普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

紅白歌合戦!

2011-12-02 16:21:08 | 音楽にまつわる話<的>な
もう年末。なんという一年だったのだろう!? 公私共に、信じがたい事柄が次々と起きた。

公における最たるものが3.11であり、私における最たるものが、これから年末にかけて起こらないとも限らない。

それはそれとして、年末と言えば「紅白歌合戦」、というのは昔の話と思っていたが、色々な意味で今年の「紅白」は、観てみたい。

なぜなら、おそらく大震災の被災者への配慮が、かなり厚く行われるだろうから。

その配慮をみれば、いまの日本人がどのあたりの精神的レベルにあるか、おおよそわかりそうな気がするのだ。

で、一昨日「紅白」出場者が発表されたが、ちょっと呆れた。韓国からの出場者が多いのは仕方がないにしても、多すぎる。

一方で、震災に関わるミュージシャン、アーティストが少なすぎる。それも猪苗代湖′Sという、おそらくほとんどの日本人がしらないバンド一組だけ。

もっと被災地を舞台に活動しているアマチュアのバンドやミュージシャンに、出場してもらうようなことは考えなかったのだろうか?

もしかしたら、ゲストとして登場してもらうようなことでもあるのだろうか?

昔々、昭和の時代までの「紅白」は、ある種の国民的番組ではあった。時代を映す内容を持った番組だった。それがいつの間にやら、ただの歌番組になり、国民共通のカタルシスのようなものもなくなった。国民共通の幻想もなくなった。

それが良いことかどうかは別にして、今年はそうした事共が甦るかもしれないと、少し思うのだが……。

そうであれば、「紅白」の存在理由も、幾許かはあると思うのだが。
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