kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

涙・・・

2006-12-23 | Weblog
涙をこらえるその後ろ姿は あまりにも儚く

そのまま消え入りそうだったのです。

かおると同じの後輩 部の1年生のお兄さんが

20年というこの世での寿命を全うされました。

兄弟3人の一番上。

車と音楽をこよなく愛し、

18歳で発症した病を家族と共に懸命に向き合っている

そんな中での出来事でした。

直接お会いする機会はありませんでしたが、

お母様はサッカー部1年の後援会役員として、

家庭の気配を微塵も出さず、常に他のお母さん方と

先頭にたち 子どもたの為に懸命に応援する

そんな 明るい方です。

訃報を聞き 同じ人の親として、母として

胸の締め付けられる思いでした。

子どもに先立たれる親の心中 

計り知れるところではございません。

途切れることの無い弔問者の多さが、

当人と家族の人徳の成すところと、

そして

たくさんの愛が支えているのだと肌で感じてまいりました。

溢れる涙は涸れること無く、

恋しい思いは募るばかり。。。

消えることの無い 親としての後悔を背負いながらも

残された子どもと共に亡き人の分も

これからも前に歩んで欲しい そう願わずにはいられません。

それぞれが念(おも)う合掌は、
必ず届いていますよね??