叙事詩 人間賛歌

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人間賛歌 所感(政治経済)

2010年06月11日 | 所感
  証券経済 *

 前の回で,株価は新しい段階に入ったといいました。
懐疑の中で育った株価が、楽観の中で成長する段階に入ったから、高くなるだろうと
思っていました。
 ところがである。予想もしていなかったギリシャの財政破綻がヨーロッパを不安に
し、それが世界を不安におとしめたのです。

 株価は景気の動向を先見し、先が良くなるだろうと思う人が多ければ上がります。
だが景気の動向ではなく、国の動向が世界の株価を左右するようになろうとは思い
ませんでした。
長いあいだ証券にかかわっていますが、初めての経験です。

 だが、経済のほうは各国が必死で取り組んだせいで、しだいに上向いてきています。
いずれ株価も本来の動きを取り戻して、上がってくると信じています。
世界に滞留する行き場のない投機マネーが、空売りをして株価の値下がりで儲けよ
うとたくらんでいますが、いつまでも彼らの思うとおりにはならないでしょう。

 政治 *

 鳩山総理がルーピーであるかどうかは歴史が審判するといいましたが、そのとおり
になったと思います。
勝利の女神から見放され、国民の八割から嫌われていた実力者の首を切って、心
中したのですから、その効果はこれから分かるだろうと思います。

 替わって管総理が誕生し、民主党の支持率が大きくあがりました。
新総理の実力はこれから分かると思いますが、歴代の総理と違って管氏はなにの
後ろ盾をもたず、リスクを自分で背負って育った政治家ですから、強いし、頼りにな
ると私は思います。

 ノンリスクで育ったサンプルが鳩山前総理でしたが、、管総理の庶民感覚に期待し
たいものです。
そういう意味で、国民はなんでも、かんでも、政府のせいにして保障を求めるのでは
なく、自分がリスクを背負っていくぐらいの気概がなければ、人間が劣化していくと感
じています。

   


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