こんばんは。尼崎の税理士・行政書士の笠原です。本日は、「会計で会社を強くする」TKC出版の書籍をご紹介させていただきます。
「会計でなぜ会社が強くなるのか?」という疑問をお持ちの方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
会社の決算書はもともと「倒産防止策」だった!!
この書籍では、まず決算書は、「外部の金融機関や税務署に報告するために作成するというのは誤解」ということが記載されています。
その答えを歴史的な変遷で説明されていました。フランスのルイ14世の時代、フランスでは企業倒産が続発していました。そこで、「1673年商事王令」という法典で、「破産時に帳簿を裁判所に提示できなかった者は処刑に処す」という厳しい罰則があり、実際に帳簿を裁判所に提出できない者を死刑執行しているから驚きです。
「倒産を防止し、勝ち残る経営には、正しい記帳と決算書の作成が不可欠であること」
「決算書は誰に報告するものでもない、倒産を防止するために経営者が自らに報告するために作成するものである」。このような会計に対する理解が深まれば、財務基盤が強化され「会計で会社が強くなる」ということができます。
「会計力」を身につけて、財務基盤の強化を図りましょう。
会計、税務相談、記帳のことなら笠原会計事務所までお気軽にご相談ください。
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