J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

地域活性化・街づくり81

2017-11-09 00:01:04 | 総合型地域SC・地域振興

 イベント参加レポです。
 3日に倉敷運動公園陸上競技場で開催された、山口素弘氏の「名蹴会サッカークリニック」を観に行ってきました。極めて近所にあるスタジアムであるため、最初にネットで見かけた時は「都合が合えば行ってみるか、近所だし」と思っていたのですが、岩政まつり1日目が入ったために、微妙なタイムラグと、時刻表ばかり見ていました。岡山のNHKを出る。駅は近いが時間との戦い。何とすぐに乗れました。さて、最寄の球場前駅へ向けて乗り換える倉敷駅でもなぜかスムーズに時間が運ぶ。
   
 到着したのが13:05。球場前駅の目の前にスタジアムがありますが、予定では13時から開会式。遠くからそんな雰囲気が見える。到着した時はトークショーが始まっていました。何と屋内ではなく、ピッチ横に長机とイスを並べた青空トークショーです。倉敷JCの理事長さん?がMCを務めており、山口氏がしゃべっていました。横を見ると、J2岡山の木村社長の姿。そういえばポスターに写真があったなと。
 ひょっとして、来季の岡山の監督の含みもあったりしてと勝手に誇大妄想しながら、話に聞き入る。山口氏は現在、日本協会技術委員(強化部会員)として、Jリーグ・アンダー22選抜のコーチとして活躍されています。トークの内容ももっぱら育成の話ばかりで、すっかり日本協会の顔でした。こりゃ次期監督の可能性は低いなと自分で納得。
   
 個人的に良かった事があります。それは近所であるこのスタジアムのピッチに入れて、天然芝に触れた事。シャルムの試合で何度も来ていますが、ボランティアをしている訳でなし、ピッチに近づく事がなかったのでちょっと感動しました。Cスタは「岡山の」ですが、ここは「地元、近所の」になるのでうれしさも格別。待ち受けか何かで使えないかと、思わずスマホで芝を撮影する始末。
 あと、教室のお手伝いで水島FCの選手達が来ていました。ファジはJ2、水島さんはJ5とカテゴリは違っていますが、前にも書きましたが、もし違う流れで時代が流れていたら、立場が逆だったかもしれないとしみじみ思いました。それにしても両クラブが同席するのは極めて稀で、珍しい景色を見せてもらいました。入口で、熊代会長をお見かけし、お孫さんを抱かれた奥さん(今もマネージャー?)が挨拶くれました。お元気そうです。
   
 今回のサッカークリニックは、倉敷JCさんと、名蹴会という団体が主催されています。名蹴会?・・・余り聞きなれなかった名前ですが、後で以下のとおり調べてみました。
【一社)日本サッカー名蹴会】
「日本のサッカー界において輝かしい功績を残したプレーヤーが中心となり、2010年9月27日に発足した会です。会員選出には、「国際Aマッチ50試合以上出場」「JSL(Jリーグの前身)とJリーグ発足前の海外リーグでの出場試合数合計200試合以上」「Jリーグ(J1)と海外1部リーグ(FIFAランキング50位以内の国)での出場試合数合計400試合以上」のいずれかを満たしていることが条件となります。」
引用:名蹴会公式HP

 名誉会長が釜本氏、会長が金田喜稔氏、副会長が都並氏とJ2福岡の井原監督ですね。いろいろ調べてみると、国籍を「日本」に限定していないようですが、外国籍選手の入会できるかは不明だそうです。2010年9月に発足し、運営で日本青年会議所(JC)が全面協力。強制入会ではないため、入会基準を満たす者(公式発表では58名)のうち入会の意思を示しているのは発足時点で24名。サッカーを通じた社会貢献を目指し、Jリーグ選手OB会とも連携してサッカー教室やチャリティーイベントなどを主催する予定。
 どうやらJC系の団体のようですね。深読みすると、40歳定年制の若手経営者の集まりである青年会議所と連携するのは、プロサッカー選手のセカンドキャリアを考えるといい話なのかもしれません。名蹴会に限らず、選手会やOB会などどんどん連携されてはいかがでしょうか。他にも経済団体があり、それらが集まる経済団体組織として、岡山にも岡山県経済団体連絡協議会という組織があります。全国レベルでもあるはず。

 木村社長が、「30年後はあらゆるスポーツを無料で行ける教室をやりたい」と言われていました。確か少し前に「●●年後に県下に無料のサッカー教室を作りたい」と言われていたように思いますが、当ブログ的には少し進歩した話に聞こえました。ただ、地域のあらゆるスポーツ団体と連携する「協働」ではなく、自分達で運営するという形がちょっと気になるがまぁいいや。構想もいいですが、まずは現実的に異競技「交流」を「スタート」された方がいいんじゃないと思ってみたり。
 例えばこの記事では他の多くのJクラブが継続事業として、サッカー以外の競技を主催しています。うーむまだ岡山の名前が無いですね。まずはこの辺からなのかな。
   
 その後、サッカー教室が始まりました。トップアスリート事業は、通常1時間ちょっとですが、この名蹴会の教室は2時間くらいされてたのかな。子ども達の楽しい時間が長い事はいい事ですが、山口氏がちょっときつそうな表情だったのが印象的でした。その後はサイン会でしたが、やはりちょっとお疲れモードが伝わってきました。お疲れ様です。いくらMCが山口氏は日本代表選手時代に、伝説のループシュートを決めたとか説明があっても、やはり子どもたちはピンときていないだろなぁと思いましたが、それでも目を輝かせてサインをもらう倉敷のサッカー少年たちの表情を見ると良かったなぁと思いました。

コメント
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