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Jリーグファミリーの資格74

2017-07-28 00:01:30 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 現在、成績面でかなり苦しんでおられる浦和さんですが、Jクラブとしての素晴らしい社会貢献活動の事例がサッカーキングに掲載されました。ハートフルクラブについては、当ブログでも初期にレッズランドと並んで、紹介している先進事例です。以下、抜粋して紹介。
   
【浦和のハートフルクラブがハノイ訪問、酒井友之コーチらがサッカー教室開催:サッカーキング】
 7月22日から5日間、J1浦和のハートフルクラブがベトナム(ハノイ)で「ハートフルサッカー in アジア2017 ベトナム」を開催。
〔概要〕
・共催: NPO法人 国連の友アジア-パシフィック
・協賛: 三菱重工㈱、三菱自動車工業㈱、三菱商事㈱
・後援: スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(外務省・文部科学省・日本スポーツ振興センター等)]

 ハートフルクラブは、サッカーを通して子供たちの心を育むことを目的に活動する普及組織。J1浦和は、’07年のACL出場を契機に、アジアの各国でもハートフルクラブによる「草の根国際交流」を開始。アジアでは、これまでに延べ14か国・地域の21都市を訪問。今回、ベトナムでの活動は今回が初めて。今回は、ハートフルクラブの落合キャプテン、室井コーチ、酒井コーチらが7月22日からベトナムを訪問。滞在中に現地の中学校や日本人学校、養護施設などで講話とサッカー教室を開催。滞在3日目の午前には、日本ベトナム特別大使を務める杉良太郎氏が支援するバックラー孤児院を訪問。落合キャプテンによる講話の後に、サッカー教室を実施。
 また、今回はベトナム3部フードンFCでもハートフルクラブの活動を実施。フードンFCは、今年3月からベトナム三菱自動車がオフィシャルスポンサーを務めており、若手育成に力を入れていることで有名なクラブ。
 ハートフルクラブは今年8月にタイのバンコクとチェンマイを訪問する予定。今後も日本国内のみならず、アジアの子供たちとのサッカー通じた『こころの交流』を続けていく方針。
サッカーキング該当記事:https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20170726/617842.html
   
 素晴らしい活動ですね。まさに国を挙げての国際貢献事業にJクラブが関わっていることになります。そういうのはちょっと見ませんね。浦和さんのハートフルクラブのHPを改めて観てみました。浦和さんの日頃の活動に対して、世界平和の視する貢献活動と、国連関係の国際組織が評価しているという。まさに日本を代表するJクラブです。ハートフルクラブの主な概要を以下のとおり抜粋して紹介します。

【主な活動】
①ハートフルスクール(サッカースクール)
②小学校授業サポート(小学校の体育の授業のサポート)
③ハートフルクリニック(授業・部活サポート、障がい者サッカー、サッカーキャラバン等)
④ハートフルサッカー(パートナー企業との共同企画によるサッカークリニック)
⑤ハートフルトーク(学校や公共施設訪問)
⑥ハートフルサッカーinASIA(アジア各国へ専用コーチが訪問するサッカークリニック)
⑦ハートフルサッカーin東北(東日本大震災支援プログラムの一環)
【ハートフルサッカー in ASIA】
・訪問国:
 中国、タイ、インドネシア、韓国、UAE、マレーシア、シンガポール、香港、バングラデシュ、台湾、ブータン、オーストラリア、ミャンマー
【ハートフルサッカー in 東北】
 '11~'14年まで、岩手・宮城・福島県の被災地の園児、小・中学生・高校生を対象にハートフルトークとサッカークリニックを実施。
【FOUNAPとの提携】
 FOUNAP(国連の友アジア-パシフィック)は、J1浦和のハートフルクラブによる地域社会・国際社会に対する「子供の心を育む活動」、身障者に対する取り組み等、J1浦和の行う地域社会貢献活動に対し、「世界平和に資する貢献活動」と評価。両社の提携は更なる社会貢献活動の充実を目指し締結。

 という内容でした。当ブログでも普段身の回りで出てこない言葉ばかりたくさん出てくるので、改めて「違い」を実感しました。何が100年続くであろうJ1にふさわしいクラブの価値観で、何が今は単なるブームで将来消えてしまうかもしれない価値観なのか。と、ふと個人的に感じました。まあ、浦和さんはレッズランドを作った時に、川淵チェアマンが泣いて喜んだというエピソードがあるところですから、根本的に別格です。
 数字がどうとか、観戦者アンケート結果がどうとか自らPRするような事例をネットかどこかで見かけた事がありますが、ため息が出るばかりですね。読者の皆さんの地元クラブはどうですか? 当ブログでよく登場する某黄色いチームも浦和さんに負けないくらいこういう分野では付加価値が高いです。それを柏は観客動員がうんぬんと口にする価値観がもしあれば、またため息が出そうです。
J1浦和公式HP該当ページ:http://www.urawa-reds.co.jp/heartfull/
J1浦和関連:35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

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