普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

ある人へのメール

2011-04-07 10:37:40 | 普通な人々<的>な
○○さん

久しぶりです。今メールが届きました。サンキューです。
が、以前にいただいているメールです? なにか深い意図あり?
それはそれとして。

いま日本では、連日福島第一原発の報道がなされています。
ブログにも少し書いたけれど、東京電力の事故への対応の姿勢は、腹立たしいものです。
この事故が、実は福島や、日本というローカルなエリアに留まらない地球規模の影響を及ぼすということがわかっていない。
それは実は日本の政府も同じです。力の限りとか、精一杯とか言ってる場合ではなくて、死んでも食い止めるという思いがなければ止まらない負の連鎖です。
良くやっている、というレベルでは実はもうなくなっています。
だからといって、僕等には何もできないのですが…。
僕等のような、もういい加減生きた人間にはさほどの問題でもないけれど、世界中の、ボクの子供達のような、これから先に生き続け世界を作っていかなければならない世代にとっては、現場での少しの気の緩みも、いい加減さも命取りです。際限のないマイナス要素を残したくはない!
日本という国は、良い国という印象が世界に伝わっています。それは大変に嬉しいことだけれど、じつはその裏に、責任の取れない、決断力のない指導者不在の姿が見え隠れしています。
日本人が行列が好きなのは、自分で決断することが「並ぶ」ということだからです。その先に何があるかは、決断の対象ではない。つまりその先に切り立った崖があって飛び込まなければならなくても、並ぶということです。要は簡単だからです。第二次世界大戦時の日本人がいい手本です。
そんなことを毎日のように考えさせられるこの一ヶ月です。
またメールします。


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