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大牟田空襲に学ぶ12・8集会

2012年12月08日 | その他

今日は12月8日。太平洋戦争が勃発した日ですね。
この日を戦争について、平和について考える日として長年12・8集会を開催してきています。
よって今回は、大牟田空襲を記録する会より講演ならびに大牟田市での調査などの資料、まとめられたDVDを見せていただき大牟田空襲について学びました。

1944年(昭和19年)11月21日の午前10時30分ごろ、ボーイングB29の7機が爆弾を落し、20名超の方が死亡する空襲に始まり、2回目1945年6月18日、3回目1945年7月27日、4回目1945年8月7日、5回目1945年8月8日を最後にして、1000~1500名の方がお亡くなりになりました。

大牟田空襲は、ナパーム弾により街は焼失し、10000ポンド高性能爆弾91トン、5000ポンド高性能爆弾17トン。合計182発108トンによって、石油合成・東洋高圧・三池製作所・三池精錬所などの主として工場地帯が攻撃されました。

この時に犠牲になった学徒に対しての慰霊の碑が大牟田北高をはじめとして様々な学校に建立され、また市民においてもその碑が建立されています。
戦跡が数多く残っていることも紹介されました。

いま衆議院選挙が真っ最中であり、ある政党のマニフェストでは自衛隊を軍隊に、そして憲法を改正することまで具体的に出してきています。
これは、いつか来た道をたどることになり、平和が脅かされるなにものでもありません。
今日のこの日を誰もが深く考え、そして鳩が舞い上がる。そんな社会を後世に伝えていく政党が勝利する事を願っています。