かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

平和を願う

2011年08月07日 | Weblog
8月6日・・・学校では平和を願う集会などが開催されました。三光中学校では、地域の方が学校に来てくださって、紙芝居やふるさとでも戦争の爪痕があることを伝えて下さいました。その中で、平和な世の中を創っていく大切さを学ぶことができました



8月6日は、学校では「平和を願う集会」などが開催されました。
 1945年(昭和20年)の今日、広島で原子爆弾が投下されました。その悲劇を風化させてはいけません。集会の中で次のような話をしました。






「8月6日に私たちが平和について学習できることは、すばらしいことです。1945年のこの日に広島に原子爆弾が落とされ多くの人たちを死に追いやり、いまだに放射能を浴びた人たちの中には、苦しんでいる人もいます。




 今日本では、福島原発の事故により、目に見えない放射能と葛藤している人たちも多くいます。



 こういったときに、私たちは平和の大切さや命の尊さを学習することは大切です。また平和についての考えを持つことは、人としての生き方を一回り大きくさせるでしょう。



 ふるさと三光でも戦争の影響を受けています。故郷のシンボル八面山上空で、アメリカと日本の戦闘機による戦いの中で悲劇も生まれています。八面山が悲劇の山でなく、平和のシンボルとしての故郷の山であり続けてほしいと願います。



 今日は、地域の方が、八面山上空での戦闘を通しながら、平和の尊さを伝えてくれます。みんなで学習していきましょう。」




というような話をしました。
 




 地域の観光ボランティアの3人の方が、自分たちでつくった八面山の戦いをあらわしたオリジナルな紙芝居を見せてくれました。




 そのあと、元小学校の先生が、その状況を詳しく話してくれました。先生は、歴史に詳しく、生徒にわかりやすく話をして下さいました。



 敵機のB29にぶつかっていき、非業の死を遂げた村田勉さんの直筆の遺書を見せてくれました。話が終わった後、先生のところに行き、一文字一文字を丁寧に書いてある遺書を間近で見ました。家族に対しての思いも書かれています。きっと優しい方だったのだろうと想像できます。「国を守る」「家族を守る」という強い思いと死を覚悟している寂しさが交錯していることを文面から感じました。




 悲惨な戦争がおこったことを反省し、二度と戦争を繰り返してはいけないという強い願いをみんなで共有しなければならないと感じます。