普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

3.11 祈る。

2013-03-12 02:20:50 | 普通な人々<的>な
なにか、仕事をしながら、2時46分が近づくのが少し怖かった。

3月11日は、仕事先が地下で、スマホがつながりにくく、情報がまったく入らない場所だったから。

なにか大きな災厄があった時に、自分がどこにいるかというのも、安全をはかる分水嶺になるなと思った。

2時46分に黙祷を捧げた。東日本大震災で亡くなられた方、そして震災復興の中で、自死した方、憤死された方、すべての方に黙祷を捧げた。

3.11という教訓を、すべての日本人は、生きるという場で活かしているのだろうか?

ことに福島という誰もが自分のことと引き受けて考えるべき、大きな教訓を、活かしきれているのだろうか?

どうあっても、日本人は、あの災厄を阪神淡路以上に、原点としなければならない。

痛みは祈りでは消えない。だが、忘却は祈りで防げる。忘れないことを祈ろう。そして忘れないことを原点に、未来を志向しよう。

祈りは、明日への決意でもあり、希望でもあるから。
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