普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

三連休は、湯河原→鎌倉②

2014-09-17 13:17:48 | 普通な人々<的>な
さて、昨日の続き。

翌朝、6時には目覚める。いつもと同じ時間というところが、なにやら歳を感じさせるなぁ。

内風呂に湯を張ったままだったなと覗きに行くと、空っぽ。どうやら水栓が緩んでいたらしい。そう言えば、夕べ入った時にも、入れたはずの湯量がなにか少ないように感じたが、緩んでいたというよりは緩い水栓だったということか。それならと、すぐさま風呂につかりに大浴場・露天風呂に。

不思議でならなかったのだが、前日からボクが風呂に入りに来ると、誰もいない。貸切状態だ。嬉しいのだが、奇妙な感じもする。何人かの入浴客にしか会っていない。それなのに、夕食のバイキングは満席だった。あの人たちは、どこで何をしているのだろうか? などと思ってしまう。そして。風呂に行くまでに6階の部屋からエレベーターで3階に下り、曲がりくねる廊下をほぼ端から端まで歩きようやく到着するのだが、何度も通ったが、廊下でも、誰一人会わなかった。そこもなにか奇妙だった。

そのことに関して一つ報告しておけば、ボクらの泊まったホテルは非常に不思議な感覚を覚えるホテルだった。その原因に初めは全く気付かなかったのだが、とても簡単なことだった。5mとまっすぐなところがない。ウネウネとしているのだ。直ぐに曲がり角に行き当たる。廊下の幅も広がったり狭まったりが続く。そして、三段ほどの階段の上に中二階と言った感じの部屋が作られたりしている。なにかアメリカのウィンチェスター家を思い出してしまった。ただ不気味さなどは感じなかったから、ご安心を。

朝風呂で「小原庄助」気分を味わい、朝食に。また、食事には大満足した。おいしかった!

ということで、11時まで部屋に留まり予定を立てる。真鶴に行くか鎌倉に行くかの二者択一。奥さんの「行ったことがない」という一言で鎌倉に。

それじゃすぐに出発しようと部屋を出たのだが、なにか違和感を感じた。奥さんの足元を見ると、靴を履いていない! 「おい」と呼び止め足元を指さすと、奥さん腹を抱えて笑い出した。そしてボクの足元を指さす。人のことは言えない。ボクも奥さんもホテルのスリッパのまま帰ろうとしていたのだ。鍵まできちんと掛けて出てきたのに……。

昼食は鎌倉でということで、すぐに東海道線で藤沢に。藤沢から途中下車しながら江ノ電で鎌倉に行こうという算段。周遊券は600円。というわけで、



江ノ電に。

最初の途中下車は「江ノ島」。歩いて橋を渡り島部まで。人の数が半端ない。ほとんど原宿・竹下通り状態だ。洒落た店が並ぶが、結局店先の縁台でイカの丸焼きをあてにビールで乾杯。ボク等夫婦は、なんというか人と同じことがしたくない、という一点で夫婦。結局江ノ島でも歩いたのは、



こんな裏道。

次に途中下車したのは「長谷」。大仏を見たことがないというので、見物に。大仏とは言いながら「それほどでかくはないぞ」と予備知識を提供。

そして、ご対面。



まぁ、こんなものかな。奥さんは大仏さんの背中ののぞき窓が気に入ったよう。「羽だ」と子供たちにLINEで報告していた。ところが、奥さんとはぐれてしまった。電話すると「大仏の右手にいる」という。大仏の正面に立ち右側を探すが、どこにもいない。ひょっとして「右手」って本当に「大仏の右の手」のことか? と思い探すと、いた。

かなり腹も空いてきたので鎌倉へ。まずは若宮大路を辿って鶴岡八幡宮に。何年か前に台風で倒木したという「別当公暁の隠れ銀杏」を見物するも、すでに脚が痛くなってきたのもあって、すぐに店探し。

駅方向に戻りながら店探しをしようと「小町通り」を歩く。だが、こちらは夏の旧軽のメインストリートのようで、入りたい店がない。散々歩いた結果、駅近くの腸詰屋でビールとソーセージ。

気付けばすでに夕方6時を回って、結局、やはり駅近くの居酒屋さんへ。ところがここがまた、絶品の料理。生しらすは予想通り売り切れだったが、刺身も鎌倉野菜を使った料理も素晴らしいもの。長居してしまった。

気が付けば、9時近い。慌てて帰宅の途に。

少し酔ってる。日本酒そこそこ飲んでるものなぁ。帰りはずっと別々の席で。

帰りついたら、11時を回ってしまった。

なにか、重厚な出だしから、最後はさっぱりした感じになったけれども、なんともおいしく楽しい1泊2日!!

またこんな旅ができればいいな、と素直に思えた2日間でした。チャンチャン。
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