地ネタ、料理ネタ、ざっくり語ります。
店舗:中央区築地6-26-8 尾林商店

今度は超美魔女!!

2012-10-21 17:53:19 | 日記
土曜日、ふらっと立ち寄って
鰹節粉を買っていかれた女性。

「私、普段は家で食事しないの。
いつも外食なのよ~。でもこれは
便利だしいいわね!」と。

すごくオシャレでキレイで
お化粧も上手で
「昔タカラジェンヌでした」と
言われたら妙に納得してしまうような
お方。ネイルも黒でキめてカッコイイ!
そしてお肌がツルツルで張りがあって
本当にゆで玉子みたい。

思わず「外食メニューも色々気遣って
選んでるんですか?」と尋ねると
「そうね~やっぱり野菜は摂るわね。
でも私、朝と昼は食べるけど夜は
食べないですぐ寝ちゃうのよ!」

そしてそのあとの言葉にぶっ飛んだ!

「だって私80歳の年寄りだから
早くねて早く起きちゃうのよ。」

えっ えっ えぇぇぇぇぇ~~~!!!!

と思わず3回叫んでしまった。。。

「80・・・信じられないです・・・
 その美しさを保つのにはやはり
お化粧品とか色々こだわりがあったり
日々の努力とかがあるわけですかっ?」と
かなり鼻息も荒く質問してしまうと

「何にもしてないわよ。水で洗って
おしまいよ~。早寝早起きがいいんじゃない?」
とあっさり。

でも本当にお肌もきれい、センスもいい、
お顔ももちろんお綺麗でした。

美魔女どころの騒ぎじゃないよ~!!
何にもしないであんなキレイなら
一生懸命高い化粧品やら
エステやらに投資してる人達が
浮かばれないではないの~!!
と思わずにはいられなかったです。

夕食抜きは無理だけど
朝食しっかり、そして早寝早起き
やってみる価値あるかな?

しかしいまだに信じられない・・
あの方のお肌は 
むきたてゆで玉子のようでした。
SUGEEEEEEE~!!!

鰹節美人&セレブ☆

2012-10-21 17:53:19 | 日記
うちのお客様は
不思議なほどに美人さん、上品な方、
センスの良い方が多い!!!
これは男性陣にもいえるんだけど。

だから実はさりげなく
皆様のセンスの良い着こなしや
アイテムを参考にさせてもらったり
しています

そしてそういう方々はやはり
お話していても
なんというか・・・
気持ちが良いのです。

でもなんでなんだろうとちょっと
考えてみた

そして気付いたことがありました。

皆様、金額ではなく品質で
うちを選び、足を運んでくださっていると
いうことに

勿論私のように家計を守る主婦には
値段は意識しないわけには
いきませんが、
でも値段と味が一致しているもの
安かろうまずかろうではないもの
でないと買う気にはなれません!!

そしてうちは
グラム単位ではけっして安いわけでは
ないけれど味は間違いないと
皆様理解し、認めてくださっている
ということなんじゃないかな?と。

たまにうちの値段みて
「あら、高いわねぇ~○○さんは
いくらいくらだわよ。」なんていわれたり
することがありますが
うちは安物は一切扱ってないので、
安いものがほしい方は別を
あたっていただいてます。

ただ、この高品質でこの値段、
実は安いんだけどな!!

つ、ま、り、
うちの素敵なお客様方は
本当に美味しいものをご存知の
素晴らしい味覚と舌を
お持ちのグルメってことです!!

宣伝もしていないので
正直ネームバリューもないなか
これだけ固定客の方々がいらっしゃるのは
嬉しいことです。

皆様、本当にありがとうございます。
ハートマークがいっぱいです


亀節

2012-10-12 22:22:39 | 日記
写真は亀節というものです。

普通鰹節は一匹の鰹を三枚卸にしてから
さらに左右二つにし、四本の鰹節を
作るのですが、
小ぶりな鰹は所謂、三枚卸しにしたら
そのままにします。
だからちょっと丸っこいというか
平べったいというか・・・。

で、解説を写真のようにつけて
店頭に展示していたら
とある外国の方が
「???亀をどうしたの??」
と、怪訝そうに質問してきました。

いやいや、形が亀の甲羅に似てるだけで
これは亀じゃないんだよ~!
と、説明したら
妙にホッとしていました。

でも私の、まるでメロンパンみたいな
拙い絵でも亀ってわかって
もらえたのかな?
それはそれで嬉しいな。

昨日もアメリカのご夫婦が
鰹節を珍しそうに見ていました。
とても興味深いみたいで
色々質問されました。
日本語のように満足な
説明には至らないけれど
興味を持っていただけて
嬉しいな。

あしたは娘の運動会。
なぜか毎年恒例で保護者母は
チアガールとして踊らねばなりません。
結構ハードで今日練習でたら
早速筋肉痛・・・。

でも結構楽しいんだわ。ふふ。