J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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東日本大震災復興支援について

2013-02-02 01:09:15 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 事例紹介コラムです。
 やはり鳥取さんはすごい。当ブログで触れる付加価値のこういう部分では、中四国№1だと実感します。人口も少なく、交通環境も悪く、親会社のない市民クラブで、昨年はJFL降格危機を迎えながら、こういった活動をしっかりされていた事は、レベルの違いを感じます。まさにJリーグクラブらしいJリーグクラブだと、本当に実感するし、そういうクラブを応援できる鳥取のファン・サポーターをうらやましく思います。
   
 2012年12月31日までの鳥取プロジェクトTシャツ販売による収益を、先日行われた「東北人魂サッカーフェスティバルin塩釜」の実施資金として活用するため、東北人魂の発起人メンバーへ目録贈呈。今後も在庫販売を実施し、収益が出た場合は、東北人魂の関連イベントで活用されるとか。

【Tシャツ販売枚数】
■約250枚 (現在もインターネットで販売中)
【東北人魂サッカーフェスティバル概要】
■塩釜会場 2013年1月4日(金) 塩釜FC 伊保石グラウンド

【東北人魂 鳥取プロジェクトについて】
 「東北人魂」の関連プロジェクト。東北人魂会員の奥山選手(鳥取)を中心に、被災地より遠く離れた鳥取からでも支援できることはないか、と言う想いで2011年11月に発足。チャリティTシャツ販売の収益で奥山選手の出身チームである、塩釜FC(宮城県)を始め、東北の後輩たちがのびのびとサッカーを楽しめる一助とするための活動を実施。
 収益は全て「東北人魂」の口座で管理し、同会の趣旨に沿って活用。特に、デザインについては、奥山の意見を取り入れ、鳥取県デザイナー協会会長の植木誠氏が担当。
東北人魂公式HP:http://tohokujin-spirit.com/
鳥取プロジェクト(FACEBOOK):http://www.facebook.com/tottoriproject

【東北人魂 発起人代表 小笠原満男選手コメント】
ガイナーレ鳥取サポーターの皆さま
 鹿島アントラーズ所属、東北人魂・岩手県発起人の小笠原満男です。
一昨年より本会の会員選手の1人である奥山泰裕選手が発起人の鳥取プロジェクトにご協力いただき、誠にありがとうございました。
皆さまがご購入してくださった、鳥取プロジェクトのチャリティーTシャツですが、その収益の一部は、1月4日に塩釜FCと一緒に開催した東北人魂サッカーフェスティバル in 塩釜の運営費に充当させていただきました。
 ご存知の通り、塩釜FCは奥山選手の出身クラブであり、他にも遠藤康選手(鹿島アントラーズ)、佐々木勇人選手(ベガルタ仙台)とOBに現役Jリーガーが3名もいる東北の名門クラブです。今回、会員みんなでこの塩釜を訪れ、イベントが出来たことは奥山選手だけではなく、僕たちにとっても大変嬉しいことでした。皆さまのご協力があってこそ、このイベントが実現したわけで本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも奥山選手、そして僕たち東北人魂を何とぞよろしくお願いいたします。
東北人魂・岩手県発起人 鹿島アントラーズ 小笠原満男

 東北人魂公式HPを観ると、鳥取プロジェクトに加えて何と、広島プロジェクトもあるのです。JFL福島と連携されているようですが、何か寂しさというか空しさを感じました。ちなみに鳥取プロジェクトで販売しているTシャツはちゃんと買って持っています。一昨年の暮に嶋くんが買ってきてくれたのです。そういえば、今年のアウェー鳥取戦は参戦しやすい日程のようです。行くぞ!
 こういう震災復興支援というのも、もう3年目という事で薄れていきがちですが、J1川崎を筆頭に「継続事業」として頑張っているクラブがいくつかあります。それらのクラブこそ、「Jリーグクラブ」だと思います。順位が良ければいい、J1を目指せる位置にいればいい、それだけでは100年続く事はないでしょう。社会的使命を持って、地域に根差してこそJリーグクラブ。サッカーだけしているのは単なるサッカーマシン。地域に広く根が張れないと、調子のいい時は良くても、少しでも陰りが出てきたら、あっという間に飽きられるでしょう。あくまで一般的な話ですが。
東北人魂広島プロジェクトページ:http://tohokujin-spirit.com/news/information/20121215399.html
 〃    鳥取プロジェクトページ:http://tohokujin-spirit.com/news/information/20111102278.html

コメント
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