観客の集客方法について３２

　イベント参加レポです。貴重な取り組みなので、念のためにクラブ側に前もって記事を見てもらっています。
　先日、岡山コンベンションセンターで開催された、トライフープ岡山のファン・ミーティング（ファンミ）に参加してきました。ツイッターでのＧＭからの急な開催告知があり、参加する事にしました。ツイッターではアンケートらしきものがあり、50人くらい来るのかなと思っていましたが、実際は12人。ＳＮＳでの数字って結構当てになりませんね。参加するとはいえ、普段は運営ボランティアメンバーなので、半分は運営サイドという中途半端なの立場。ＧＭ補佐からは「当日は貴重なご意見いただければうれしいです」と言われたので、じゃあ発言する機会があれば、当ブログらしい建設的な提案をしようと思っていました。
　　　
　会場は岡山コンベンションセンターの会議室。少し早く到着すると、おやという顔を発見。Ｊ２岡山の某古参サポさん登場。この方とは普段は顔を合わさないのに、昔からこういうシチュエーションでお会いするなと。モリカツ店長が欠席なので、その代理的に来られたのかな。
　フロント側は、ＧＭとＧＭ補佐、そして物販氏の３名。参加者側は0624renaさんご夫婦、ボラの下女史、古参サポ氏以外の方は全くわからず。試合でお見かけしたようなしていないようなそんな感じ。無地のＡ４コピー用紙が配布されるとともに女性参加者からお菓子も配布。
　　　
　流れとしては、ＧＭからお題が出て、みんなその紙（あとで回収）に記入すると同時に、質問する人は質問するというパターン。まるで学校の宿題のように。ＧＭが会場を回ってチラ見される。これはいいアイディアだと思います。発言者だけでなく、参加者すべての意見を手にできる訳ですから。それを何度かやりました。質疑応答もあり、思ったよりは発言者の人数が伸びず、筆者も何回か発言させていただきました。テーマは、観客動員対策とチームの強化面だったかな。また議事録らしきものが出るとも聞いてるので、自分の発言のみ紹介させていただきます。

① ブースターや、鳴り物や体育会系の応援についてのクラブとしての見解
　これは今後の応援スタイルにも関係するので、まず聞きたかった点。「ブースター」とはｂｊリーグの時代に試合を盛り上げるために、「サポーター」のような存在として設定されたもの。「ニッポンチャチャチャ」のような鳴り物応援もクラブとしては面白くない。チャントのような声による応援が望ましいとの事。
② 最近、マスコミの取材が減っている。どうしたらいいか？
　売上を伸ばす商業的なものにはマスコミは来ない。選手による地域貢献活動など社会的な活動にはすぐに来るので、そういう活動を増やすべき。
③ こういう語らいの場を継続事業にして欲しい。
　１回ファジであっただけで、岡山のスポーツクラブではどこもやっていない、岡山では先進的な活動。単発事業で終わらせず、またやって欲しい。女性版とかヤング（２０代以下）版もいいのでは。ファンの集いもやって欲しい。ファンがお互い情報交換し、選手と触れ合える場が欲しい。

　この場では、応援団が要るのかどうかという話も出ました。バスケの試合にはＭＣがいて応援をリードしてくれるし、応援コールもある程度固定しているから、オリジナル性を出しにくい。応援の仕方を教えてくれる受け皿になり、アウェー戦でも応援する応援団が必要という意見、義務性を出したくないから要らないのではないかという意見、両方出て終わりました。

　当ブログではこう考えます。サッカーではファン、サポーターと区分されている感があるが、プロ野球やバレーはファンしかなく、ファン全体で応援している。でも個々に観戦するだけで横のつながりが無いと、いつまでもバラバラのままで口コミ等で広がりにくい。一緒に行く人が無く、いわゆるお一人さんでは躊躇するが、横につながると現地での観戦仲間ができ、お一人さんでも行けるという効果が出る。個人的にはプロ野球の応援に近く、「私設応援団」が自然とできるのはいい事ではないかと。応援団を組織しないのなら、時々ファンの集いを開催し、そこで情報交換し、応援スタイルをみんなで確認するというもの。グループを設けるのではなく、あくまでイベント参加で応援を共有する。今はそんなイメージですか。

　しかし、この「ファンミ」の終了後に集合写真を撮りましたが、その場限りで終わってしまうのは本当にもったいない。やはり、何かしら横のつながりが欲しいところ。ファンで勝手連的に「集う会」をやってもいいのではないかと思います。ファンミ終了後、部屋を出た廊下で、何か数名で話し込んでいました。0624renaさんご夫婦と、古参サポ氏、そして普段はＣスタバックスタンドで応援しているという岡氏登場。今度語る会に来ませんかと誘ったのはお決まりの行動でした。またファンミやって欲しいですね。お疲れ様でした。