kasaruの今日も有り難う

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岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

悲しい出来事

2009-08-19 | Weblog
毎年 水難事故のニュースが後を絶ちません。

特に今年の夏の水難事故は502件、死者261人で、

このうち中学生以下の事故は110件、死者17人。

特に6月から8月までの3ヶ月間で、

年間の水難発生件数の過半数(51.5%)を占めているそうです。

ここ数日茨城県の海での死亡事故報道が相次ぎ、

本日も悲しい出来事が・・・

ご存知の方もいるかと思いますが、大子町の河川で、

小学4年生と5年生の児童が溺れて亡くなりました。

民間の学童クラブのキャンプ中の出来事だったようで、

しかも、同じひたちなか市内の子どもの犠牲ということ、

また、大子という慣れ親しんだ場所での惨劇に言葉もありません。

我が家は時々記しておりますが、

生きている母の遺言で、

「海・川に入らなければ死なない」という言葉を真摯に受け止め、

あまり水は好きではないことも手伝って、

今まで出掛けたことはありません。(大きい声で言いませんが・・)

毎日どこかで水難事故のニュースを耳にすると、

あながち母の言うことは間違っていないような気がしています。

少々偏った考え方ではありますが・・・

一瞬の間が尊い命を奪う出来事を沢山見聞きしているにもかかわらず、

こんな結果になってしまうこと、残念でなりません。

『後悔先に立たず』

途絶えた命を何人たりとも蘇らせることはできません。

命に対して安易に考えているとは思いませんが、

自分自身の命を、ましてや他人の命を預かる重責は、

今一度肝に銘じなければなりません。

夏休み半ばで尊い命が失われた事実は母親の立場からも痛恨の極みです。

どうか、先に逝く命も、残された命も安らかな時間を持てますように。。。。

水難事故ばかりが気をつけなければならないことではありませんが、

残りの夏休みこれ以上の犠牲者がでないことを願っています。