叙事詩 人間賛歌

想像もできない力を持つ生命の素晴らしさを綴っています !

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人間賛歌 所感(社会)

2010年09月24日 | 所感
 自立心について *

「国(人)がなにをしてくれるかではなく、国(人)のためになにが出来
るか問いたまえ。 
およそ一個の男子として国(人)のために尽くすことは、尽くし過ぎる
ということはないのである」

故ジョンF・ケネディの有名な演説の中の言葉です。聞き伝えなので
前後や演説の全容については存じていません。私が若い頃中途入社し
た証券会社の女子社員が猛烈なケネディファンで、その女性が毎朝呪
文のようにとなえているのを聞いて覚えたのです。

たいへんな会社にはいったものだと、身の引き締まる思いをしまし
た。今から五十年も前のことですから、人の気持ちも変わり、時代も
移りましたが、国や人のために尽くすことを誇りに思う時代があった
のです。

それに引きかえ現代は、ちょつとしたことでも国や他人のせいにして
損害賠償を要求する訴訟が益々増えています。なんでも人のせいにし
て責任を取らせる風潮がまかり通っているのです。人気取りに国民に
甘いことばかり言う政党もあります。

人間の生命には、困難に立ち向かう勇気さえあれば、どんな障害や壁
があっても乗り越えていく力が具わっています。
困難を避け国や人えの依存心の強い人は、生命に具わっている無限の
力を使う機会をなくしているのです。

自立心のある人間をいかに育成するか、政治の課題であると思います
が、いかがでしょうか。
自立心のある若者が日本を見限って、海外に出ているニュースを見て
感じたことです。

 以上


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