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お墓まいり

2011年08月10日 | Weblog
久しぶりに合元寺とお寺の中にあるお墓のお参りに行きました。なんとなく夏の風情を感じることができました。今までは、父母がしてくれていたことが、今度は自分の番となっていることに気づくとともに感謝をしています


 かつて、幼い頃から8月9日にある、寺町のお寺の施餓鬼会の法要に父や母に連れられて行っていました。すでに父は他界し、母は行くこともできないので、法要に出るのは、自分の番となっています。



 
 宗教に無頓着だったので、この法要がどんな意味があるのか分かりませんでした。ちょっとインターネットで調べてみました。



「施餓鬼会の期日は定められていませんが、お寺の年中行事のひとつとして、お盆の頃におこなわれることが多く、施餓鬼棚に「三界万霊牌」や初盆の戒名を記した位牌を置き、浄水や食物を供え、五如来の「施餓鬼幡」を立てて法要を営むのが習わしです。



 施餓鬼会は、新亡の霊や先祖代々の諸霊を供養するとともに、無縁仏や餓鬼に施しをする法要でありますが、さらに日頃の自分自身に巣くう「餓鬼」の心を反省し、自他ともに生かされている身をしっかり受け止め、救われる功徳をお互いに積んでいくことが大切なことであります。今日ではお盆の前後に行われることが多く、先祖追福のために、また一切の生物の霊を慰め、あわせて自分自身の福徳延寿を願う法要です。」



 
 朝学校に行ってから用事を済ませたあと、休みをとってお寺に行きました。お堂にはたくさんの方が来られていました。




 法要が終わり、家の供養の板碑をいただいて、お寺の中にあるお墓に板碑を持っていきました。お盆前なので、掃除もしました。久しぶりにお墓にお参りをすることができました。




 8月9日の寺町は、施餓鬼会だけでなく、夜、寺町とうろう祭りがあります。少しだけ寺町の通りを歩きました。いつもは閑散としている通りもこの日は、すごい人出です。



 ろうそくの淡い光が醸し出す叙情が心を和ませてくれます。いろんなとうろうがあります。とうろう祭りの雰囲気がお盆がきたような感じにさせてくれました。




 七つのお寺では「七観音参り」も行われました。七つ回りませんでしたが、父の墓があるお寺といくつかのお寺を回って丸ボーロなどをもらいました。夏の夜を少しだけ楽しみました。