kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

自主回収?要請・・

2008-10-03 | Weblog
「コンニャクゼリー」での事故を受け自主回収の要請が出た。

我が家も私とまっちゃん以外は

結構好きでかなり消費している。

かおるの小さい頃は一口以下に切り分け食べさせたものだが、

今の消費者は自己防衛が出来ないのだろうか?

目の前に大きな穴があれば回避するか、

引き返すか?考えそうなものだが、

枯れ葉などで隠して作った

誰も分からない落とし穴じゃないのだから、

落ちました!!ケガしました!!責任とれ!!

では判断を見誤った自分の落ち度はないのか?

確かに危険と思われるものも沢山あるが、

それを一つ一つ検証し、万人に合わせることは、

不可能に近いと思う。

それに自然なものなどは予見も難しい。

生命力を固持すること。

物に触れて・見て・聞いて・感じて・・・

自分自身の五感と第六感を活動させ、感知することは、

動物として最低の能力だ。

右も左も分からない子どもならともかく、

とりあえず社会に出てある程度の時間を費やしてきた人が、

目の前のものが危険な物かどうかの判断が付かないとなると、

とても悲しいことだと思う。

その判断も個人的判断であるが、

一瞬の判断ミスは誰もあること、

そのこと自体は誰も攻められるべきことではないが、

今や消費期限や

賞味期限という印字されたものに便り過ぎる傾向は、

提供されたもの、自然にあるものを各々判断し、

見極めて生きていく力が低下させているのではと思う。

私自身だって今まで何事も無く過ごしてきた訳ではない、

文明の進歩は便利なようだが、

同時に無くしていくものも大きいようだ・・・

亡くなった方には心から哀悼の意を表するが、

もう一度考えるべき事柄のような気がする。。。