叙事詩 人間賛歌

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人間賛歌 所感  九(信仰) 

2009年11月27日 | 所感

 法華経の智慧に学ぶ 一 *

法華経の智慧第三卷に、難と戦うことで安楽な大境涯が築ける。
という池田先生の指導があります。その中に北陸地方のある夫婦の体験
談が出てきます。

夫婦の貧乏を見かねた信心の先輩が、
 「あなた方は学会活動より経済闘争を優先してやりなさい。」 と指導して
一時期学会活動が出来ないときがあった。
というぐらいですから、並たいていの貧乏ではなかったことがうかがえます。

その内にわずかな資金で始めた食品店が軌道に乗り、いまでは大きな工
場も立て、全国三千六百軒の得意先から連日注文が入ってくるまでに大発
展したのです。
支部の拠点用に大きな家を建て、庭には五、六十台もとめられる駐車場が
あり、駐車場の真ん中には三色旗をあげるポールまである。という信心の
大実証を示すまでになったのです。

 夫妻の話によりますと、
「想像を絶する困苦の中で、ちょつとでも良いことがあったら、ご本尊様に
感謝する。。するとまた良いことがある。。
また感謝する。。感謝、感謝の連続で夢中になって働き、気がついたらこう
なっていました。
 そして、一番辛かったのは学会活動が出来なかった時でした。」
 と述懐しています。

私たちはよく信心の先輩から、
「功徳を出すには感謝の信心をすることだ。」と教えられています。
しかし一口に感謝の信心といっても、いざ実行しようとするとこれがなかな
か難しいのです。一生懸命にやっているのに功徳が出ないとか、難ばかり
でちっともよいことがない。

と、ついグチの心が出てくるのです。これは初信の人よりもあるていど信心
してきた人が陥りやすい傾向があります。

次回に続く   

  
  



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