J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

スポーツ文化の素晴らしさ107

2020-02-20 00:01:35 | 総合型地域SC・地域振興

 リスペクトコラムです。
 昨日、いいニュースが報道されました。その噂を聞いたのはもう少し前で、いつ正式に流れるのかなと待っておりましたが、ようやく昨日流れました。山陽新聞の扱いも結構大きかったですね。もっと前かと思っていたのですが、正式には昨日発足だったのですね。岡山のスポーツ界にとっては、画期的な取り組みだと思います。
   
【トップスポーツ協議会が発足 岡山、競技の枠超え地域を元気に】
「岡山市を拠点とする9チーム・団体で構成する「おかやまトップスポーツ協議会」が18日、発足した。競技の枠を超えて情報を交換し、集客策や体験教室の合同開催、スポーツ振興などで連携効果を狙う。
 スポーツによる地域活性化を目指す産学官組織「おかやまスポーツプロモーション(SPOC(スポーク))機構」(16社・団体)が諮問機関として設立した。協議会は共通の観戦ツアーイベントなど具体的な事業をSPOC機構に提案するほか、チーム運営のノウハウ共有や広報活動でも協力する。岡山市でお披露目会があり、関係者約50人が出席。」
引用:さんデジ

【構成クラブ(9クラブ)】
 ファジアーノ岡山(サッカー)、岡山シーガルズ(バレー)、天満屋女子陸上部(陸上)、岡山リベッツ(卓球)、グロップサンセリテWORLD―AC(パラスポーツ)、シティライト岡山硬式野球部(野球)、全日本フリースタイルBMX連盟(BMX)、トライフープ岡山(バスケット)、平林金属ソフトボール部(ソフト)

【組織名】
名将:おかやまトップスポーツ協議会
愛称:NeXTおかやま(読み方:ネクストおかやま:Network of (Cross)Top-sports) 
   
 岡山市を拠点とするクラブなので、ベルやシーガルズは対象外になりました。結構多いクラブ数と聞いており、2011年の合同募金活動で集まったクラブかなと思っていましたが、少し顔ぶれが変化していました。岡山市をホームとし、BMX連盟やパラスポーツなど新しいところも見受けられます。
 昔のチーム岡山(当ブログでも少しお付き合いがあり、昔から紹介している組織)からSPOC研究会、SPOC機構とスポーツプロモーション組織が発展していきましたが、今回の協議会はSPOC機構が万全を期して作り上げた、待望の横断組織だと言えます。

 報道によると、この協議会の運営委員長は、SPOC機構の運営委員長さん、副運営委員長は岡大のT岡准教授さんで、SPOC機構が作り上げた格好ですね。副委員長さんの「各チーム・団体の代表者は他団体から学び、チームがこの地に根を張って成長することで、地域に貢献できることも大きくなる」という言葉がいいですね。岡山は県民性も強いのか、よそはよそと独自路線で「どうだ!うちのやり方は」と満足しているところが多いような気がしており、今までの岡山のスポーツクラブで一番欠けていた「リスペクト」という部分をこの協議会活動でしっかり身に付けて欲しいと思います。

 うちは●●の部分でナンバー1とずっと自己満足してきたが、年数を経るにつれて、いつの間にかレベルが下がってしまっているとか、自分のところだけでは気付かない部分もあると思います。例えば、昨日の記事のトライフープのファンミ。他クラブでも興味があるところもあるようで、今後他にも実施するところが現れると思います。今まで頑として開催を避けてきたところがあれば、開催事例をリスペクトして前向きに考えてはどうでしょうか。
 あと、期待できるのが合同事業。ここ数年、県スポーツ協会(旧体協)主催で、スポーツフェスティバルを開催していますが、官製ではない民間の力でもう一つ岡山のスポーツ文化を高める事業をやって欲しいです。

 個人的には9クラブというのはやや多いので、カテゴリを分けてはどうかと思います。下手をしたら大風呂敷が影響して動きが鈍くなり、スポーツファンや愛好家が本当に望んでいる事業がすぐにできないかもしれないので。
 例えばですが、ある程度集客が多いプロスポーツ興行を行うカテゴリー1、それ以外のアマチュア色が強いカテゴリー2と分けるとか。カテゴリー1でプロスポーツ興行を盛り上げる合同イベントを行えば、それは盛り上がると思います。 手っ取り早く実施できるのは、各ホーム試合のハーフタイムに、マスコットとともにチームPRを行うとか。湘南さんのように合同練習を行うとか。

 当ブログでは大昔から、こういう県内クラブの横断組織を提唱し続けてきました。東西南北すべての隣県にあるのになぜ岡山にはないのかと。長年の夢がやっと叶いました。ご尽力された皆さま、ありがとうございます。
 集合写真をよく見ると、トライフープからは3人の外国人選手も参加しています。オフィシャルスーツもバッチリ決まっていますね。やはりGMをはじめとするクラブの意気込みの強さを感じます。この集合写真で顔ぶれを見比べると、この取り組みに対するクラブの姿勢が反映されているようにも見えます。この取り組みを活かせるかどうかは各クラブ次第。今後の活動に期待しています。
SPOC機構(チーム岡山)関連⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200220
      〃        ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190218
      〃        ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190201
      〃        ⑬:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180607
      〃        ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161024
      〃        ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160702
      〃        ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150423
      〃        ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150316
      〃        ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150214
      〃        ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141207
      〃        ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141107
      〃        ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141030
      〃        ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091213
      〃        ③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090819
      〃        ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090818
      〃        ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090227

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