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「大分県学校心理士会総会」

2024年05月12日 | 大分県
今日は、久しぶりに
「大分県学校心理士会総会と研修会
に参加をさせてもらいました。

「今日は、野球が雨で中止になったから、参加できたのですか。」
半分、あたりです。

しかし、今日は、もともと野球はなかったのですが、土曜日の練習日と総会や研修がほぼ重なるので、なかなか参加することができませんでした。
 
総会のあとは、研修会でした。

今日は、特別支援教育の内容についてでした。

「通常の学級でのICF(国際生活機能分類)から考える」
というテーマでした。

その子自身だけの問題だけではなくて、みんなと同じ活動をするためには、何があれば参加できるのかを考えていくというのが「ICF」の考え方です。 
 
それには、影響し合っている子どもの要因・環境の要因の双方向から考えていくということです。
 
大分県教育委員会では、大分大学の佐藤先生も協力して、「ICF」の考え方を「ICF大分モデル」のワークシートにしています。

「ICF」という言葉を知らないまま過ごしていましたが、合理的な配慮をするためには、大切な考え方とワークシートです。

今日は、その表の作成にあたった佐藤先生の講義でした。
 
支援が必要とされる子どもの困りがクローズアップされ、目が向けられ、サポートしているのが現状です。

合理的な配慮をする中でも主観的、つまり、一面だけをとらえがちになっています。

それも大切なことです。

そこに、環境の要因を入れて、クラスのルール作り、クラスの子ども、先生方、お家の方などの視点も入れた人的または物理的な環境を設定する必要性があります。
 
ワークシートは、38項目から成り立っています。
 
表をつけることで、その子だけの問題とせずに、いろんな角度からの支援の方法を客観的に見出すことができます。

アセスメントの視点から効果的です。今の立場からすると、活用してみたいと思いました。
 
野球だけでなく、真面目な研修と時間を過ごすことできました。

今日は、1日雨でした。雨の写真です。

明日は晴れるかな。


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