こんばんは。尼崎の税理士・行政書士の笠原です。最近はすっかり朝夕が涼しくなりましたね。本日は、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」の本をご紹介したいと思います。
ドラッガーの『マネージメント』は、みなさんご存知でしょうか?もう三十年以上も前に書かれた本なんですが、今でも売れ続けているロングセラー。マネージメントについて書かれた本の中で、最も有名で、世界で一番読まれた本であります。マネージメント【management】とは、管理 処理 経営 のことを意味します。
野球部の女子マネージャーの主人公みなみが、ドラッガーの経営書『マネージメント』とふとしたことで出会います。その『マネージメント』を読み進めていくうちに、野球部をいう組織を強くしていくためにドラッガーの『マネージメント』が役立つことに気づきます。都内の無名の野球部が甲子園出場まで果たすストーリーとなっています。
野球部の組織の位置づけの定義とは?野球部は野球をするだけの組織ではなく、顧客に感動を与えるための組織というのが、野球部の定義だったなど、この『マネージメント』の本を通じてみなみは、野球部を甲子園に導くための勉強をはじめた。
顧客とは?顧客とは、野球部員の親、先生、学校、東京都、東京都民、高校野球連盟、高校野球ファンまで高校野球に携わるほとんど全ての人を、顧客と定義しました。
そのほかに、
人を生かす。⇒人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は最大の資産である。
イノベーション。⇒これまでの常識を捨て、新しい価値を打ち立てること。
組織の規模。⇒組織には、それ以下では存続できないという最小規模の限界が産業別、市場別にある。逆に、それを超えると、いかにマネジメントしょうとも繁栄を続けられなくなるという最大規模の限界がある。市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である。
上述の本を通じて、企業経営の何かのヒントになればと思いご紹介させていただきました。
会計事務所にもイノベーションが必要であると日々痛感しております。電子申告など、IT戦略を打ち立てて業務に取り組んでいきます。
税金、会計、経営、会社設立、確定申告、ITのことなら笠原会計事務所までお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。http://www12.ocn.ne.jp/~zeirishi/