叙事詩 人間賛歌

想像もできない力を持つ生命の素晴らしさを綴っています !

 すべて無料です、気軽に読んでください。

人間賛歌 若い人の仏教教室 九十九

2008年02月10日 | 若い人の仏教教室
ジッチャン、
「山本さんのおっしゃる通りだと思いますよ。
今も地球や人類の危機が叫ばれていますが、人類が誕生してから
何百万年のあいだに、地球環境の大変革(氷河期や地殻の大変動など)
とか、
大疫病などで、人類滅亡の危機は何回もありました。

だがそのつど、それを乗り越えてきたのです。
こんどはダメだろう。と悲観的に思うのは多分に感情的なもので、冷静に
理性を働かせてみれば、絶望したり、あきらめたりする根拠はないのです。


今、人類が抱えている問題のすべてを解決する解決策は、
今はなくても、みんながあきらめず解決に向かって協調し、
努力していけば解決策は必ず出てきます。

今までがそうだったのですから、これは古今の歴史が事実であることを
証明しているのです。
そんなワケだから山本さんも、ケイタくんも希望を持って前向きに進んで
もらいたいと思いますね。」

山本さん、ケイタくん、

「先生、よく分かりました。悲観的にならず、未来を信じて前向きに進み
ますので、安心してください。」

ジッチャン、
「そう願いますよ。
宇宙のはなしになったついでに、ついでと言っては失礼だが、
有名な車椅子の天文学者・ウイックラマシンゲ博士の宇宙論を少し紹介
しておこう。
と言っても私自身、新聞で見ただけだから又聞きのつもりで聞いてくださ
いよ。参考になりますから・・

ウイックラマシンゲ博士は、宇宙には、地球と同じように生命が存在でき
る星が、少なくみても百億はあると思う。
彼らと地球人が交信できないでいるのは、文明が発達しすぎると、
星自体が持っている寿命が短くなるので、交信する前にその星たちが、
なくなっているからだ。

と言っていたと新聞に出ていたのだよ。

仏教では地球と同じような国土が無量にあって、そこでは生命の実相・
(永遠の生命)を悟った仏がいて、人々を教育しているのだと法華経に
書いてあるんだ。

つづく


最新の画像もっと見る