kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

学校新聞に寄せる

2006-12-19 | Weblog
 大人と言われる私たち。

私たちも子どもの時代がありました。

そのことを忘れてしまい、

いつの間にか一人で大きくなったような顔をして生きています。

大人も・子ども全ての人は許されて生きているとおもうのです。

そして、誰かに認めてもらいたい、頷いてもらいたい、

見ていてもらいたい、そう願って生きています。

私なんて寝てる間も思っています。

子どもを授かるということは認め合った結果だと思うのです。
(今の情況は別として・・・)

自分が優しくされたいと思う以上に、

この世に生を受けて

まだ自分の人生の半分も経っていない子どもたちは

尚更優しい心を求めています。

優しさがヒトを育てていると言っても過言ではありませんね。

自分が受けた生い立ちの幸せな部分を選んで与えながら、

個人の欲を優先させず、感情をコントロールして

家族として営むことを楽しみたいと思います。

認めてもらいたいと思ったら

先ず相手を認めることからが大事ですよね。

目を見て語り合うこと、息遣いに心配ること、

そして自分自身を知ること。

一度しかない人生の出来事を

何度となくやり直すことがあっても、

許し合い今を生きることは無駄ではないと思うのです。

今一度家族になったこと、

親子となったことを愛惜しんでみませんか?

せっかく出会ったのですから・・・
 
必ず訪れる最後の時に「有り難う」と言って

お別れ出来る生き方を目指して。

年3回 学期事に役員が出す『かわら版』

中学2年生の保護者向けに

限られた紙面で思ったことを記すことは、

責任重大だと思っています。

行事報告に終始せず読み手と共に気づくことを

感じていたいと思っています。

如何ですか?

何気なく流されて行く時間に、

立ち止まることがあっても良いですよね。。。