叙事詩 人間賛歌

想像もできない力を持つ生命の素晴らしさを綴っています !

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人間賛歌 幸せに生きる 七

2010年01月14日 | 幸せに生きる
 人の不幸の上に自分の幸せを築くな。 *
 
日名子さん、
「先生、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。」

私、
「日名子さん、おめでとうございます。こちらこそ今年も宜しくお願いします。
ナゼか今日は日名子さん和服ですが、よくお似合いですね。。
決まってますよ。相手が私では申し訳ない気がしますがねぇ・・・」

日名子さん、
「まあ、先生ったら、正月からご冗談ばかり・・・
ところで暮れに聞きました二人の弁護士の話、とても考えさせられました。
人生のことって五年や十年の短い期間では分からないものですねえ。

それに生命の因果律というのに興味をひかれて、今年は勉強のテーマの
一つにしたいと思っています。」

私、
「生命の因果律に興味をもたれたことは非常にいいことですよ。
  私も知っているかぎり応援しますから、ぜひ研鑽してください。。。
私の師匠は、
 「他人の不幸の上に、自分の幸せを築いてはいけない」
と常々教えています。
生命の因果の法則では、他人を不幸にしたことが因になって、自分に不幸
な果が廻ってきますから、因果律は大事なのです。一緒に勉強していきま
しょう。

ところで日名子さんは、日本霊異記という本があるのを知っていますか?

日名子さん、
「日本霊異記ですかぁ・・
 聞いたことがありませんが、どんな内容の本ですか。。」

私、
「第三十代欽明天皇十五年に、百済の国から仏教が渡って来て、それ以
来仏教が盛んになり、一般庶民のあいだでも広く信仰されるようになりまし
た。
仏教を信仰した人が、信仰で利益を得た話がたくさん伝わっていますが、
それをまとめたものが日本霊異記です。
百以上の話が記録されており、仏教普及におおいに役立ったそうです。。

 それで現代版霊異記ともいえる信仰の体験談をここで取り上げていきた
いと思うのです。
幸せに生きることに信仰がどんな関わり合いをもっているか、分かると思う
のですが、日名子さんのご意見はどうでしょうか。」

日名子さん、
「仏教で説く生命の因果律を勉強したいので、ぜひお願いします。」

つづく