読者の皆さま 明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします。
さあ、新しい1年が始まりました。何といっても今年は五輪イヤーです。さて、今年は読者の皆さんにとってどんな年になるのでしょうかか。五輪チケットはゲットできましたか? 後日触れますが、当ブログにとっても五輪イヤーになりました。今日から始まるこの1年を思い描きながら、一つ一つ触れてみましょう。
去年まではJ2岡山を中心に語りましたが、今回は岡山のプロスポーツ全体で語りたいです。まずは地元ファジアーノ岡山。昨季はもう一歩プレーオフの6位に手が届かずの9位でした。観客動員は再び盛り返しましたが、当ブログとしては首をかしげるシーンもあったかなと。
当ブログでは、J1昇格についてはJ2優勝しかないとずっと思っています。なぜ参入プレーオフが始まったか、それはプレーオフ昇格組の多くが余りにも弱く、J1に場違いな成績だったから。J1の16位に勝つよりもJ2で優勝するくらいでないと、J1最少勝利数記録を作って恥をかいて、J2に舞い戻ってくる事になるのではないかと。岡山はJ2の1年目で最下位だった事もあり、プレーオフからJ1に上がっても同じ状況ではないかと思い描いてしまいます。
昨季、個人的に一つ気になったのが「ディスカウント」企画。新元号特別企画で来場者全員に招待するという企画がありましたが、見方を変えればタダ券提供です。まぁ一度きりの特別企画なんだろと思っていたら、もう1回(今度は2試合観戦が条件)されました。招待券自体はテーマに沿ったものならまだいいが、「全員」というのがアカンかなと。木村前社長から引き継がれているはずの価値観で、北川社長が口にされたクラブの決意に対して、ちょっと違和感を感じています。元旦なのでこの辺にしておきますが、さぁ今季はどうされるのか注目したいと思います。
他のチームにも注目しています。シーガルズはずっと頑張っておられるとして、昨季からボランティア参加して、中の様子もよくわかってきた2チームですね。新しい1部のチーム、岡山リベッツも頑張って欲しいですが、当ブログとしては特にトライフープ岡山にも頑張って欲しいと思います。県民クラブとして県下で幅広く試合興行を行い、しっかり各地で地域貢献活動をされています。価値観も当ブログに近い。今季は更に社会貢献活動が充実するのではないかと期待しています。
いろいろな方面から届く情報では、J2岡山は少しずつ地域に根が張れていっているようです。成績など数字は水もの。文化は歴史。更に地域の宝となる、地域に根差した公共財、そういう部分でJ1にふさわしいクラブに少しでも近づいて欲しいですね。J2岡山が進んでいる部分、もう少し頑張って欲しい部分があると以前に書いていますが、進んでいる部分は、読者の皆さんも十分ご存知のために省略し、もう少し頑張って欲しい部分を昨年に引き続いて、「Jクラブの付加価値」項目に沿って紹介させていただきます。今回から他のチームにもリンクさせたいと思います。
①後援会(動き無し)
クラブ主催のファン・サポーターの集まりはオフィシャルファンクラブで、クラブ主導の運営になりますが、後援会組織は地域の支援者の集合体で、支援者が独自性を持って自主運営し、ヒトとカネの両面でサポートできる独立組織です。よそのクラブの後援会状況は下のリンクどおりです。J1サポに言うと、「えっ、岡山無いの?」といつも不思議がられます。後援会ができて初めて、J1ふさわしいクラブになると個人的には思っています。岡山も地域のVIPな方を会長に招聘して、川崎さんのようにオフィシャルファンクラブを発展させて結成されてはいかがでしょうか。また、全クラブ調査記事を書きます。
また、Bリーグでも調べてみたら、お隣の広島さんなど思ったよりも多くのクラブ(B1多い)で組織されていました。また、全クラブチェック記事やります。提案もさせてもらいましたが、B3岡山でもぜひ他のクラブに先駆けて後援会を作って欲しいですね。シーガルズにはそれに近い組織が一応ありますね。
後援会関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607
②情報開示及び情報発信(公式HPのレベルアップ、見える化)
公式HPの改革ですかね。経営面では、株主名簿や役員名簿を掲載しているところがほとんどです。また、特に「ホームタウン活動」ページは2013年からフリーズしたままです。他にも旧HPと違って、ニュース一覧はトピックス状態で、最新ニュースはもう1回クリックしなければ出てこない状況。SNSのアイコンですが、他のクラブは公式SNSにそのまま飛びますが、こちらはシェアというもので、下に別にリンクバナーを貼られています。情報発信力についてはまだまだJクラブの中で劣っている方ではないでしょうか。
他のクラブについては、SNS頑張っていると思います。リベッツももう少し発信が早くなれば、もっといいでしょう。シーガルズも最近SNSを強化しましたね。B3岡山は動画もしっかりあり、一番手だと思います。
経営情報関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140716
湘南・松本との公式HP比較関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161009
③異競技交流及び他のスポーツチームとの連携(動き無し)
J2岡山でシーガルズなど他のスポーツチームとの連携は、募金活動以外では見られませんでした。岡山県の東西南北の隣県は何かしらやっています。あと、異競技交流といえば、Jリーグの「地域スポーツ振興活動」ですね。他は主なところは昔からされていますが、そろそろJ2岡山も手を挙げてはいかがでしょうか。今はチアリーディングしか無いようですが。あと、NPO法人 岡山ヒューマンスポーツクラブももっと活用されてはいかがでしょうか。
B3岡山の比留木GMがそういう動きをやりたいと言われていたと思いますが、どこが音頭を取ってもいいと思います。何も無いのが問題。本来ならば岡山県なり、行政側が土台を作るべきなのかもしれませんが、県民性もあるのかな。何でしたら屋内競技クラブだけで組んでもいいのではないでしょうか。まず観たいのは山雅さんのように、お互いのマスコットがハーフタイムに登場するとか。お互いのハーフタイムに、チームのPRコーナーを設けるというアイディアはどうでしょうか。
異競技交流(Jリーグ「地域スポーツ振興活動および介護予防事業」)関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190315
④サポートショップ(協賛店)制度(動き無し)
FC会員証の提示で、何かサービスを受けられるサービスで、サポショ(サポートショップ)はクラブの情報発信基地の一つになり、商店街との連携で街そのものがサポートタウンとなります。当ブログでは、三位一体の支援に続く第4極が、商店・商店街と認識しています。現在、奉還町商店街と連携事業を行っていますが、表町など岡山市内の他の商店街とも連携されてはいかがでしょうか。すぐに川崎さんのレベルには達する事ができなくても、サポショ自体を始めたらいいと思います。J1、J2を通して何もやった事がないのは岡山くらいになってきましたね。
先日、某商店街のある方に立ち話で、奉還町ばかりなのでこちらも何かと、ちょっとつついてみた事がありますが、そういう発想というか意識というか低かった印象でした。他県ではあれほど実施されているのに、岡山はなぜ?と不思議に思いました。Jに限らず、どんな競技で実施はありだと思います。先日も岡大サークル「SCop」が奉還町でチャレンジしていましたね。この辺りも「J1にふさわしい」部分ではないかと個人的には思っています。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190826
⑤サポーターカンファレンス(今のところ、2015年シーズンのみ1回開催)
多くのJクラブでもやっている「義務」のような事業です。少し前にホーム最終戦直後に開催されましたが、以後開催されていないので、ここに挙げました。まさか、単発事業で終わるとは思えないし、手厳しい声が出るのは、どこのクラブでもある風景であり、それを嫌がった訳でもないでしょう。チャレンジ1のファン・サポーター向けの報告と、新シーズンに向けての説明をやるべきではないですかと個人的に言いたいです。
実は他の新2チームにも「ファンの集い」という形で提案しています。カンファレンスではなく、交流会という形で。ファン・サポーターはエンドユーザー。顧客本位でも物を考えられないところに進化は無いと個人的に思っています。まずは同じテーブルに座らせて欲しいですね。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/e/904dde01359f08bb808b7bba9dfa74c4
⑥選手による地域・社会貢献活動(更に頑張って欲しいです)
数年前から素晴らしい貢献活動が始まっています。「岡山市内全小学校への全選手一斉訪問」です。岡山市内の全小学校での実施を目指すとともに、岡山県全域の子どもたちが、選手とふれ合う機会をつくることを目指すという事ですが、将来県北に回るとなると、いろいろ段取りが大変になるでしょうが、継続事業としてぜひやり遂げてください。
選手はクラブの主力商品であり、夢を与える存在。コーチはあくまで脇役なので、技術はある程度与えられても夢まではしんどいか。シーガルズはばっちりですね。他の2クラブもぜひ選手派遣をお願いしたいです。リベッツは普段選手が岡山にいないので、白神監督の出番ですが、有田選手とか。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171022
元旦のTV番組も、ラグビー日本代表がガンガン出ていました。サッカーでは今までここまでは無かったのでは。ラグビーをPRするために、とにかく出演するという姿勢は、サッカー界も見習って欲しいですね。岡山には来ないでしょうが、ラグビーのプロ化という話もあります。それにひきかえサッカー日本代表の人気の低下が囁かれています。五輪イヤーなのに。
とにかく、当ブログでは今年も地元岡山のスポーツチームを応援していきたいと思います。本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。