かったかくんのホームページ

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20数年前にタイムスリップ

2009年03月22日 | Weblog
 先週、本耶馬溪町の野球仲間のお母さんが亡くなられました。都合で日田から帰ることができなかったので、今日日曜日におまいりをさせてもらいました。


 野球をされている方とは20代のころから一緒に野球をしているので、長い付き合いとなります。

 お母さんにもいろいろとお世話になっていました。お母さんは、交通指導員をされていました。2つの小学校勤務時代、子どもたちの安全のために、指導をして下さっていました。遺影のお顔を見ながら、元気に交通指導をされていた頃のころが鮮明に思い出されてきました。



 またお参りに行く途中の道での出来事です。雨の中、道路でいちごを売っている人がいました。よく見ると、勤務していた小学校時代、4年生と6年生で担任をしたえいちゃんでした。お兄ちゃんのゆうちゃんも4~6年生まで3年間担任をしました。



「えいちゃん。」


と声をかけました。



「もしかして、先生?」



 本当に懐かしかったです。十数年ぶりの再会です。お父さんとお母さんもいました。



 時間が20年以上過ぎているのに、お父さんもお母さんもあのときのままでした。えいちゃんとゆうちゃんは頼もしくなっています。


 家族みんなですごい数のビニルハウスを持っています。その中で、いちごの水耕栽培をしています。ご家族みんなを見ると、時間が勤務していた頃に戻ったような気がしました。


 こちらも家族で行っていました。子どもが小さいときに泊まらせてもらったこともありました。子どもは覚えていませんでしたが、お母さんは、覚えてくれていました。


 「みんなでよく来たね。まあ、ビニルハウスの中を見てよ。」


と言われて、中に入りました。真っ赤にいちごが成熟しています。いちごから甘酸っぱい香りが漂ってきました。


「先生、まだ百人一首を覚えているよ。」とえいちゃん。
「ほんと?じゃあ、こころあてに・・・・」
「はいはい、おらばやおらむはつしもの・・・」正解。
「次は、むらさめの・・・」
「かんたんかんたん。つゆもまだひぬまきのは・・・」おっ。





 西谷に行き、いろんな思いがよみがえりました。