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つながること・・・父母見送り

2013年08月11日 | Weblog
今あるは祖先のつながりあったこそ
           父母見送り役割果たし






朝から母の初盆の法要を行いました。昨日より姉たち、孫たちが集まっていました。父や母は子どもたち、孫たちが集まることをこよなく楽しみにしていました。初盆の法要でなく、もしこれが両親が健在であればどれほど喜んだことだろうと思います。



昨日から来てくれていたので、昨日の夜は15人近くが家に集まり泊まりました。にぎやかな法要の前日の夜となりました。子どもたちも食事の準備をしてくれました。





朝、親戚の人たちも集まってくれました。高齢になってきている人もいますが、いてくれる存在感は心強いものがあります。母に何かにつけて関わりがあった人ばかりで、感謝しています。お寺の法上さんが来て下さり、お経をあげてくれました。




続いて、いつもお世話をしてくれるTくんの料理店でみんなで食事をしました。法事などは古来からあるものです。いつも思うのですが、法事ってよくできているなとつくづく思います。




法事によって、ふだんは何かと忙しかったりして、会うことが少なくなっている人もいますが、みんなが顔を合わせます。




亡くなった人、つまり自分で言えば、母が「あとはみんなでまとまっていくんだよ。頼むよ。」と言うことでみんなを集めてくれたのかなと思ってしまいます。通夜、葬儀はもちろんのことですが、それから初七日、49日・・・初盆、むかわり(一周忌)、三回忌・・・とみんなが集まる機会、法要は続きます。




なんとか初盆の法要が終わりました。昨年、突然の母は逝ってしまいました。とまどいの中で、時間は過ぎていきましたが、この初盆まででなんとか自分の代の責任が果たせたのかなと思います。



それはきょうだいたちも同じ思いをしていると思います。寂しくも父そして母を見送りました。





こうして祖先の人たちは、順繰りで、「死」の悲しみと向かい合いながらも見送っていくという責任を果たしてきたのだと思います。子どもたち、孫たちがあたたかく初盆の法要の時を迎えていきました。




それぞれみんなは、戻って行きましたが、にぎやかな時を母はどこかできっと喜んでいるのだろうと勝手に思っています。