kasaruの今日も有り難う

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サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

後の祭り?

2008-10-18 | Weblog
相撲界の八百長騒動は泥沼化していますね。

何でもそうでうすが、その時言わなければ

後の祭りです。

状況によってはその時言えない空気もあり、

また身の保証も確約出来ないので、口を閉ざすことの方が多く、

波風を立てずに穏便に・・・

そういう場面て結構あります。

誰もが経験していると思います。

でも それって自分の気持ちにとってどうなのか?

時々考えることがあります。

「言ったもん勝ち!!」「声を荒げたもん勝ち!」の

風潮がまかり通り、言いたくても上手に伝えられない人は

いつだって自分の意見を飲み込み、

「ま!いいかっ!?」と思い始めます。

そして そこにいることさえ選ばなくなっていきます。

今回の騒動だって本来は疑いが上がった時に、

確実に立証しなければ進まない問題です。

確かに証拠があれば事実として白日の下に広げることは

重要だと思いますが、又聞きは証拠にはなりません。

世の自分に対するウワサもそうです。

ネット社会がもたらす、誹謗中傷で消えていく命がある事実、

本当は無視することが一番なのですが、

そういうことだけ以上に反応してしまう、

人って弱い生きものです。

何事も自分自身が見聞きした現実だけを受け止め対処する、

曖昧なウワサを受けず、真しやかに他人に流さない。

それが良い人ってもんです。

でも、直ぐに言ってもどうしようもない現実は沢山ありますが・・

何事も真面目に生きていくことが大事ですね。