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伝えよう命のつながり~エッセイ表彰式

2015年11月30日 | Weblog
昨日の日曜日の午前中、廣池千九郎中津記念会館講堂で、小中学生が出品した「伝えよう命のつながり~エッセイ表彰式」が行われました。



中津市内の小中学校21校が参加していました。出品数は1018点です。その中から27点が入賞、25点が入選しています。入賞した児童、生徒と先生方やお家の方々が表彰式に参加をしました。
 

勤務した学校からも入賞した生徒がいます。お母さんと妹さんと一緒に参加をしていました。学校賞も受賞しました。
 

入賞した一人ひとりの作文をFM大分のアナウンサーの高橋さんが朗読をしてくれました。アナウンサーだけに、書いた子どもの伝えたいことを心を込めてしっかり表現してくれます。さすがです。


「伝えよう!命のつながり」というテーマだけに、胸が熱くなる作文ばかりです。
  

アナウンサーの方に朗読をされているときは、その作文を書いた生徒は席のところに立ちます。亡くなったおじいちゃんのことを書いた生徒の作文がありました。


読まれているとき、横にいたお母さんが何度も涙をぬぐっていました。お母さんにとっては、「お父さん」です。幼い頃からの「お父さん」との心にいっぱい詰まった思い出が蘇ってきたのでしょうか。


立って朗読を聴いている生徒も頭を下に向け、垂らした髪に中にある顔に流れる涙を手で拭いています。おじいちゃんに愛されて、愛されて育ったのでしょう。



家庭での温かい愛情を感じました。短い文章におじいちゃんとの思い出のドラマを入れながら作文が書かれていました。
 

入賞した生徒たちは、県の方、教育長さん、モラロジー研究所の方々から表彰を受けました。
 

厳粛な中に、子どもたちの優しさやあたたかさを見ることができました。心が洗われるような時間でした。
 

作文を書く中で、自分の生き方を見つめ直したり、感謝をする気持ちを感じたり、「生きていく」中で、このような時間は大切であると感じます。与えられることになれすぎてしまっている子どもたちも多くいます。


自分だけのことから、周りを見る目、あたりまえのことに感謝する気持ちを見いださせることも大人の役割であると思います。
 


家族のこと、友だちのこと、地域での行事のこと、将来の夢のことなど、子どもたちの優しい心にたくさんふれた時間でした。
 

生徒の妹から「すもう券」をもらえる約束ができました。

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