J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

草の根運動39

2018-01-01 15:04:13 | 草の根運動

読者の皆さま 明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします。

 また新しい1年がやって来ました。大晦日の昨日は曇天でしたが、元旦は気持ちのいい晴天でした。さて、今年は読者の皆さんのとってどんな年になるのでしょうか。この1年を思い描きながら、一つ一つ触れてみましょう。まずは地元ファジアーノ。もう一息でJ1昇格だった一昨年に比べて昨年は13位フィニッシュでした。選手がガラッと変わり、いろいろと入団選手が出ていますが、どうなのでしょうか。当ブログの近回りでも様々な論調です。2016年が一番J1に近づいた年だったとならないよう、J1にふさわしい地力をつけて、ぜひJ2優勝で自動昇格して欲しいと思います。同時に地域の宝となる地域に根差した公共財に少しでも近づいて欲しいですね。J2岡山が進んでいる部分、遅れている部分があると以前に書いていますが、進んでいる部分は、読者の皆さんも十分ご存知のために省略し、少し遅れているのではないかと当ブログで思われる部分を昨年に引き続いて、「Jクラブの付加価値」項目に沿って紹介させていただきます。
    
後援会(動き無し)
 クラブ主催のファン・サポーターの集まりはオフィシャルファンクラブで、クラブ主導の運営になりますが、後援会組織は地域の支援者の集合体で、支援者が独自性を持って自主運営し、ヒトとカネの両面でサポートできる独立組織です。よそのクラブの後援会状況は下のリンクどおりです。J1サポに言うと、「えっ、岡山無いの?」といつも不思議がられます。後援会ができて初めて、J1ふさわしいクラブになると個人的には思っています。岡山も地域のVIPな方を会長に招聘して、川崎さんのようにオフィシャルファンクラブを発展させて結成されてはいかがでしょうか。
後援会関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607

②情報開示及び情報発信(公式ツイッターの開設以外は動き無し)
 経営面では、株主名簿や役員名簿を掲載しているところがほとんどです。また、一昨季リニューアルされた公式HPですが、特に「ホームタウン活動」ページは2013年からフリーズしたままです。他にも旧HPと違って、ニュース一覧はトピックス状態で、最新ニュースはもう1回クリックしなければ出てこない状況。SNSのアイコンですが、他のクラブは公式SNSにそのまま飛びますが、こちらはシェアというもので、下に別にリンクバナーを貼られています。3大SNSのうち、公式ツイッターがやっとできましたが、他の2つはまだですね。情報発信力についてはまだまだJクラブの中で劣っている方ではないでしょうか。
経営情報関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140716
公式SNS関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170730
湘南・松本との公式HP比較関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161009

    
選手による地域・社会貢献活動(ある程度増加)
 昨季は素晴らしい貢献活動が始まりました。「岡山市内全小学校への全選手一斉訪問」です。岡山市内の全小学校での実施を目指すとともに、岡山県全域の子どもたちが、選手とふれ合う機会をつくることを目指すという事ですが、将来県北に回るとなると、いろいろ段取りが大変になるでしょうが、継続事業としてぜひやり遂げてください。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171022

④異競技交流及び他のスポーツチームとの連携(動き無し)
 県が音頭を取ってもいい事業で、昨年もベル、シーガルズなど他のスポーツチームとの連携は見られませんでした。岡山県の東西南北の隣県は何かしらやっています。あと、異競技交流といえば、Jリーグの「地域スポーツ振興活動」ですね。他は主なところは昔からされていますが、そろそろ岡山も手を挙げてはいかがでしょうか。今はチアリーディングしか無いようですが。あと、NPO法人 岡山ヒューマンスポーツクラブももっと活用されてはいかがでしょうか。
異競技交流(Jリーグ「地域スポーツ振興活動および介護予防事業」)関連: http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160124

⑤サポートショップ(協賛店)制度(動き無し)
 FC会員証の提示で、何かサービスを受けられるサービスで、サポショ(サポートショップ)はクラブの情報発信基地の一つになり、商店街との連携で街そのものがサポートタウンとなります。当ブログでは、三位一体の支援に続く第4極が、商店・商店街と認識しています。現在、奉還町商店街と連携事業を行っていますが、表町など岡山市内の他の商店街とも連携されてはいかがでしょうか。すぐに川崎さんのレベルには達する事ができなくても、サポショ自体を始めたらいいと思います。J1、J2を通して何もやった事がないのは岡山くらいになってきましたね。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150512

⑥サポーターカンファレンス(今のところ、2015年シーズンのみ1回開催)
 多くのJクラブでもやっている「義務」のような事業です。一昨年にホーム最終戦直後に開催されましたが、以後開催されていないので、ここに挙げました。まさか、単発事業で終わるとは思えないし、手厳しい声が出るのは、どこのクラブでもある風景であり、それを嫌がった訳でもないでしょう。チャレンジ1のファン・サポーター向けの報告と、新シーズンに向けての説明をやるべきではないですかと個人的に言いたいです。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/e/904dde01359f08bb808b7bba9dfa74c4

 他にも、山口さんのようにホームタウン活動の強化も理想ですが、そんなに簡単にできるものでもありません。時々山口さんの公式HPを覗きに行きますが、どんどん進化してどんどん遠くへ離されている印象です。岡山のキックオフイベントは進化しましたね。この調子で頑張って欲しいと思います。上に上げた項目は、よその多くのクラブができている事ばかりです。特にJ1クラブはこれらができていないところはほとんど無いと思うし、最近こういう事がほとんど(②の一部分以外を除く)できているのが、当ブログで良く出るJ1柏である事に気づきました。成績や数字を除いた部分での「J1にふさわしい」クラブに少しでも近づくためにも、こういう、成績でも数字でもない「スタンダード」を身に付けて欲しいと思います。本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。


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