J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

岡山シーガルズ80

2017-07-24 00:01:39 | 岡山シーガルズ

 観戦レポです。
 昨日、ジップアリーナで開催された、岡山シーガルズのフィリピン代表チームとの公開練習・公開試合を観に行ってきました。この日は午前の公開練習と、午後の公開試合に分かれており、まずは公開練習を観に、車で向かいました。朝早いので駐車もでき、アリーナに着きましたが、人影が余りない。いつもと違う入口から入場するが、中も人影が余りいない。2Fが見学場所のようで、いわゆるゴル裏のスタンド席に座る。人数的には少なく、子どものバレー部員の子達と、望遠カメラを手にした男性ファンなど年配男性が多いかな。
   
 その後に予定があり、夜は語る会があるので、練習の始まりと途中まで観て、会場を後にする予定でしたが、道路事情で選手がなかなか到着しない。まあ、暑い日の中涼めるので余りイライラ感は無し。かなり遅れて選手到着。シーガルズの選手達の練習というより、ストレッチが始まりました。でも、これでもかというくらいに念入りに何度もやってます。これがプロのストレッチなのかなというくらいの繰り返し。でも、いいシーンもありました。腹筋で「プランク」をやってましたが、これが参考になりました。自分も贅肉落としに時々プランクをやりますが、シーガルズは通常タイプに後に、片足ずつ左右に動かずメニューでした。また、腹筋運動も両足を左右に倒したまま、体は仰向けで真っすぐやるメニュー。これは横腹が鍛えれますね。早速その晩家でやりました(笑)。
   
 すぐにフィリピン代表が登場。大きなかけ声でストレッチやダッシュなどをやってましたが、シーガルズほど細かくない。しばらくしたら、ボールを手にしていました。後から来て、先にボール練習をスタート。シーガルズはまだ延々とストレッチです。時間が来たので、その場を去る。その際にちょっと振り返って見ると、何か逆立ちやってるし・・・(苦笑)。シーガルズの練習は「部活的」な印象を持って、その場を去りました。いつまでストレッチが続いていたのかと思いながら。予定では15時からの公開試合との間に、子どものバレー教室が開催されるとか。ただ、その時間はここにはいない。早朝から夕方までずっと観て帰るファンの人も何人もいたのでしょうね。
   
 そして15時からの公開試合。やはり今回も1Fで自由に観戦できる事ができました。いわゆるバックスタンド席にフェンスが置かれていますが、アナウンスとともに1個飛ばしになるように撤去していかれました。つまり、フェンス無しの空間があるという事。ファン感とかでありますが、やはりお宝体験ですね。全日本で欠席の宮下選手以外は全員揃っていて、目の前で練習しています。本当に目の前でアタック&レシーブの練習なのですが、どうしてもボールが逸れて、観客席に飛び込んでくる。これもお宝体験。観客席にボールが入りそうになると。馴染みの選手の手が伸びてきて、失礼しまーすと、目の前の頭上で上手くボールを打ち戻していく。これもお宝体験。近かったなぁ・・・と。
   
 監督の挨拶の後に試合が始まりました。交代で全員がコートに登場させるとの事。宮下選手は全日本で欠場。しかし、いつもの距離感よりも全然近い距離感なので満喫できました。フィリピン代表ですが、全体的に岡山よりも背は高い。プレーも上手いのですが、プレーが荒くなるシーンもありました。結局4-0で岡山の完勝でした。1セットごとにコートチェンジなのですが、フィリピン代表がこっちサイドに来ると、観客もみんな向こうに移動して行かれる。替わって、フィリピンの応援団の方々がぞろぞろ来られて、ちょうどすぐ背後で熱い声援を送っていました。とにかく、皆さん陽気ですごい盛り上がりでした。ブラジルサポーターと思ってしまうくらいにとにかく明るい。
   
 この日は同士の会のメンバーさんを何人かお見かけしました。さすが、スポーツ文化の造詣が深い方々。当ブログと同じく、スポーツはJ2岡山しか見ないという価値観はありません。K口氏は、「今出ているメンバーは、東京世代ですよね。この中から出て欲しいのでしょう」と深い解説をいただきました。フィリピン代表は世界ランク79位で、8月に自国開催されるアジア選手権に出場し、東京五輪出場を目指すようです。この日は岡山市長も出席していましたが、国際交流が図れたようですね。
   
 今朝の山陽新聞朝刊の「岡山で合宿中の比代表 シーガルズと親善試合」というタイトルの記事の抜粋です。
 岡山市内で合宿しているバレー女子フィリピン代表が22日、ジップアリーナで岡山シーガルズと親善試合を実施。選手交代自由の4セットを実施し、フィリピンは積極的に攻めたものの、シーガルズの堅守や、コンビネーションに苦しみ、3セットを続けて落とし、第4セットも終盤まで競り合ったが及ばず。試合は一般公開され、約500人が観戦。岡山在住のフィリピン人や視察の来岡した比外相らが応援。
 シーガルズとの合同練習も行っており、強化試合は17~25日の予定。受け入れは岡山市が2020東京五輪の事前キャンプ誘致活動の一環。自国開催のアジア女子選手権に向けて強化したいフィリピンから打診があった日本協会の紹介で、シーガルズや県バレー協会と連携して実現。
   
 試合後、監督と両主将から挨拶。サインボールの投げ入れが行われてお開きになりました。その後にいいシーンを見る事ができました。シーガルズの選手達が一度控室に戻って、ユニフォームをフィリピンの選手達にプレゼントしているのです。フィリピンの選手は大喜び。その後は国際交流です。仲良く混じって記念撮影を撮ったりと、しまいには関係者なのかファンなのかわかりませんが、選手以外の人も加わって記念写真です。両チームの選手ともに盛り上がっていました。名残惜しいでしょうね。
   
 宮下選手がいなくて残念~という声も横から聞こえましたが、今、宮下選手は全日本で苦闘している事を当ブログは知っています。DAZNでもFIVBワールドグランプリを観ていますが、中田ジャパンが最初苦戦していましたが、ここ数試合は接戦をものにしています。調子が上向いてきましたが、コートには宮下選手の姿はありません。今日のロシア戦ではずっと日立の佐藤選手がセッターやってました。東京五輪向けて盤石だった全日本セッターの座が、中田監督に替わってあっさり取り上げれたのです。宮下選手、ぜひ取り戻して欲しいですね。これでもし、代表から漏れてしまうと、岡山からサッカーとバレーで日本代表選手がいなくなってしまうので。

 話は変わり、今日Cスタで開催されたファジのホーム山口戦に行ってきました。その模様は明日。

コメント
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