J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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下部組織について33 【J特】

2013-02-15 00:02:46 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 山陽新聞の「つかめJ1昇格 ファジアーノ」という連載特集記事の紹介なのですが、中身はJ1広島の事例紹介になります。J1広島の織田強化部長への「選手育成、強化方針」についてのインタビュー記事です。以下、抜粋して紹介。
          
-日本人登録選手24人のうち9人が自前の育成選手
 全身のマツダ時代からぶれなく育成に力を入れてきた事がJ1優勝の成果。
-Jリーグ発足以前から、他クラブに先駆けて選手育成に取り組んできた。
 かつて地方チームは、関東・関西の有望選手の獲得が難しく、地元出身で関東の大学へ行った選手ですら呼び戻すのは困難だったので、高卒選手を手元で育てていく方向性に。
-Jリーグ発足翌年'94年にユース専用寮をいち早く整備
 市の協力もあり、有望選手を集める事が可能になったが、実力のある選手が揃うまでにはある程度の時間を要した。育てた選手がプロで活躍したり、ユース自体が強豪になって広く認知され、優秀な選手が集まるようになった。
-チームの補強は?
 「攻撃サッカー」スタイルが補強に好影響を与えている。ユースはトップチームと同じ方針で一貫指導のため、育成選手がトップ入りすれば、チーム戦術を理解しやすい。
-攻撃サッカーを作ったのはペトロビッチ前監督
 '07年にJ2降格しても監督を替えなかったのが良かった。前監督に任せ続けた事で、攻撃サッカーが構築され、他チームの有力選手が「いいサッカー」と広島へ目を向けるようになった。ぶれない姿勢が大事。
-岡山など地方クラブが一番に取り組むべき事は?
 育成には長い時間がかかる。その間、トップチームが人を引き付けるサッカーをする事が重要。チームに入りたいという子どもが増えれば大きな前進。この流れを継承し、魅力あるプレースタイルを確立していけば、育成型クラブとしての道筋が見えてくる。

 まず、思うのは育成型クラブの強化最高責任者(強化部長やGM等)は、サッカー経験者であるべきなのかもしれないという事。J1柏の吉田ダイレクターも実は元選手。J1広島の織田部長も元選手。サッカーの経験がない人よりもいいのかもしれないと。それがアカデミー出身であれば、完璧かなとちょっと思いました。また、一つのクラブでずっと来ている人もいいですが、メジャークラブである程度経験を積んできた人材も重要かもしれません。これは、他の部分(役員とか)でも言える事かもしれないと、思ったりもしました。

コメント
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