kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

お別れ

2009-11-17 | Weblog
いつかお別れすることはわかっています。

これまでも多くの別れを繰り返してきました。

その度に涙を流し、胸に花を飾ってきました。

夫々の方との在りし日の姿は、今もなお私の中で生き続け、

事あるごとに私の側で優しい笑顔を向けてくれています。



昨日 親しい方の訃報を受けました。

環境的に大げさに驚くことはありませんが、

家族で付き合いがあったので、落胆の色は隠せません。

未だに信じられず、家族の方から頂いた受話器の向こうからの知らせに、

まっちゃんは冷静さを取り戻すのに時間がかかったようです。


寺の行事にも積極的に協力下さり、自身も僧侶という立場を遂行し、

ここから遠くは慣れた地の寺の住職として、

多くの方々の心と寄り添う道を歩んでおられたのです。

そして、その後を息子さんが受け継ぐという明るい報告も受けたばかりでした。

もともと持病がおありだったようですが、

体の続く限り遠地での法務、只只頭が下がります。

そんな矢先の今回の知らせに、家族の心痛を感慨みますと、

言葉にできません。

本日 まっちゃんとお見舞いに行ってきます。

知らなかった事とはいえ、

予てより病の身を見舞う余裕がなかったことを詫び、

在りし日の厚情に手を会わせさせて頂きたいと思います。