J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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次に向けて頑張りましょう289

2022-11-01 00:01:45 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポです。
 昨日、Cスタで開催されたファジのJ1昇格プレーオフ1回戦山形戦の観戦に行ってきました。2016年以来のJ1昇格を狙う一発勝負。テンションの高まりを感じながら、Cスタに向かう。観戦できればどの席でもいいという事で、いつもよりやや早く向かう。2時間弱前に岡山駅に着いた時に、いつもは30分前にやってくる松ちゃん君から連絡が入る。「すごい列です」と。気合入っていますねぇ。この日はまぁそうでしょう。「席よろしく」と伝えて歩みを進める。
     
 シーガルズの試合が行われているZIPアリーナの横を抜けて、スタジアム前広場に入ると和太鼓の音が聞こえてくる。学芸さんの和太鼓パフォーマンスかな。そうこうするうちにファジステージから音楽が聞こえてくる。テレビせとうちトークショーです。すごい人です。松ちゃん君もいつの間にか登場。ふと後を見ると、すっかりフロント姿が板についた澤口さんが立っているので、声をかける。どうですか、この山形戦は?とストレートに聞くと、「いやぁ向こうは強いですよ、勝てるかなぁ」と結構謙遜される。今にして思えば元選手として我々には見えない真実が見えておられたのかもしれないと思ってみたり。Mらい氏のようにぜひフロント幹部に駆け上がって欲しいですね。
   
 トークショーですが、聞いていて「赤嶺さん、はっちゃけたね」という話になる。広報大使になったばかりの時はまだおとなしい印象ですが、この日は別人のように軽快なトークを繰り広げて、加地さんと盛り上がっていました。東條アナの予定でしたが、違うアナウンサーさんでした。東條さんどうしたの? 何か言われたのかとまた余計な心配をしてしまう。
   
 イベント情報です。この日はキャリオンデーだったそうです。OUR CLUBブースで「『#いざJ1昇格へ』応援メッセージを募集」イベントがあったそうですが、立ち寄った時には特に何も無かったですが、選手直筆のメッセージがたくさん貼られていました。いつもと違う光景で良かったです。何度も言いますが、「OUR CLUB」ではなく「OUR HOMETOWN」ブースに替えて欲しいな。
 フェイスペイントブースがありました。何年か前までファジピスタという大学生サークルが運営していましたが、そういえばコロナになってからくらいから見なくなったな。あのサークルやってるのかなと心配してしまいました。あとはハロウィン絡みのイベントか。ファジステージでは岡山大学 チアリーダーWIZARDSのパフォーマンスもあったようですが、時間が合わず。
   
 バックスタンドから入場。ちょっと声出しエリアを覗いてみました。バックスタンドやはりびっしり人で人で埋まっており、隣に座ってきたサポーターさんとしばし歓談。賑やかで個性的な人でした。この人ですから、もう試合が終わるまでは席を立てません。山形サポさんも大勢来ていましたが、山雅サポのように一番前から一番後までみんな跳ねていて、さすが元J1サポと感心しました。ふと大昔に日立台で観た山形サポの応援の姿を思い出す。山形サポって熱いよなと。
   
 会場アナウンスで、コレオグラフィーが始まる。椅子にあらかじめ輪ゴムでくくられたパネルを掲げる。今回の人文字は「ココロヒトツニ」でした。クラブが企画し、パネル1万3千枚を用意したとか。早くJ1のようにサポーター主導でできるようになったらいいですね。松ちゃんが横で「手がだりぃ」とつぶやいてる。それでもしっかりやってくれました。
 大きな板が並んでいます。選手入場前に3人の書道家と、学芸さん和太鼓部のプレーオフSPセレモニーだそうです。バックスタンドからはよく見えなかったですね。
   
 さて、試合です。先発を聞いて少しあれっと思う。チアゴ&デュークの強力2トップではなく、チアゴ選手は控えスタート。前半を最小限に凌いで、後半勝負かと思ってしまう。しかし、現実は甘くなかった。その日の山陽新聞に「1回戦山形戦・展望」という特集記事が出ていましたが、すごく詳しくいいい記事でした。来季は毎試合やって欲しいです。
 両チームのデータ比較。得点は岡山61点・山形62点、失点は42点と40点で、あれっ山形さんの方が少ないやと。再試合の頃はどうかと思っていましたが、実は堅守のチーム(岡山が苦手)になっていました。要注意選手は岡山が勝った8、9月の試合を欠場したMF山田選手。マリノスさんからのレンタルで10番の選手。直近5試合で4ゴールのエースFWディサロも警戒したいと書いていましたが、山陽新聞さんの分析が当たっちゃいましたね。岡山は山形さんに過去13勝2分5敗、ホーム戦では6戦負け無しの4連勝中と相性は抜群とありました。しかし、再試合に2勝、実質3連勝も、この試合に負ければすべてオジャンでした。
     
 風上に立てた序盤はハイプレス、両チームともプレーが速い。これはいい試合だと思っていた矢先、前半5分にDFの裏を取られて失点してしまう。岡山のウィークポイントだったところを突かれる。やはりしっかり研究してきたのかな。その後もなかなか岡山はボールを持たせてもらえない。シュートも打てていない。カードをよく出す審判でした。後半はちょっと選手がもめていました。試合後審判が・・・という声が聞かれますが、当ブログではいくら審判に不満をぶつけても結果は変わらない。かつて岩政さんが審判とよく話をしてその日の審判の傾向をリスペクトしていたように、審判を敵にしてはいけない。審判のジャッジを超える強さで勝つべきと思っています。
  
 今季の岡山の外国人選手は審判と相性が良くない。特にチアゴ選手はこの日も「転び芸」とまでは言いませんが、よく転倒させられていましたが、全くファウルを取ってもらえませんでした。チアゴ選手にはそういうところよりもゴールを見せて欲しかった。そのうちに山形さんのボゼッションの精度が上がっていき、ますますボールをキープできなくなる。後半もよくボールを奪われていました。正直1点先制されても最後に追い付いて、レギュレーションで勝ち抜けられると予想していましたが、後半2点目を取られて、こりゃあかんと思いました。3点目を取られて頭を抱えました。山形さんの気迫と強さに脱帽でした。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「開始早々のゴールで幕を開けた3年ぶりのJ1参入プレーオフとなる一戦は、先制した山形が岡山を下して2回戦進出を果たした。アウェイチームの前半は自陣での時間が長くなるも、ピンチに陥る場面は最小限に抑え、隙を見つければテンポよくボールを運んでフィニッシュまでつなげる。後半は選手交代で攻撃のギアをさらに上げ、リーグ戦でも「必勝パターン」となっていたチアゴアウベス、デラトーレの投入が当たって点差は「3」に。終盤の岡山のパワープレーに対しても真っ向から対抗し、3-0の圧勝でまず1つ目の「下克上」を達成した。」

 

Jリーグ - J1 参入PO 1回戦 ファジアーノ岡山 vs. モンテディオ山形 - 試合経過 - スポーツナビ

J1 参入PO 1回戦 ファジアーノ岡山 vs. モンテディオ山形の試合経過。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のJリーグページです。最新のニュース、速報、日程、見どこ...

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 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ 痛恨の幕切れ」というタイトルの記事の戦評です。
「チームは相手の巧みなビルドアップを防ごうと、高い位置からプレスを仕掛ける戦術をとった。しかし前半5分、痛恨の先制点はこれがあだになる。こぼれ球が敵陣左の相手に渡ると、佐野が果敢に体を寄せて守備のスイッチを入れる。後ろの輪笠と河井も前掛かりのポジションを取った。だが、これで生まれたスペースで、要警戒の山田康が球を引き出しスルーパス。GK堀田との1対1を仕留められた。」
「前からボールを取りに行くプレー自体は『はまっていた』と木山監督。ただ奪った後、素早くゴールに迫るパスやドリブルが少なく、ビッグチャンスはつくれなかった。」
     
 入替戦が関西だったら行こうかなと思っていましたが、予想よりも早いシーズン終了となりました。昨日はみんなあと2試合できると思っていたのでは、でも「1年で4回も負けられるか」と思っていた山形さんの方が勝利を掴む気持ちは上でした。ハーフタイム空けの頃に手元のスマホで、熊本対大分戦を観ていました。0-1で負けていた熊本さんが短時間で追いつき、逆転し、結局は2-2のドローでしたが、Cスタもそうなるのかなと思っていましたが、現実は酷でした。

 今季あれだけ勝って、あれだけ得点して、順位も3位でフィニッシュできたのに、J1は遠かった。クラブ最高順位としては強かったが、J1昇格にはまだまだ強さが足りないという事でしょうか。当ブログの持論は「J2優勝してJ1昇格しかない」。優勝争いを続けられて、最後のご褒美に自動昇格がもらえる。昨日今日で各方面から、来季に向けて聞こえてくるのは「J2優勝」ではなく「自動昇格」ばかり。ちょっと意志の弱さを感じるかなぁ。シーズンずっと首位争いで最後に競り負けて2位での自動昇格。横浜さんがそうでしたね。2位狙いだと最後に競り負けてまたプレーオフ行きですよ。来季の目標は自動昇格ではなく、J2優勝で行きましょう! そして新潟さんのようにJ2優勝パレードしましょう。桃太郎大通りから市役所通りで。
   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】 
1位: 該当者なし     2位 :  

issan: 該当者なし。良いところなしでしたが、これが今の力だと思って更に頑張らないといけません。
メグミさん: 該当者なし。セカンドボールが取れない。ファールの取り方の練習をした方がイイ。ジャッジが傾いていた。
SUSPECTS氏: 該当者なし。全員いつもの動きができていなかった。
松ちゃん君: 該当者なし。良いところなく完敗。来季頑張りましょう。
うろたんK氏: 該当者なし。直前まで緊張感のある試合を制して乗りこんで来た山形に完全に勢いで上回れました。
oketsu氏: 該当者なし。セカンドボールが取れず、全選手の気持ちが相手に負けているかのようなゲームだった。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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